●O-111
富山県砺波市の焼き肉店「焼肉酒家えびす」で、
食事した10歳未満の男児が、2人死亡したとうニュースが流れた。
腸管出血性大腸菌Oー111が検出され、
他にも同じ店で食事した5人が重症で、ユッケが原因という。
ユッケとは、朝鮮料理で、
生の細切り牛肉をごま油、塩、生姜、にんにく、コチジャンであえ、
中央に卵黄をのせて作る料理だ。
つまり、
男児が亡くなった原因は、生肉についていた
大腸菌Oー111によるものと判断されたのだ。
O-111とは、
毒素をもっている180種類の大腸菌の中で、
O抗原 として111番目に発見された毒素のある大腸菌という意味である。
食べた後、2日以上たってから、
赤ちゃんの便に血が混じっていたので、
医者に行ったら、O-111と診断されたケースもある。
今回のケースでも、2日後朝から、
下痢、腹痛、発熱、吐き気、嘔吐が起きている。
人から人へと広がるので、
吐いた物を拭いたり、
トイレで吐いた人の次にトイレに入った人が、ドアノブに触った事によって
感染してしまう家族もいるので、とても注意が必要だ。
だから、
身内が具合が悪くなったら、1日後に自分もなる可能性がある。
焼肉酒家えびすを経営する(株)フーズフォーラスは、
金儲けの為に、生肉では食べられない安い焼肉用の肉を使ったのを認めた。
株)フーズフォーラスは、
100円焼肉 や 激安・黒毛和牛を売りに、
「日本一の焼肉屋」を目指していたので、無理があったのだろう。
当初、石野浩平マネジャーは、「ユッケに利用していた肉は
東京都板橋区内の食肉卸売業者から仕入れた真空パックの物を使っていた」と、
責任を卸売業者にまる投げして逃げていたが、
食肉販売業者は、「そもそも生食用の肉は扱っていない。
焼き肉などの加熱用の肉を売った」と説明。
その後、
卸された肉の包装を調べると、
包装には、どこにも生食用とは記載しておらず、
フォーラス社も観念して、
「安く仕入れたかった。」と語り、
国の基準には強制力や罰則は無いので破ってもいいものだと勝手に判断したと認めた。
ここで注目したいのは、
食肉販売業者は、売った肉に毒素があるO-111が沢山ついていたのにもかからわらず、
罰せられる事はないんだろう。
つまり、
友人の医者によると、
このニュースを見た人のほとんどは、
こう思う。
うちはユッケを食べないので、心配ない。
しかし、
実際は、ユッケ用の肉にO-111が付いていたのでは無い事に注目して欲しいという。
つまり、
毒素がついていたのは、
みんなが普通に食べる、焼肉用の肉についていたのだ。
そして、
食肉販売業者は、別にこれからも普通にこれを全国に売っていくだろう。
2004年7月、
韓国への修学旅行を行った金沢市内の県立高校の生徒および
教職員102人も集団でO-111に感染している。
本場でもこういう事は起きてしまうのだ。
ユッケの他にも、
生肉を使った韓国式のタルタルステーキや
レバ刺しなども同じである。
友人の医者が注意するのは、
焼肉屋に行って、焼肉を注文すると、
目の前に網が持ってこられ、
火がつけられる。
そして、
焼く肉が持ってこられるが、
この時、肉と一緒に、
生肉専用のトングや生肉専用のはしがついてくるが、
たまに、これを使わずに
自分の箸で焼いて食べる人がいる。
そんな人は、感染の危険があり危ないと言う。
O-111はホンの50個程の菌で症状を起こすので、
来た生肉を子供が自分の箸で、
取って、焼いて食べると危ないのだ。
また、
生肉と一緒に来たつけ合わせの野菜などを、十分加熱してから食べないと、
その野菜を食べて感染する人がでるという。
野菜など十分焼いたらあっという間に焦げるので、焼かないで食べてしまいそうだ。
特に、肉の上に乗ってきた細かい薬味のネギなどは、
あまり焼かずに焼けた肉の上に置いて食べた事があったっけ。
あれも危なかったんだ。と今から反省した。
また、
うちは焼肉屋に行かないから大丈夫という人もいだろうが、
家庭でも危ないという。
家で、焼肉をやろうと、
主婦がスーパーで生肉を買ってくる。
そして、買ってきた生肉をまず半分に包丁で切ったあと、
その切った包丁や切った所(まな板)で、
その後すぐに、野菜など切ったら、
その野菜を食べた事によりO-111で死ぬ可能性もあるという。
家庭でも生肉の扱いには、十分気をつけなければならない。