黒猫が前を横切ると・・・・・





ある時、


黒猫が前を横切ると不吉でしょうか?」



という相談をしてきたOLの方がいました。




普通の方なら、


何でそんな事を、占い師に聞きにいったと疑問に思われるかもしれませんね。








でも、





彼女にとっては、


相談料を払ってでも、聞きたかった事なのでしょう。














確かに、


中世のヨーロッパでは、






黒猫は、


暗闇に紛れて人々の目に触れずに動き回る能力を持ち、



魔女の使いだと考える人が多かったようです。








実際に、魔女裁判の記録によれば、


黒猫を飼っている事が、悪魔崇拝である魔女の証拠とされ、


裁判で罰せられ、猫共々焼き殺されたという。









そんな最中のイギリスで、


ある父と息子が夜道をあるいていた時、





目の前の道を、小さな黒い生き物が横切った




驚いた息子が、その生き物に石を投げつけた。


すると、


石はその黒い生き物に当たったようだった。






父子がその生き物を追っていくと、


その黒い物体は、


ある老女の小屋へと逃げ込んだのだった。







父子は恐る恐る、家の中をのぞいて見た。



すると、そこには、


黒猫顔を怪我した老女が居たのだ。






翌日、


町の人々の間では、こんな噂がたつようになっていた。



きっと、


あの老女は町を、夜な夜な徘徊する為に黒猫に化けているんだ。


あの家の老女は、魔女に違いない!




しかも、


その後、この父と息子に災難が降りかかったのだ。



この父子は度重なる災難がおきた上に、


最後は崖から落ちて死んだのだった。




やがて、町の人々は、


父子が亡くなったのは、



魔女の化身である黒猫が前を横切るのを見たからだ、


と信じるようになったという。








また、


アイルランドでは、当時流行った伝染病から、



月明かりの下、黒猫が行く手を横切ったら、伝染病で死ぬ。


とも言われるようになった。





またある書物には、


「黒猫はあの世とこの世の境に生きる生物だから、


 黒猫が目の前を横切ると、その奥はあの世に繋がっている」


と書かれたものもあります。



特にイタリアでは、黒猫の不吉を信じる人が多く、


黒猫というだけで年間6万匹以上の猫が市民によって殺害されて、


動物愛護団体が立ち上がった経緯があります。










目の前の彼女も、


こうした不吉な話を伝え知って、恐れているようでした。










聞くと、


彼女は黒猫を飼ってはいませんでした。





しかし、


彼女の家の近くに、黒猫を飼っている家があるらしく、




時々、彼女が通勤する時や、


出かける時に、




彼女の前を、その黒猫が横切る時がままあるのだと言うのです。












ある日、


彼女は、友人との待ち合わせに遅刻しそうになり、



家を出たのですが、


その直後に、


彼女が行こうとした道を、黒猫が前に現れ、


彼女の前を横切ったそうです。







彼女は「不吉」だと思い、


遠回りして駅に向かったそうです。




しかし、そのおかげで、待ち合わせに遅刻してしまったという事でした。








もし、


黒猫の事がただの迷信であれば、



そんな迷信に、ビクビクしている自分が嫌で、



はっきりさせたくて、私の所に来たのでした。










私が彼女に説明した、



黒猫の、



彼女も驚いた、その真相とは、






















後半は、明日のブログに続く。