●色の処方箋
私は医者ではないので、
来た人に薬を出す事はできない。
では、タイトルの処方箋とはどういうことか。
占いに来る人の何人かに1人は、
けっこう落ち込んでいる。
まぁ、
落ち込んで未来が見えなくなるから来るのかもしれないが。
そういう人に限って、
けっこう地味な服を着ている場合が多い。
心が寒い時に、寒い色の服を着ると、
追い討ちをかけるように気持ちもより寒くなるのは、
気のせいだけではない。
そんな人には、帰りがけに、
「ちなみに、落ち込んだ時は、暖色系の服を着るといいですよ」
と色の処方箋を渡す。
「暖色系ってどんな色ですか?」と聞き返される事もある。
「まぁ、暖かさを感じさせる色ですよね。」
「貴方が、ああ、この色、暖かそうと感じるなら、その色」
「もしくは、赤かオレンジもしくは黄色をメインにした服」
落ち込んでる時は、
服だけでも明るくすると、
やがて、その服の暖かさが伝わって、
寒い心を和らげてくれる事がよくあるんです。
また、例えば、
よく医者で見てもらっても、特に悪い所は無いと言われても
なんとなく胃炎とか腸のあたりが痛くなる人なんかも、
暖色系の色の服を着てる日は痛くなかったりします。
それは神経質な人ほど効果があります。
また、
自分の部屋を暖色系の色にしている人は、
外で嫌な事があって、落ち込んでも、
家に帰って来て、自分の部屋に一歩踏み入れたら
すごく癒されるはずです。
自分の部屋が色の処方箋になっていますよね。
「先生の靴下も、片一方だけ暖色系ですよね。」
「意味があるんですねぇ!」
「ああ、これ?
朝、慌ててて、間違えたの。
チンバなだけです。 ・・・見ないで!」