●鳴かないニワトリ
このお話は、昨日のブログ(寝違い)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-10954830841.html )
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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普段行っているスーパーの中にある肉屋の奥さんが、占いにみえた。
3週間前くらい前から、首を動かすと痛いという。
最初は寝違いで、首をひねったのか思いましたが、
3日たっても治らず、医者に行ったのですが、
医者は2軒ほど回って、頚椎なども調べたようだが、原因は分らなかったという。
医者に行った日は、痛みも無くなるが、
翌日、また痛くなり始めるという。
彼女は、
「あのう、この首の痛みって、
霊障っていう事はありませんよね?」っと聞いてきた。
「首の痛みが、霊障だったという事はありますよ。
どうして、霊障だと思うんですか?」
こういう時は、逆に聞くといい。
どうして霊障だと思ったのか、
相談者に心当たりがある場合があるからだ。
「何かの霊に祟られて、
それが首の痛みになってるとかって、聞いた事があります」と彼女。
「確かに、祟りや霊障によって首が痛くなる時はあります。」
「私の場合はどうでしょうか?」
「そうですねぇ。
誰か、貴方の母系か父系で、首を折って亡くなった人はいませんか。
または、首を怪我して亡くなったとか。
なおかつ、その人を余り供養していないという人は、いませんか?」
「私の記憶では、みんな病気で亡くなっています。
あと、実家がお寺なので、
供養はちゃんとしていると思います。」
「そうですか。
じゃあ、貴方が誰かの首を傷つけたとか、
首に関して何か心当たりはありませんか?」
「特にそんな心当たりはありません。」
「それでは、
1ヶ月位前に、
首に関して何か心当たりはありませんか?」
3週間前から首が痛くなったという場合、
霊障であれば、
痛くなり始めた直前に、何かの原因が起きている可能性があるのだ。
「1ヶ月前ですか?」
すると、彼女は、
「動物は関係ありますか?」と聞いてきた。
「動物なら心当たりがあるのですか?」と逆に聞いてみた。
「そう言えば、
1ヶ月ほど前、1羽のニワトリを首を絞めて殺しました。」
「1羽だけですか?」
「はい。」
「1羽だけっていうのは、何か訳があるんでしょうか?」
「はい。 親戚が農家なんですが、
そこの娘さんが飼っていたニワトリがいるですが、
娘さんが2年間アメリカに留学していて、
ご両親に頼まれて殺生しました。」
「もしかして、そのニワトリ、
名前がついていましたか?」
「首にコッコって言う名札が下がってました。」
「コッコ?」
詳しく話を聞くと、
今ではそのニワトリ一匹だけだったが、
以前は、その農家では、
放し飼いで数十匹のニワトリを飼っていたそうだ。
ところが、
一匹だけ鳴かないニワトリがいたという。
そのニワトリは、
そこの娘さんに大変なついで、
エサをくれない時でも娘さんの後についてきて、
学校から帰った時も、気づくとすぐに出迎えたという。
また、朝、
娘さんが、学校に行く時も出口で待っている時が多かったという。
娘さんは、そのニワトリを可愛がり、
他のニワトリを処分する時も、そのコッコだけは娘にせがまれて残す事になった。
娘さんは、
そのニワトリが、いつか鳴けるようになりますように願ってと、コッコと名づけた。
そんなニワトリだった。
「貴方が、そのニワトリを殺した時、
謝りましたか?
ごめんなさいって。」
彼女は無言だった。
私がアドバイスしたのは、
ニワトリを殺生した所へ行き、
お水とニワトリが食べていた物と線香で、謝ってから供養してあげてください。
その後、不思議と首の痛みが無くなったという。
普通、
ニワトリを殺生する仕事をしている人に、霊障が起こる事は無い。
しかし、
例外はある。
それは、
ニワトリが、
●集団の中でも、とりわけ頭の良いリーダー格のニワトリであった時。
●人間に飼われてペットとして、愛情を受けた時期が長い時。
●人の言葉が何となく分っている感じがするニワトリである。
●そのニワトリに名前が付いていて、名前を呼ばれると来るという時。
以上の内、1つでも当てはまる時、
殺して、なおかつ、謝らないという場合、霊障となる事がある。
これは、
ニワトリに限らず、
ブタを飼った等の他の家畜にも当てはまる。
例えば、
アニメで言えば、
普通のライオンを殺すのと、レオを殺すのとではかなりの違いがあるのである。
最後に、
彼女がコッコを殺傷したのも、仕方が無いのかもしれない。
その時、
世間が高原性鳥インフルエンザで騒ぎになっていた時期で、
万が一を考えて両親から処分を頼まれたようだった。
しかし、
どんな事情があるにせよ、
生きものを殺す時は、
一言だけでも謝ると、かなり違うのである。
ただ、彼女はコッコを殺す時、
1つだけ気になった事があったという。
それは、
気のせいだったかもしれないが、
コッコが死ぬ時、
涙を流した様な気がしたというのだ。
もしかしたら、
コッコは、
ずっと、
娘さんの帰りを、待っていたのかもしれない。