●寝違い
あるご婦人が占いにみえた。
どうも最近、商売の調子が良くないという。
「どんなご商売ですか?」
聞くと、普段行っているスーパーの中にある肉屋の奥さんだ。
私は内心、「ああ、あの肉屋の奥さんか」と思っていた。
スーパーの中と言っても、
スーパーはスーパーで肉部門があり、
彼女の店は、そのスーパーの肉売り場とは100m位離れた別の構えの店である。
考えてみると、
今までに、私が彼女の店で買ったのは、
コロッケがバーゲンで50円だった時くらいだ。
総じてスーパー内で売っている方が安い。
「貴方の所は、はっきり言って、
スーパーのとこより高いんですよねぇ!!
コロッケが50円の時以外は買った事ありませんよぉ!!!」とは言えず、
占いながら、それとなくアドバイスに入れるようにした。
しかし、
私が何故、彼女を占った事が印象に残っているかと言うと、
占いの結果を、彼女がメモしている時である。
彼女の首の動きが不自由な様なので聞いてみた。
「首、どうかなさいましたか?」
すると、彼女は、
「はい、3週間前くらいから、首を動かすと痛くて・・・・
最初は寝違いで、首をひねったのか思いましたが、
3日たっても治らず、
医者に行ったのですが、
特に悪い所はないと言うんです。」
確かに、寝違いによって首が回らなくなる場合がある。
特に多いのが、
●疲労が重なった日と
●泥酔して寝た日である。
●寝る時は暖かかったのに、朝寒い時。
そんな日の朝、起きると寝違いで首が回らない時がままあるようだ。
上の様な日は、起きた直後は、
直ぐに首を回したり、急に振り向いたりしない事である。
3週間も治らないというのは、
寝違い以外の理由があるのかもしれないなと思ったが、
「寝違いだったら、
すぐに治す方法がありますが、今やってみますか?」
「はい。」
「じゃあ、まず、
痛いのは首の右側ですか?左側ですか?」
「右側です。」
では、(左が痛い場合は、下記の右を左でやって下さい。)
●右手の中指を、右のこめかみに当ててください。
●そして、頭と中指を均等の力で、5秒間押し合います。
●それを5回やって下さい。
●次に、運動会でリレーというのがありますが、
貴方はそのリレーでバトンを受け取る時の様に、痛い右の方の腕だけを後ろに上げてください。
顔は前を向いたままで、腕だけバトンを取りに行きます。
●腕がもう上がらないという所まできたら、その状態で15秒止めます。
●15秒たったら、その腕の手のひらを広げて、お尻の上あたりに手の平をぴたりと当てます。
●それを5回やって下さい。
彼女は、それぞれ5回やってみた。
「どうですか?」
「まだ痛いです。」
ここまでやって、まだ痛い場合は単なる寝違いではないのかもしれない。
医者に行った彼女の行動は正解である。
医者は2軒ほど回って、頚椎なども調べたようだが、原因は分らなかったという。
医者に行った日は、痛みも無くなるが、
翌日、また痛くなり始めるという。
この時は、まだ、
彼女の首の痛みが、
まさかの、
霊障だという事に、
ふたりは、気づいていなかった。
後半は、明日のブログに続く。