●故人の手紙の処分。
故人が亡くなった後、
遺品を整理していると、故人が保管していた手紙が出て来た。
捨てていいかどうか?
という相談を受けた事があります。
実は、手紙によるのです。
手紙によるとは、
手紙の内容によるという事です。
例えば、
内容が、タダの挨拶や、
タダの年賀状等の形式程度のものなら普通に捨てていいでしょう。
でも、
手紙の中には、
秘密にしたい物や
宝物のように大切にしていた手紙や、
他人には見せたくない物があったりします。
その他、ラブレターや、遺書、
家族に宛てた思い出の手紙など、
故人が大切にしていたと思われる手紙の処分には、
気をつかってもらいたいのです。
中には、初恋の手紙や、合格通知など
故人の運命を変えたような思い出が詰まっている物もあるでしょう。
そんな大切に保管していた手紙には、
故人の念がこもっている場合があるのです。
うっかり、タダのゴミとして始末したばかりに、
その故人から守ってもらえなくなったりします。
まず処分する時は、
2つの方法のどちらかを選んで欲しいです。
1つは、
自分で燃やす。
(昔から、残された家族が燃やすのが最上と言われています。)
もう1つは、
自分で、シュレッダーかハサミで、
他人が読めないように細かくしてゴミとして捨てる。
秘書やお手伝いさんや遺品整理人等の
他人任せにするのはお勧めできません。
ただし、
燃やす前やシュレッダーに入れる前には、
まず、
仏壇の前に置き、(仏壇が無い場合は、故人の写真の前に置き)
故人にもう一度最後に、それらの手紙類を見せてあげましょう。
お線香を焚き、
お水とお茶をあげて、
合掌します。
その時に、
故人に声をかけます。
「手紙を処分いたします。許してくださいね。」
最後に、
燃やす直前やシュレッダーに入れる直前、
故人に「成仏してね。さようなら」と声をかけてあげましょう。