●日米の寄付金 


日本アメリカとでは、


普段の寄付金の考え方が違います。


例えば、アメリカで5000万円以上稼ぐ人の9割の人が寄付していますが、


日本では5000万円以上稼ぐ人の1割しか寄付していません。



これはキリスト教などの普段の教えなどがかなり影響しているようです。



結果、


日本の個人の寄付金は2000億円として
アメリカの個人の寄付金は22兆円と約100分の1の違いとなっています。



また、寄付金にかかる税金の違いも、かなり影響しています。


日本は、都道府県や地方自治体、

もしくは一部の認められた学校や

ほんの一部のNPO法人にしか寄付が認められていないのです。



しかし、今回の大震災で、


多くの日本人が寄付をしています。


すごいです。


日本もこれを期に、寄付に対する税制を政府が考え直してくれればと思います。




アメリカの寄付で、私が一番びっくりしたのは、



私の父が亡くなった時、


父の実家や会社関係の人が


香典などの名目でお金とか送って来たのですが、



父にはアメリカの友人もいましたので、


そんなアメリカ人からもお悔やみの手紙などが来ました。




ある日、


アメリカにある寄付金団体から手紙が来たのです。




「なんだろう?


 父の残したわずかな遺産目当ての寄付金依頼かな?」




と思って開けてみました。



そしたら、



「寄付金をありがとうございました。」


という手紙だったのです。





寄付金などあげた覚えがありません。



しかし、よく読んでみると、



父の友人のA氏から私ども団体に寄付がありました。


ありがとうございます。というのです。





日本では、


亡くなった遺族に香典や葬式に足しにとお金が渡りますが、




アメリカでは、


亡くなった遺族が寄付したという名目で


ボランティア団体に寄付することが故人に対しての香典の意味になってるようなのです。


「マジすか!!」



それとか、葬式に貰った香典を寄付する習慣があるようなのです。




でも当時は知らなかったので、


知らない団体からお礼言われても、なんか損した気分でした。



最初はびっくりしましたが、



今では父の死がボランティアの貢献しているのだと思って、


半分納得です。


残りの半分は、「絶対遺族がもらった方がマジよかった。」




また、こんな事もあった。



大学の友人が亡くなった。


その友人は大学生だったが、子供がいた。



すると葬式と同時に、募金も始まったのである。


「子供の高校まで教育費に」という名目だった。



こんな葬式1つとっても、アメリカの寄付金文化が現れているのだ。





そして、寄付もアメリカで比較的多いのが、



ご婦人達が自慢のクッキーを焼いたり、ケーキを作ったりして、




寄付を募るものである。


これを今流にしたのが、レディー・ガガさんの寄付。



彼女や今回の震災の翌日にはチャリティー・ブレスレットを売り始め、多額の寄付をしてくれた。




アメリカに行ってみて、寄付について感じるのは、


寄付した人の理由である。


始めは、寄付はキリスト教の考え方をもったアメリカ人独特のものかと思ったが、違った。



寄付の理由1位は、ただただ、単純なものだった。


それは、


「寄付してくださいと、頼まれたから」だった。


そういえば、よく大学時代でも寄付を頼まれた。


つまり、アメリカは、


寄付を頼み易く、


寄付をしやすい、環境なのである。


そんな寄付・助け合いが、日本にも根づきそうな予感である。