●津波被災地からの相談 3
現在、避難所暮らしです。
日本中からの支援に対し、
私からは何もお返しができないので、
申し訳なく思いながら、
毎日感謝の気持ちで一杯です。
なかなか仮設住宅にも縁が遠い感じです。
先日、
お墓参りに行ってきましたが、
墓石が地震によって、角が欠けてしまっていました。
友人に聞くと、
すぐにお墓を修理か新しくしないと、
悪い事が起きると言われました。
新しくしてあげたいのですが、
金銭的な問題もあり、考えてしまいます。
何か良い方法はありますか?
と、そんな相談だった。
まず、
お墓の修理の場合、
欠けた部分を削って磨き直すのですが、
欠け方や割れ方によっては、
新しいお墓を建てる方が安くなる場合もあります。
なので、
値段を聞かずに修理をお願いしない方が良いでしょう。
また、
お墓を新しくする場合ですが、
これからも地震が予想されそうな地域では、
お墓の耐震も考えて新しくする場合が多いです。
普通、お墓の耐震としては、
墓石の中心に穴をあけて金属の棒を差し込んであるのですが、
墓石が立て長だと、地震の揺れ方によってはこれでも倒れる場合があります。
そこで、現在、耐震用シートという物が開発され、
特殊ゴム剤で接着する事により、震度7まで耐えらる様になります。
と、ここまでは、
壊れた墓石に関する一般的な返答ですが、
貴方の場合、
家が津波で流され、金銭的にも大変な時期です。
実は、
そんな貴方の状況は、
ご先祖様や仏様は知っています。
そんな貴方に、亡くなったお祖父ちゃんは、
「お墓を早く新しくしろ!」
なんて言わないものです。
この急場をみんなで乗り切ろう!
墓石は、将来お金に余裕が出来たら新しくしておくれ。
と言うでしょう。
貴方の生活を困らせてまで、
自分の墓石を新しくして欲しいとは思わないものですよ。
だから、
今度、お墓に行ったら、
掃除してあげて、雑草をとってあげて、
「お金に余裕が出来たら、新しくするからね」
と言ってお線香をお花をあげて下さい。
悪い事が起こる事よりも、
きっと、
むしろ貴方の早い復興に手を貸してくれるでしょう。
あと、
霊的に言わせてもらえば、
家族に子供が生まれるという年と、
家族に結婚する人がでるという年には、
お墓を新しくしない方がよいでしょう。
これには理由があります。
お墓を建て直すとか新しくするという事は、
仏様にとっては嬉しく、重要な事ですが、
もし、そんな時に、
家族の誰かが結婚するとか、
子供が産まれるという年は、
家族の意識が、結婚や出産に向いていて、
墓を建てる事など二の次事項になってしまうのが、
悲しいと言うのです。
最後に、
貴方は、
「私からは何もお返しができないので、
申し訳なく思いながら・・・」
と言いましたが、
貴方が、元気に立ち直って、暮らしていく事が、
支援してくれた日本中のみんなへのお返しなんですよ。
東京のある地域でも、
家が地震の影響で家が住めなくなった人がいました。
やっぱり避難所で暮らしています。
さぞ、落ち込んでいるだろうと、テレビが入りました。
でも、
その方達はこう言ったのです。
「私なんて、東北の皆さんと比べたら、良い方です。」
「東北の方々が頑張っているのに、
私がガンバレないでどうするんだという気持ちになるんですよ。」と
だから、
東北の皆さんが頑張って立ち直る事が、
他の多くの人達を力づけているのです。
東北の皆さんの復興こそが、
日本中への恩返しになっているのですよ。
頑張ってくださいね。