●一緒に帰ろう。



このお話は、昨日のブログ(●夢に出てくる娘)の続きです。


従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11014125892.html


を先にお読みください。

そしてから下をお読み下さい。
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一人のご夫人が、相談にみえた。


この1ヶ月の間、何度も見る夢があるという。



夢の中で、娘さんが悲しい顔をして、


かあさん、かあさん」と呼ぶんです。





普通、何度も同じ夢を見て、


なおかつ、亡くなった個人が出てくる場合、


その霊が何かを伝えようとしている場合が多い。




「失礼ですが、


 娘さんはどうして亡くなられたのですか?」









すると、


ご婦人は、少しだが、涙を流し、




そして、


娘が亡くなった原因を、話し始めたのである。








「私が買い物に行っている間に、


 火事で亡くなったのです。









 消防署の見解では、ライターでの発火だとか。」




子供の使い捨てライターの誤使用による火災という見解だったという。






ちなみに、今月の平成23年9月27日から

従来の使い捨て100円ライターの販売が禁止されます。








「火事で・・・・


 そうですか、それはご愁傷様でした。」








私は、この娘さんの死因が火事であった事と、
 
彼女が繰り返し見た「娘が呼ぶ夢」が関係していると感じた。







それには理由がある。




通常、火事で亡くなった場合、


普通に亡くなられた人よりも


成仏しにくい場合が多い。






また、


今回のケースを考えてみると、


娘さんは、火事で亡くなったのに、


夢の中では、母親を呼び続けている。





これは、何を表しているのだろう。


「かあさん。かあさん。」と、



何を訴えているのだろう。





2歳の子供が、「かあさん」と連呼する。




私には、



1つ事しか思い浮かばなかった。









それは、






きっと、この子は母親を探しているんだ。







つまり、


この子は、


自分が亡くなった事が分らないのかもしれない。という事だった。









通常、人は病気などで亡くなると、


魂は、自分の死体を見て、


「ああ、オレは死んだんだ。」と納得したり、


動かない自分の体をみて、死を悟ったりする。






しかし、


火事で亡くなった場合、





自分の変わり果てた死体を自分だと、判断できない場合が多い、



ましてや、


2歳の女の子にとっては理解できない状況だったに違いない。



自分が亡くなったと理解できないケースは多い。






私が間違っていなければ、


この子を救うには、


火事の現場に行く必要がある。













翌々日の日曜日に、


私とご両親は、火事が起きた現場へと行く事になった。







そして当日、


火事で亡くなったという時間帯に決行した。


ご両親に4つの物を持って来てもらった。



●亡くなった子が好きだったというクマのぬいぐるみを新しく買って。

●亡くなった子のやや大きめな写真。

●この子が好きだった花と飲み物と氷。
(火事で亡くなった子は、冷たい飲み物を好むので、冷たい飲み物)

●火傷の薬。





私は、行く前、


火事で半壊した、痛ましい現場を思い描いていたが、


実際に現場に着くと、ちょっとびっくりした。








まったくの更地になっていたのである。








そこで、


私は、母親に、こう頼んだ。







昔を思い浮かべて、


亡くなったのは、2階でしたが、


玄関だっただろう場所から入って、階段を上り、


子供が亡くなった子供部屋を開けて、入る感じで歩いてください。





そして、その時、


お母さんに、言ってもらった。



「美香ちゃん。迎えに来ましたよ。」




「ごめんね。熱かったでしょ。火傷の薬塗りましょうね。」




現場に簡単な祭壇を作った。


美香ちゃんの写真を置き、


お水とジュースと花と薬とクマのぬいぐるみを置いた。



線香を焚き、


おかあさんには、声に出して、



心から美香ちゃんに話しかけてもらった。






「美香ちゃん。迎えに来ましたよ。」


 一緒に帰りましょう。


 美香ちゃんの事は、忘れた事はありませんよ。


 好きだったクマちゃんのぬいぐるみと一緒に帰りましょうね。


 早く天国に行って、生まれ変わってね。


 どうか安らかに成仏してくださいね。」




それから、亡くなったという御祖父ちゃんに



「どうか娘の美香を天国に導いてください。お願いします。」


(後で、水と塩を土地にまいて、

 そこの少しの土とぬいぐるみ・写真等は家に持ちかえった。)






ご両親にとっては、


昔の痛ましい出来事を蒸し返す様で、


申し訳なかったが、美香ちゃんが亡くなった後、


一通りの供養のみしかしていなかったというので、


火事という亡くなり方と夢の事を考えると、


まだ成仏なさっていないと思い、あえてここまでして頂いた。




また、今回の事で、すぐに成仏できないかもしれない。


そこで、


自宅でも1ヶ月上の様に美香ちゃんに語りかけて欲しい。という事。


もし、


自宅で供養してもまだ夢で同じ様な現象が現れる場合は、


また火事の現場に来て同じ事をやってみて欲しいという事。








最後に、










この子の様に、


霊は、亡くなった現場にいつまでも留まってしまう事がある。



人は、そんな霊の事を、


地縛霊と呼んでいる。







この子の場合も、地縛霊だろう。








亡くなった場所で、ここにずっと居れば、




いつか、




いつか、







きっと、いつか、かあさんが迎えて来てくれる







ここにさえ居れば、


いつか、かあさんが迎えに来てくれる





そう信じて、


ずっと地縛霊となって、母親を待ち続けているのである。







普通、


地縛霊と言うと、みんな怖がるだろう




しかし、


地縛霊の中には、



こんなにも儚くも可愛い地縛霊もいるのである。








その後、


夢に美香ちゃんは出なくなったという。






私は思う、



きっと、


母親もかなり自分を責め、悩んでいたに違いない。


その波長が一致して夢として現れたのかもしれない。と。






そして、



美香ちゃんは、あの時、


無事に母親と



仲良く手をつないで、帰れたのかもしれない。





美香ちゃんの喜ぶ声が聞こえそうだ。





かあさん




 かあさん







 かあちゃん。迎えに来てくれて






















 ありがとう。」


http://www.youtube.com/watch?v=v3F52ga3n4I


END。