お願いの確率




電話相談だと、


たまに小学生が電話してくることもある。













しかし、


大人が絶対にしないような面白い相談だったりする。







例えば、こんな相談である。









「この前の運動会で、


 組体操で失敗しないようにって、


 お父さんにお祈りしたのに、


 失敗しちゃいました。


 お父さんは、


 私の事は守ってくれていないのですか?」












父親を早くに亡くした子で、


運動会で組体操という競技があるようで、


うまく出来ないので、運動会の日の朝、


仏壇のお父さんに、


組体操がうまく出来ますようにとお願いしてきたそうだ。


しかし、


組体操はうまく出来ずに失敗してしまった。


お母さんからは、


いつも天国のお父さんが見守っていると言われているようであった。

















私が、


彼女にアドバイスしたのは2つの事。






実は、


仏壇で故人にお願い事をする時、




その願い事が叶うにあたり、


より願いが叶う確実が高くなる方法が2つある。











その1つは、


前日にもお願いする事である。











私もその理由ははっきりとは分らない。


ただ、推測するとすれば、




何かお願いする時、


普段は知らん振りで、


お願いしたい時だけ仏壇にお願い事をするよりは、


普段から供養してあげている方が良いに決まっている。



霊によっては、


お願いする時だけ仏壇に来て調子がいいと思うのかもしれない。





しかし、


毎日供養するのも大変である。




そしたら、少なくとも、


運動会のその日の朝だけでなく、


前日にもお願い&供養(線香とお水)をすることである。




もう一つの推測は、


霊界と現世は違う世界である。


当日お願いして、当日それを助ける力が出ないのではないだろうか。



多少でも時間の余裕が必要なのではないだろうか。




理由ははっきりと断言できないが、


お願い事をする時は、


前日にもお願いする方が良いと言われている。


1つの謎であるが、前日にもお願いした方が叶う可能性が高くなるのだ。








さて、



前日にお願いするという事以外に、


もう1つ彼女にアドバイスしたのは、








お願いする時に、


お父さんの形見を持ってお願いする事。


形見を大事に持ってくれているのを見ると、喜ぶのが通例である。



形見が無い場合は、


生前、故人がよく使っていた物か写真でもかまわない。











一応の説明を終え、彼女に


「今度の運動会では、そうやってみてネ。


 お父さんは貴方の事、ずっと守っていると思いますよ。」



「ありがとうございました。」


「普段の練習も頑張ってネ。」


「はい。」