●威嚇する幻(まぼろし)
このお話は、昨日のブログ(家出した猫)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-10961129002.html )
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
占いをしていると、
時々、動物探しの依頼が来るのが不思議だ。
ある夏の日、
「猫を探して欲しいんです。」という高校生がきた。
「6年も飼っているんですが、もう2週間も帰って来ないなんて初めてなんです。」という。
名前は、トニートニー・チョッパー君というらしい。噛みそうだ。
一瞬、空手チョップが得意な外人かと思っていたが、
読者情報によると、ワンピースのキャラらしい。
なるほど、
なーんだ、ワンピースだったのか。
・・・・
ワンピースって、なんだろう。
きっと、女性の洋服を作る可憐な少女の成功物語アニメだろう。
高校生らしい。
さて、
彼女に、家出した当時の事を色々思い出してもらった。
家出する前日あたりの猫の具合や、
家出する前の数日に何か変わった事がなかったか?など。
「変わった事って?」
「そうですねぇ、例えば、怖がっていたとか、
普段暮らしている4人以外の人が家に来たとか、
他の動物が来たとか」
家に新しい住人が来た時に、その新しい住人と合わず、段々不満が積もって家出する事がある。
新しく来た猫を飼い主が可愛がり過ぎて、
それにやきもちを焼いて家出した猫も過去にはいた。
すると彼女が、
「そういえば、父が帰宅した時・・・」と思い出したようだった。
「お父様が帰宅した時?」と息を呑む私。
「父がしたオナラの音が、デカくて逃げ出しました。」
「それだけですか?」
「はい。」
「・・・
・・・」
「多分、
さすがのトニートニー・チョッパー君も臭かったんでしょうねぇ。」・・・![]()
「他には何か変わった事は?」
「そういえば、母が帰宅した時・・・・」とまた思い出したようだった。
「お母様が帰宅した時?」と息を呑む私。
「トニートニー・チョッパーがゲップしたんです。」
「ほう、ゲップを?
月ぎめで、何か買い物でもしましたか?」
「いえ、口から空気を吐き出すゲップです。」
「ああ、口からのゲップですね。」知ってましゅ。
「ゲップしただけですか?」恐る恐る聞いた。
「はい。」
「・・・
・・・」
「他には、何か変わった事はありませんでしたか?」
「そういえば、姉が帰宅した時・・・・」とまた思い出したようだった。
私は内心、
「はい、はい、お姉さんがご帰宅されて、くっさいオナラでもしましたか?」とは言えず。
「そういえば、姉が帰宅した時、
トニートニー・チョッパーが何か落ち着かない様子で、あちこち歩き回ったんです。」
「普段は、お姉さんが帰ってきたら、どうなりますか?」
「すぐに姉の足に絡みつくんですけど、その日は近寄らなかったんです。」
「ほう、その日、お姉さんは何か持ち帰りましたか?」
「いいえ。特に何か持って帰ったという事は無い感じでした。」
「でも、何か普段のお姉さんと違う所はありませんでしたか?」
「ああ、そう言えば・・・・・」と、思い出したようだった
私は内心、「オナラと、ゲップはやめてね、もうお腹いっぱいだプー。」
「姉が、毛皮のコートを叔母から貰ったってきたんです。」
「毛皮のコート?」
「どんな毛皮ですか?」
「それは、聞いたんだけど、姉もちょっと忘れたみたいで・・・」
「その毛皮のコート!!気になるなぁ」
「それから3日後に、家出したんですよね?」
「はい。」
実は、似た様な話を聞いた事があった。
やはり猫が家出した事案だ。
その家には、動物の剥製が飾ってあった。
普段は猫が入らないらしいが、
多分、開けっ放しにした時か、猫がその動物の剥製を見たらしかった。
確か山猫とかの剥製だったかと思うが、
猫は、その何日後かに家出をしてしまったのだ。
家族は総出で色々な所を探したが見つからなかった。
しかし、
動物の剥製を見たのが原因かもしれないと思い、
動物の剥製を人にあげてしまった。
すると、
しばらくして、家出した猫が戻ってきたのである。
そんな話を瞬時に思い出したのだ。
動物の剥製と毛皮のコートでは、違うが、可能性はある。と思った。
その後、彼女に
毛皮のコートを叔母の家に預かってもらうよう勧めた。
使う時は借りに行くという形にしたらいい。
すると、
不思議な事に、
その3日後に、トニートニー・チョッパーは家に帰ってきたのである。
毛皮のコートや、
動物の剥製がある家では、
猫の為にも、見えない所に保管しておくことである。
全部の毛皮のコートや剥製が、影響する訳では無いだろう。
しかし、その猫より大きい物である場合、
その動物の霊魂が、猫を威嚇する時があるのかもしれない。
もしくは、
もし私達人間が、ペットの立場になり、
部屋に、人間の剥製や人皮が飾られたら、どうだろう。
いずれ自分も殺されてこうなるのでは、と恐ろしく思う人もいるかもしれない。
動物には、動物たち独自の霊の世界があるのかもしれない。
そう思った事案であった。
プー。