●突然死




人は死ぬ時


色々なケースがあると思います。



病気で亡くなる方、


戦争で亡くなる方、


老衰で亡くなる方、




でも、



上の様なケースで亡くなる方は、


ある意味、自分はもしかしたら死ぬかもしれないと



ある程度覚悟してから死が訪れているかもしれませんね。





ところが、


人は、ある日突然



予期せぬ死が訪れる時もあります。




それは日頃の新聞を見てもわかります。




火事で亡くなる。


交通事故で亡くなる。


通り魔に襲われる。



など、一瞬のうちに予期せぬ死をむかえてしまった人がいるでしょう。





そんな突然死をしてしまった人は、



時に、極小さな望みを叶えて欲しいと望んでいる事があります。






例えば、



ある人は、花屋でカーネーションを買った直後に、車に轢かれて亡くなってしまった。



そんな場合、


彼の意思を継いで、彼の代わりにカーネーションを彼の母親に届けてあげると、


亡くなった彼の霊がとても喜び、


心につかえていた物がとれたように感じ、感謝される事があります。



また、読みかけだった少女マンガを、


仏壇の前に置いてあげた事により、とても喜ぶ少女の霊もいます。





突然亡くなった人の当時の持ち物


当時の部屋の様子などから、



当時こだわっていた事


まだ途中だった事柄、


予定していた事





そんな事が叶えられず亡くなってしまった場合、


突然亡くなった人には、心残りとなっている場合があります。






そんな心残りな事を解消してあげると


思わぬ感謝を受ける事があるのです。





ある娘さんが、


歩道を歩いている時に、


突然飛び込んできた車に命を奪われてしまいました。




病院に運ばれる途中で亡くなってしまい、


病院に駆けつけた家族には、お別れも出来ずに亡くなってしまいました。




彼女の父親はとても悲しみました。




目の中に入れても痛くない程可愛がっていた娘だったのです。


お父様は、1年経っても、悲しみの中にいて、


とても立ち直れないという様子でした。


仕事もろくに手が付かない程でした。




私は話を聞いている時、


1つの事が気になりました。



それは、


当時、娘さんが事故にあった時、


娘さんの遺品のバックの中に、


SMAPのコンサートチケットが入っていました。



当時ファンだった娘さんは、


数日後にあるコンサートをとても楽しみしていたといいます。


それが叶えられずに亡くなったのでした。






こんな時、


一石二鳥の効果がある行為があります。



それは、


娘さんの当時の意思を継いであげるのです。




ちょうど、娘さんの命日の前日に、


SMAPのコンサートがある事が分りました。



そこで、私は、


チケットが取れれば、


是非そのコンサートに娘さんを連れてってあげてはどうでしょうと提案しました。






お父様は、半信半疑でしたが、


コンサート当日、奥さんと娘の写真を持って、コンサートに行ったのでした。




「娘はこれを楽しみにしていたんだね。」


妻とそう話すと、写真の上に涙が落ちました。





すると、


不思議な出来事があったというのです。







後ろから、


「お父さん、嬉しい。」


誰かがそう言ったように聞こえたのです。




振り向いても、誰もそんな事を言った気配はありません。





でも、


お父様は、それはきっと娘だと確信したといいます。




本当の所はどうなのかは分りません。



しかし、その時から、


お父様は、吹っ切れたのか仕事に精を出す事が出来るようになりました。




意外な協力者が現れて、仕事がスムーズに行き始めたのも影響していたといいます。






それはもしかしたら、


娘さんのお礼かもしれません。







「お父さん、


 ありがとう。」