●占いと医学
占いだけではどうしようない時もある。
そんな時は、
医学の力を借りなければなりません。
若い奥さんが占いに来ました。
彼女の最初の一言は、
「死にたい」
話を聞くと、
病気で子宮を全摘出して、子供が産めない体になったとのこと。
愛する彼の子供が産めない。
そう、彼女は嘆いた。
外を歩いていても、
子供づれの家族を見ると無性に悲しくなるという。
子供がいない人生も、大切な学びの人生がある。と、言うべきだったのかもしれないが、
泣きそうな彼女を前にして・・・
言えなかった。
こんな時の占い師は、ただの人である。
まして男だと、
多分、
彼女の悲しみの半分も理解していないだろう。
死にたいという彼女を目の前にしても、
魔法を使う事はできない。
すぐ頭に浮かんだのは、
元プロレスラーの高田延彦と向井亜紀夫妻がアメリカに行き、
代理出産して特別養子縁組していた例がある。
しかし、
彼女は、海外へ行って代理出産する費用は無いという。
また、向井亜紀さんはその後、
子供の籍等の法的にもかなり悩んだというからその問題もネックなようだった。
お金が無いという問題もある以上、可能性としては、
残るは孫出産だと思った。
一応代理出産ではあるが、
妻か夫の母親が出産するので、戸籍などの問題が解決されやすい。
また海外ではなく、親族である点で費用も格安である。
産まれた子供は紛れも無く、夫婦二人の子供である。
なぜなら、
奥さんの卵子と夫の精子によって作られた受精卵を母親の子宮へ着床させるのであるから。
法律的には、
まず産んだ母親の子供となり、祖父母の戸籍に入るが、
それを除籍し養子縁組にすることになる。
しかし、子供にそれがばれても、受精卵は夫婦のであるから遺伝子から愛情まで、
紛れも無い実子である。子供へのショックは少ないだろう。
日本ではたしか5組くらいが、そのケースで出産して子供を作っていると思う。
ちなみに、母親の年齢は60歳でも十分可能で実例もある。
そんな話をした。
占いはしていなので、お金は取らなかった。
でも、
彼女は多少の希望が見えたのか、
明るくなって帰っていったのが救いだった。