●カエルの合唱


このお話は、昨日のブログ(●しゃべれなくなった子供)の続きです。


従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11030609437.html


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■















































「息子がしゃべれなくなった」という相談が舞い込んだ。


医者に行っても原因が分らず、


奥さんは、霊が関係しているのでしょうか?と心配する。


8月からしゃべれなくなったという。


今から約1ヶ月半前だった。


もし、息子さんがしゃべれなくなったのが、


霊的な原因によるものなら、


その8月か、その前当たりに何か起きている場合が多いはずだ。





すると、丁度その時、引越したという。


東京からここ千葉に引越してきたのだった。


引越す前は、普通の子供で、


引越してから、口がきけなくなった。


また、東京から連れてきたペットの犬が死んだという。


犬も死んでたのかぁ。


「なんか、引越してから、悪い事が起きていますよね。」


私は、引越しと息子さんの現象が偶然とは思えなかった。


これは、土地が絡んでいるのではないかという直感である。


3日後、彼女から再び電話があった。


家を建てる前の、土地の状況が分ったというのだ。












彼女いわく、


夫は知らなかったので、売主の地主さんに教えてもらったという。


すると、そこはお墓とか、焼き場とか、そういういわくがある場所ではないという。





「そうですか、では何だったんですか?」








「雑木林と小さい池があったそうです。」と彼女。



「池? ですか。」






私は、ちょっと考えて、


迷ったが、彼女には聞かなかった。









池か。


池で誰か溺れて亡くなったとか、聞いてなかかなぁ。



まぁ、聞いてもしょうがないな。


彼女を怖がらせるだけだろう。






池で誰か亡くなっていても、地主さんは彼女には言わないだろうしな。







昔、池だった所に、家を建てて、


犬が死んで、


子供がしゃべれなくなった。







ちょっとした恐怖マンガなら、



実は、ここは昔、池だったのでした。


そして、その池は丁度、犬小屋と子供部屋の下にあったのだった。




END。





となるだろうが、















お金をもらっている以上、


ここからが、占い師の本番である。























まず、彼女には、4つの物を用意してもらった。


●塩(海で取れた物)
●お線香
●コップ(捨ててもいいもの)
●お酒(2級酒かそれより良い物)

●あずき



「ご自宅の敷地は、正方形ですか?」


「はい。」


「では、その正方形の敷地の4角に穴を掘ってください。」




「どの位の穴でしょうか?」


「20cm位ふかく、塩をふった時、穴の底に落ちるような大きさで掘って下さい。


 そして、片手で一掴みの塩をその穴にパラパラとふり落とし、あずきを一掴み入れます。


 その上から、一杯のお酒をかけて入れてください。



 最後に、


 「どうか、土地を使わせてください。よろしくお願いします。」と合掌して、穴を埋めます。」






次に、



池があった所にも、さっきと同じように、


穴を掘って、塩をふり、お酒をかけます。


そして、合掌して、穴を埋めます。



最後に、


コップに水を入れ、お線香を1本、


「どうか、成仏してください。ごめんなさい。」と合掌します。


それから、亡くなった外犬にも、成仏してねと合掌してあげてください。


何も知らずに、そこに繋がれた外犬も被害者でしょう。


それを49日間やってください。



「49日も?」



「はい。もし、息子さんの病状が霊障なら、


 もう霊障が起きていますから、


 1日・2日で終わるものではないでしょう。


 49日といっても、


 1本のお線香とお水だけですから、頑張ってみてください。」



池は丁度、犬小屋と子供部屋の下にあったようだった。


自然霊や小動物霊などは、


地面に近い生き物に影響しやすい。


それで、最初に鎖に繋がれた外犬のペットが、


そして次に子供が影響が受けた可能性がある。


多分その前に、植物などが枯れたり等とかもあったかもしれない。










その後、


奥さんは真面目に供養をやったようである。


供養を始めて、1ヶ月が過ぎた頃、


幼稚園から息子さんがしゃべったと言う電話があり、


それから徐々に普通に戻っていったという。










どんな土地にも上の供養は有効だと思う。


気になるようであれば、


貴方の土地の4角にも、やってみてはどうだろうか。


また、土地の供養はしても、池の供養は怠る場合が多い。






さて、




このお話には、後日談がある。













この池はただの池だったのだろうか?


ただの池が、犬を殺し、


子供をしゃべれなくしていたのであろうか?


それが気になった。














幸い、場所は千葉県で、


車を飛ばせば、すぐ行ける場所だったので、


後日、実際にその場所に行ってみた。








そして、


その付近に長く住んでいたお年寄りに聞いたのである。







すると、


特に、その池で誰かが亡くなったという話はなかった。





しかし、


お年寄りに聞いた話によると、


その池は、「カエルの池」と呼ばれていたという。




ちょっと昔まではもいたという事だった。


ちょっとした魚も住んでおり、釣りに行く人もいたという。




その方も、5月になると、


カエルの産卵などをよく見に行ったと言っていた。


人間の事をあまり怖がらず、釣りをする人があげるおエサなども食べていたようである。





6月になり、カエルが孵化すると、


とても可愛いカエル達が、カルガモの親子の様に、並んで歩いたり、




みんなでカエルの合唱をしたりして、にぎやかだったという。











ところが7月、


そんな可愛いカエルがいた池を、



一気に埋めたてたのであった。



その時に、どれだけ多くの生き物の家族が殺傷されただろうか。



逃げ惑うカエルの親子や、魚達。


一夜にして、カエルの楽しそうな合唱は消えたという。






お金儲けも大切かもしれないが、


自然との共生もなんとか考えられなかったのか、


残念である。