●ひき逃げ


このお話は、一昨日のブログ(物を盗む霊)の続きです。

従って、一昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-10826010021.html )を先にお読みください。

そしてから下をお読み下さい。

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霊が物を盗みに来る家という摩訶不思議な相談を受けた私は、


その家に調査に行くことになった。


盗まれそうになった2台のミニカー(銀色のトラックと青色の乗用車)と


残されたコレクションを見て、ある実験をしたくなった。


ご主人に、青色のトラックと銀色の乗用車を買ってきてもらい、


盗まれそうになった2台と一緒に、再びその部屋に置いてもらうことにしたのだ。











数日が過ぎたある日の


朝10時に電話が鳴った。



あの夫妻からである。








「貴方の言うように、また床にミニカーが落ちていました。」と婦人は言った。



私は、


「それで? 
 
 今回、床に落ちていたのは、


 前回盗まれそうになったミニカーでは無かったのですね?」




「はい、違いました。」



「それは何でしたか?」



青色のトラックです」と婦人は言った。



「ありがとうございました。


 まるで息子と会話ができたようです。」


そう言って電話を切られた。





このお話はこれで完結である。





しかし、


ブログの読者には多少の説明が必要かもしれません。





私がご夫妻の家に着いた時、


誰かが私を見ている様な感じを受けました。


そして聞いてみると、息子さんが亡くなっているといいます。



こういう場合、偶然ではないでしょう。


そして2階の霊が出るという部屋は元息子さんの部屋だという。


つまり、偶然も3つ重なると確信に変わるのです。



2階に出た霊は息子さんの霊だと確信できたわけです。




身内が出るという事は、成仏されていない場合が多い。





そして、何か伝えたい事がある場合が多いのです。





では何を伝えたいのか?



ミニカーを通して伝えたい事とは何か?



亡くなった原因は、ひき逃げだと言う。



犯人が捕まっていない無念と合わせると、



霊が訴えるものとは、


被害者だけが知っている、


ずばり、車種か?




そして、トラックが床に落ちていた。



トラックひき逃げされたと言いたいのではないか。


では2台目の乗用車は?


コレクションを見回して見ると、もうトラックは無かった。



すると、色だろうか?


それで、2台目の乗用車の色が青だったので、


青いトラックを買って来てもらった。


もし、


霊がひき逃げした車を教えたいなら、


それは、トラックで青色、そう教えたかったなら、




次に何か起きるのは、


前に落ちたミニカーには見向きもせず、


新しく加わった青いトラックを落とすだろうと思ったのです。





霊は両親に自分の無念さを教えたのです。




自分を ひき逃げしたのは




青いトラックなんだよ。母さん」って。


「早く亡くなってごめんね。無念だよ。母さん。」って伝えたかったのです。





「そうだったんですね。」


「どうもありがとうございました。」




「でも、


 2階で音がなった霊障の本当の理由は、


 それではないのですよ。」






「他に理由があるのですか?」



「はい。」















霊障の本当の理由



それは、



















亡くなった人は、


亡くなった原因となった物を嫌うのである。




つまり、


息子さんはトラックにひき逃げされたのであれば、




トラックを嫌うことでしょう。



そんなトラックを、


ご両親がコレクションとして楽しんでいるのが、とても嫌だったはずですよ。





特に、


そのトラックを自分の部屋だった所に飾られるのは、


とても苦痛だった事でしょう。





時にそれが霊障や音となって現れる場合もあるのですよ。




そんな事と、ひき逃げの無念さとが合わさって


ミニカーのトラックを落とすというパワーとなったのかもしれません。







それを聞いたご主人は、



その後、


私の勧めもあり仏壇の前で、



青色のトラックをハンマーで叩き壊したという



それは、


「お前の言いたい事は分ったよ。」という合図でもあった。




そして、


元息子の部屋にあった全ての車の模型を捨てて、


仏壇に謝ったそうだ。




無念の内に亡くなった者は、


長く供養してあげないと、なかなか成仏しない事が多い。



私は、1年間は毎日の様に、


お水とお線香と花をあげて息子さんを供養してあげる事を勧めた。


そして時々、


息子さんの好きだった物を供えてあげてください。





ちなみに、


警察には青色のトラックの事は取り上げてもらえなかったらしい。




しかし、


両親だけにでも分ってもらえたという事だけで


息子さんは嬉しかったに違いない。





その後、



2階から音がすることも無くなったという。