●一緒に生きる。
このお話は、昨日のブログ(怒る父親の霊)の後半です。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-10803745189.html )を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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●今まで、とても仲の良かった家族。
●供養は毎日、しかも今も三食父親の分も作って供えるというむしろ過剰とも思える供養。
●しかし、突然、恐ろしい形相で現れる父親の霊。
その間逆とも言える父親の急変は、
なぜだろう?
私は、娘さんに聞いてみた。
「なぜ仕事を辞めたんですか?」
「父の葬式とかで忙しくなったので・・・」
「でも、休暇願いを出せば、理由が理由だけに辞めなくても良かったのではないですか?」
「はい。」といいながら、言葉に詰まっていた。
「これから仕事はどうされるんですか?」
「・・・・・」無言だった。
やっぱりそうなんだ。
稼ぎ頭が亡くなったのに、仕事を辞めるということは、
「もう働く意味が無くなったからですか?」
「・・・・・・・」
娘さんは黙っていた。
「今でも毎日三食亡き父親と食を共にするのは、愛していたのですね。」
お父様がいないという事が受け入れら無い程、つらいのですね。」
「どうして、お父様が、怖い顔をして出てきたと思いますか?」
「・・・・・・・・」
「お父様は、あなた方を今でも愛しています!
だから怖い顔をして出て来たのですよ。」
私は、怖い顔のお父さんが出てきた意味がやっと分った。
御二人は、愛するがゆえに、
仏壇の前で言ったんですよね。
「もうすぐそっちへ行きます。」って。
49日が過ぎたら、お父さんの後を追おうと思っているのですね。
そんな事をお父さんが望んでいると思いますか?
だから、お父さんは怒って、出てきたんですよ!
自殺してはダメだって、2人に訴えているんですよ!
母子は無言だった。
母親は少し泣いていたような気がした。
それは、私が指摘した事が、真実に近い事を物語っていた。
お父さんは、涙をこらえて怖い顔をしているんですよ。
「死んじゃダメだって、」
「死んじゃダメだよって!」
「お願いだから、死なないで! って言うお父さんの声が聞こえてくるようですよ。」
死んだら、お父様の一周忌は誰がやってあげるのですか?
「きつい事を言ってごめんなさい。でも、」
そんな事をしたら、お父様は、
2人を死なせたのは自分のせいだと自分を責めて、成仏できなくなりますよ。
お父さんが、成仏できずに苦しんでもいいのですか?
お父様は姿は無いけど、今でもあなた方と一緒にいるんですよ。
亡くなった後もお父様を見たでしょ。
自殺したら、
残された者がそうとう沢山供養しないと、次の人生が始まらないのです。
ふたりが自殺したら、誰があなた方を沢山供養するのですか?
しかもお父様も自責の念から成仏できなくなるでしょう。
3人とも次の人生が始まらないかもしれませんよ。
それよりも、
まず、お父様の一周忌を供養してあげて、成仏させてあげましょうよ。
そしてお父様は二人の守護霊となってくれるでしょうから、
お父様は守護霊として、
また3人一緒に生きましょう。
姿は見えなくても、常に一緒に居てくれるんですよ。
そして、
これだけ仲の良かった親子だもん。
ちゃんと人生をまっとうすれば、
きっと来世では、また3人の仲の良い間柄の人生が待っていますよ。
お父さん、最近ビデオカメラ買ってくれたって言ってましたよね。
きっと、それで孫の映像を撮ってほしいんじゃないかなぁ。
お父さんの願い叶えてあげてはどうですか?
「はい」
母子は来た時よりも少し明るくなっていた。
父親の愛の意思表示を、受け取ってくれたようだった。
二人は頑張って父親を供養しながら生きていくと約束してくれました。
二人を救ったのは父親でした。
死してもなお、妻と娘を助けたのです。
きっと、
いつの日か、
今度は生前に見せていた様な
優しいお父様が出てきてくれることでしょう。