●不運を呼んだ意外な理由
このお話は、昨日のブログ(●不運の部屋)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11027480268.html )
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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ある日、
全寮制の高校にまつわる不思議な話が舞い込んだ。
その高校のサッカー部の部員は、
全員、全寮制のアパートに住んでいたのだが、
そのアパートの3階の端になるその部屋がおかしいというのだ。
その部屋に入居した者は、次第に体調が悪くなり、
そして、病気になるか、ノイローゼになるか、
試合中に大怪我をしたりして、
やがて、サッカー部を辞めていくというのだ。
そして、今、こに入る1年生が私の知り合いの子供だった事から、
この不思議な話が、私の所に舞い込んだという訳だった。
この話を、私に相談したらと言った北山君のお母さんは、
「その部屋が、以前、自殺者が出たとかで、
悪い霊がいるのかもしれない。」と彼に言ったという。
確かに、偶然にしては悪い事が起きすぎ気がする。
私は、彼の親友という事で、さっそくその「不運の部屋」に行く事になった。
北山君の部屋は、
3階のエレベーターのすぐ斜め目前の部屋だった。
部屋番号は、301号室だ。
通常、
3階は3年生が使っているのだそうで、
隣の302号室はもう3年の先輩の部屋だそうである。
北山君の部屋は、エレベータの前といい、
ビルの一番端と言っても、東南の角であり、部屋もやや広い。
条件はとてもいい。
「この部屋は、
多分、以前は大家とか管理人が住んでいたんじゃないかな。」と私。
「ああ、そうらしいですよ。
前は、大家の息子さんが管理していてここに住んでいたらしいです。」
部屋に入ると、線香の臭いがした。
「お線香、焚きましたか?」
「はい、母に言われてから、何か怖くて・・
毎朝、合掌してます。」と彼。
「そうですか」
東南の角部屋だけに、大きな窓が2つある。
そして、部屋全体に光が入り、明るい。
特別悪い感じはしない。
元々、この話が持ち込まれて、話を聞いた時点で、
霊的な事ではないんじゃないかという感じはあった。
なぜなら、
頭痛とか、怪我とか、病気がよく起きるのは、確かに怪しいが、
それにしても、
その間、誰も幽霊を見たとか、
へんな音がするとか、
へんな声がすると訴えた住人がいないという点だ。
では、何故?
頻繁に良くない事が住人に降りかかり、
不運の部屋と呼ばれるようになったかである。
ただ部屋全体を見ていると、
畳の上にベットが置いてあるのが、何か気になった。
普通、畳の部屋にベットは似合わない。
「このベッドは、貴方のですか?」
「いや、引越して来た時から、ベッド等の家具類はありました。」
「ちょっと、ベッドに寝てみていいですか?」
「はい、どうぞ」
なるほど、
このベットに寝ていて頭痛やら体調がおかしくなったのか、
と、そんな事を考えながら、ベッドに横たわった。
考えに行き詰ったら、私は、
被害者と同じ行動をしてみる事にしている。
そうする事で、何か見落としている事が分る時があるのだ。
すると、
私はある事に気づいた。
真上の天井が平らじゃないのだ。
ちょうど頭の上あたりに横に梁が通っていた。
多分、天井辺りに鉄筋か、パイプが通っているのだろう。
真上の天井部分が出っ張っている。
私は、起き上がると北山君に言った。
「天井の梁が原因かもしれませんね。」
「天井の梁ですか?」
「そうです。
寝床に入った時の頭の上に梁などの天井が出っ張っている部分が来ると、
頭痛になったり、
体調が悪くなったりするんですよ。」
「えっ、そうなんですか」
ちなみに、天井の梁だけに起きる現象ではない。
寝床の上の天井が低い時も、頭痛や体調の悪化などが起きるし、
また、頭上付近に作りつけの棚があり、その棚に色々乗っている時も、
頭痛や体調の悪化などが起きる。
これは、地震などが起きたりした時、頭の上に棚の物が落ちてくるから危ないと、
守護霊が教えようとする場合にも、それがなかなか伝わらず、頭痛になったり、
また、天井が平らでない部分で気の流れが歪んで、
それが頭痛の原因になったりする場合があるのだ。
しかし、
それだけが、
この「不運の部屋」を作っていたのだろうか?
その時、私はある事に気づいた。
部屋に入った時は、ベッドがあって気が付かなかったのだが、
この部屋の畳!
なんと、
7畳半なのだ!!
昔から、
7畳半の部屋は不運を呼び寄せると言われているのである。
7畳半の部屋が悪いのは知っていたが、
実際に、私が見たはこれが初めてだった。
たまに、「7」はラッキーセブンだから、運が良いと思ってしまい、
畳も7畳半にする人がいると聞いたが、
畳の7畳半は、
ラッキーどころか、不運を呼び寄せるのである。
この部屋は、
7畳半という悪い畳数と、
天井の梁の下で寝るという、2つの悪い条件が複合的に起きたのだと思った。
体調が悪くなったところに、
サッカーのハードな練習をしてしまい、
病気や怪我などの2次的な災難に進んだのだろう。
従って、改善点は2つである。
●1つは、7畳半の畳の数だ。
昔から7畳半の部屋で暮らすと、運勢は悪いと言われている。
そこで、私が提案したのは、7畳半を6畳にして、
空いてしまった床に家具を置く事か、
7畳半をまるまる除いて、フローリングの洋間にするか。である。
北山君は、先輩や先生などと話し合った結果、
フローリングにする事になったらしい。
●そして、天井の梁だが、
構造上、天井を直すのは、難しいので、
ベッドの位置を変えるか、寝る方向を変えるかである。
つまり、天井の出っ張った梁の下に頭がこなければ良いのだ。
また、天井が低いなどの時、
天井に空の写真や、森林の写真を貼る事で改善される事がある。
北山君はベッドを梁の下にならないように移動させたという。
その後、彼に様子を聞いたら、
部屋が改善されて何も起こらないと分ると、
1週間もしない内に、
その部屋は3年の先輩に取られたという。
そして、今、
北山君は、1階の2人用の相部屋にいるという。
さぞや狭い部屋になって、がっかりしていると思いきや、
「いや、こっちの方がずっと気楽でいいですよ。」という。
3階に住んでいた時は、周りが先輩ばかりで、
しょっちゅう挨拶が大変だったし、随分気を使ったと言う。
住んでみないと分らないものである。