●幽霊屋敷




占い師をしていると、



たまに、不気味な相談が持ち込まれる。






これは、毎年、


夏頃になると思い出す、


ある幽霊がでるという家に、行った時のお話である。









当時、駆け出しだった私は、


友人が持ち込んだ話には、


どんな所でも出かけていったものだった。




例えそれが、










幽霊屋敷であっても・・・・




怖いお話は苦手という人は、


ここから先は読まない方がいいと思います。

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この話は、例によって、


親友の渡河から持ち込まれたものである。






彼の取引先の安川さんという家に、幽霊が出るというものだ。





安川さんの家では、


2年前に、ご主人を亡くされてから、



奥さんと5歳の息子さん、そして義理のお母さんと暮らしていた。










私達は、その安川さん宅へと向かう車中にいた。










「実は、霊現象は、5年前から起こっていたというんだ。」




「なに? ご主人が亡くなる2年も前から霊が出ていたのかい?」




「そうなんだ」



「なぜ、今ごろになって相談してきたの?」




「多少の霊現象だけなら我慢できたらしいんだけど、


 最近になって


 5歳の息子が謎の病気になってしまって、


 医者に診てもらっても原因が分らないらしいんだ。」





「そうか」






「どう思うね?」



「う~ん。


 まだなんとも言えないけど、





 
 5年前から出たという幽霊。



 そして、


 5歳の子供。



 偶然じゃなければ、ここに鍵があるのかもしれないな。」






「最初は、5年前。


 夜中2時頃に


 女性の声が奥さんだけに聞こえ、


 それ以後


 不気味な出来事が徐々に色々起こるようになったと言うんだよ。







 夜中になると、奥さんにだけ聞こえる女性の声。



 それだけじゃない、


 その後、


 5歳になる息子が、


 女の人の幽霊を見たと、度々言ってくるらしい。







 霊の姿を見なくても、



 夜中になると、誰も火をつけていないのに、


 お線香の臭いがしたりするんだそうだ。」






線香の臭いがしたのかい?」





「ああ、

 
 どう思う? かや」








「う~ん。


 多分、霊は出るんだろうと思うよ。」







「どして、そう思える?」






「まぁ、子供はあまりウソをつかないだろうし、



 線香の臭いが気になるよね。」






線香の臭いがするって、何か関係あるの?」









「実はね、


 


 普通、霊現象で、



 線香の臭いがするというのには、












 ちゃんと意味があるんだよ!」






やがて、


私達は車は、幽霊屋敷の前に着いた。






後半は、明日のブログに続く。
















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