●しゃべれなくなった子供
私が住んでいる千葉県は、
東京都比べますと、
まだまだ自然が沢山ある県です。
少し車を走らせると、
自然が広がる山々や、
農業地域の広がる風景と出会えます。
今日お話しする話は、
そんな自然とは無関係とは決して言えない
不思議な出来事でした。
そう、
季節は丁度、9月の今頃、
ちょっと寒くなり始めた頃でした。
まだ
私が電話相談をしていた頃の話です。
相談者は、主婦の方でした。
彼女はいきなり電話口で言った。
「あのう、
息子がしゃべれなくなったのって、
霊が関係しているのでしょうか?」と。
だいたい、こういう風に相談してくる人に、
私は、いつもこう返す事にしている。
「どうして、霊が関係しているかもと思うのですか?」
すると、彼女は、
「医者に行っても原因が分らないと言うんです。」
「それだけですか?」
「はい。」
正直、それだけでは判断が難しい。
ただ、
幼稚園に通っているという息子が、
急に口がきけなくなったという母親の悲しみと、
息子の将来への不安。
そんなワラをもつかみたい愛情が感じられた。
息子さんに理由を聞きたい所だが、
しゃべれないんでは電話口に来てもらって仕方がない。
こんな時は、
まず、いつからそんな現象、
つまり、
いつから、しゃべれなくなったかを聞くのが重要である。
すると、
8月からしゃべれなくなったという。
今から約1ヶ月半前だった。
もし、息子さんがしゃべれなくなったのが、
霊的な原因によるものなら、
その8月か、
その前当たりに何か起きている場合が多いはずだ。
「その息子さんが、しゃべれなくなった頃に
何か変わった事がありませんでしたか?」
「変わった事?」
すると、彼女は、
「息子の幼稚園が変わりました。」という。
「息子さんは、幼稚園に通い始めてから、
しゃべれなくなったのですね?」と聞くと、
息子がしゃべれなくなったのは、
幼稚園に入学するちょっと前だという。
じゃあ、幼稚園は関係ないなぁ。
「他に何か変わった事はありませんでしたか?」と聞くと、
「ちょっと思いつきません。」と奥さん。
会話が、行き詰った。
私は少し考えてから、
「あれっ?、
ところで、どして幼稚園変わったんですか?」
すると、奥さんは、
「あっ、引越したので。」という。
私は内心、
「それだろ!!変わった事って!!」と心の中でつぶやいた。
以前は、東京に住んでいたそうで、
その時は、息子さんは、ちょっとおとなしいくらいで普通の子供だったそうだが、
千葉の現在の新築の家に引越してから、
しゃべれなくなったという。
彼女が当初、霊的な事を指摘していたので、聞いてみた。
「引越してから、何か霊的な事は起きましたか?」
「霊的な事といいますと?」
「例えば、幽霊を見たとか、
霊の声を聞いたとか、
息子さんは何か言ってませんでしたか?」
「そういう事はないです。」という。
なるほど、
話をまとめると、
更地の土地に、
新築の家を建てて、
東京から千葉に引越してきた。
引越す前は、普通の子供で、
引越してから、口がきけなくなった。
「他に、引越してから何か変わった事は起きませんでしたか?」
すると、彼女は、
東京から連れてきたペットの犬が死んだという。
私は内心、「結構、変わった事起きてるじゃん。」![]()
「そうですか、そのペットは、
外犬でしたか?それとも室内?」
「外犬でした。」
犬も死んでたのかぁ。
「なんか、引越してから、悪い事が起きていますよね。
犬が亡くなり、
息子さんがしゃべれなくなった。
ちなみに、
引越す前、そこはどんな所だったのですか?」
「どんな所?」
「正確には、どんな土地だったのか、分りますか?」
すると、奥さんは、
「私が見たのは、もう整地された所に、材木が積まれていた時なので、
買う前がどんな土地だったのかは、分りません」という。
私は、引越しと息子さんの現象が偶然とは思えなかった。
しかも、犬が亡くなっているのも同時期だ。
これは、土地が絡んでいるのではないかという直感である。
「ご主人が帰られたら、聞いてみてもらえますか?
もし、ご主人が知らないのであれば、
土地の売主に電話で聞いてみてください。」
結局、本日は、
何も解決する事無く、電話相談は終了した。
(申し訳ないが、解決してなくても相談料は頂く事になっている。
ただし、土地の事が分った後日の相談料金は含まれる。)
3日後であった。
彼女から再び電話があった。
家を建てる前の土地の状況が分ったというのだ。
そして、
その前の土地の状態こそが、
犬を殺し、
息子さんがしゃべれなくなった原因だったのである。
後半は、明日のブログに続く。