●汚染された茨城の魚
ちょっと前に大きい地震がありました。
昨日、
ニュースで茨城で取れたコウナゴから、
放射線ヨウ素131が4080ベクレム、
放射線セシウムが526ベクレム
が検出された。
これに伴い、漁港ではコウナゴ漁の中止を発表した。
コウナゴ漁などの漁の一時中止は仕方が無いかもしれない。
牛乳を牛から取るのは仕方が無い。
なぜなら、
取らないと牛の乳が張ってしまい、牛の具合が悪くなってしまう。
また野菜にしても、
取らないとだんだん枯れたり、萎んだりでしまう。
しかし、魚は違う。
たしかに今が魚の最盛期というものはあるが、
コウナゴの次の機会まで沢山繁殖してくれることを願って、
今は我慢して耐える時である。
少なくとも、
高濃度の放射能水の垂れ流しが止まったので、
あと7日は待ちたい所。
なぜなら、
今、魚をたくさん取れば、捨てるだけだが、
8日後になれば、
放射線ヨウ素は半分以下となり、
放射線セシウムを魚が取り込んでも、また排出されて半分になっている。
今取って捨てるだけの魚も、
1ヶ月後には全て安全になっているかもしれないからだ。
もし、
このまま放射能の濃度の高い水の漏れが止まれば、
1ヶ月後には、
放射線ヨウ素はほぼ安全に近くなるだろう。
放射線セシウムを魚が取り込んでも、
また排出されて問題ない数値になっている。
ただ、福島第1原発を起点に南北3.5Kmの海域と、
沖合までの1.5Kmの海域の漁業権は東京電力が全て買い取っているので、
この地域の漁業はされていないし、
現在は、
海上保安庁が原発から半径30km内への立ち入りを規制していることから、
汚染されている魚がスーパーに出回っている可能性は低いと思われる。
つまり、現在売っている魚は安全基準内なはずです。
また、その間、茨城県の漁師達だけが我慢するのは可愛そうだ。
できれば、もし漁業権とかの制限があるのなら、
この期間だけでも、
原発被災地や地震被災地の漁業船を例外的に、
他県での漁と他県での販売(水揚げ)を許してあげてはどうだろうか。
ちなみに、
先日、放射能ヨウ素を万が一食べたり、飲んだりした時、
40歳以上の人は、
甲状腺にヨウ素が蓄積されている場合が多く、
茨城県での安定ヨウ素剤も配られなかったくらい比較的安全と申しましたが、
もう少し詳しく言いますと、
放射性ヨウ素131は、男性よりも女性の方が注意した方がよい。
従って、同年齢で、水が1つしかないなら、女性に譲ってあげましょう。
40歳以上の男性は一番安全。
40歳以上の女性は次に安全。
この間は、コンブ等の海産物や大豆を食べている人ほど安全。
15歳以下の男性は注意した方がよい。
15歳以下の女性は注意。
1歳以下の男の子は要注意。
1歳以下の女の子は絶対注意となる。
従って、
1歳以下の女の子は、
一番離れた40歳以上の男性よりも約50倍危険といえる。
現在の所、スーパーで売られているお魚には問題がないが、
もう少し、事態がだいぶ悪化して、
お魚料理は、心配で不安になった時は、
安全を期して、下記のようにやれば安全だろう。
まず、うろこを取る。
そして一度水洗いして、(流れる水なら水道水でも可。)
●焼き魚の場合、ざっと短時間煮てから、水気を取って、
少し乾かしてから焼く。皮と内臓は食べない。
●煮魚の場合は、ざっとまず短時間煮て、その水を捨て、
安全な水で最終的に煮る。その後、煮汁は飲まない。皮と内臓は食べない。
最後に、生物濃縮について書いておきます。
生物濃縮とは、
例えば、昔、イタイイタイ病の原因になった
水中のカドミウムが原因となった事件がありました。
水中にばらまかれた薄いカドミウムもプランクトンが食べると、
そのプランクトンは薄いカドミウムを10倍に濃縮させる。
そしてそのプランクトンを小魚が食べ、100倍に濃縮させる。
その小魚を食べた大魚がカドミウムを1000倍に濃縮させ、
最後に、
人間がその大魚を食べてイタイイタイ病になる。
今回の放射能も、それを心配する人はいます。
でも今回の放射能汚染はそうならないのです。
なぜか?
それは、
放射能ヨウ素は毒ではないからです。
放射能ヨウ素が怖いのは、
体の中に入ると、甲状腺に留まり、放射線を出すからです。
従って、
放射能を出さなくなれば、
放射能ヨウ素もただの無害のヨウ素と似たようなもの。
つまり、
放射能には半減期があるから、濃縮されないのです。
水中の放射能ヨウ素をプランクトンが食べて10倍に濃縮され、
それを小魚が食べ100倍に濃縮されます。
でも、そこまで8日かかっていれば、半減期で半分になります。
もう8日たてば、半分のそのまた半分となります。
また、
単純に半分になるだけでなく、
最初の半減期を越えると、
放射線量は一気に弱まる性質がある。
とても心配だと思う人は、
買ってから8日間冷凍にしてから食べると、そのまた半分です。
ちなみに、
放射線セシウムは半減期が長いが、
放射線ヨウ素よりもだいぶ少なく、魚のえらや尿から大部分が排出されるので、
魚の体内に蓄積されて濃縮される可能性は低いし、
なにより放射線セシウムは水より重いので、時間がたつと海底に落ちる。
また、放射線プルトニウムも半減期が長いが、量が少なく、
そして、セシウムよりもさらに重いのですぐ海底に向かって沈んでいきやすいし、
魚が食べてもえらや尿から大部分が排出されるので、
魚が食べて濃縮されて危険になっていくことはない。