●四十九日
ある日、町を歩いている時、
前を歩いている人が、
「うちは、49日なんて面倒なこともしないのよ」
と話していた。
「49日なんて、 坊主がお経を読む為のものよね」
なんて事を耳にしました。
四十九日って、
知らない人は知らないですよね。
仕方ないと言えば仕方ないし、
知っておいて欲しいといえば知っておいて欲しい。
一応説明しておきますね。
仏教の場合、
四十九日とは、
お葬式が終わって、
次の最初の大きな法事が、「四十九日」の法要ですね。
「四十九日」の法要が重要視されるのはどうしてかと言うと、
仏教では、死んだ人はこの日に閻魔大王に最後の審判を受け、
極楽往生できるか地獄へ落ちるかが決まる日と考えられているからです。
死後49日間は、
霊はあの世でもこの世でもない世界に浮遊しており、
四十九日めが忌明けとされ、
四十九日目に審判によって行き先が決まるとされているのです。
つまり、
極楽浄土に行けるかどうかの判定が下されるのが四十九日目とされているのです。
結構たいへんな日なのですね。
ここまでが一般論です。
仏教以外の宗派はどうなってしまうの?
と気になる人も多いでしょう。
ここからが私の意見。
例えば、父親が死んだとします。
父親は、家族が心配で、しばらくの間、
なかなか現世を離れづらいものです。
自分が居なくなった後の、家の様子を見ている父親がほとんどでしょう。
娘は落ち込まないで頑張っているだろうか?
母さんはオレが居なくなっても大丈夫だろうか?
など、
まあ、
心配しても何もできないのですが、
でも雲の上のお父さんは心配でしかたありません。
でもやがて、雲の上の生活や環境にも慣れてきて
娘やお母さんを多少なりとも力になってあげることができる守護霊になれるわけですが、
そんな守護霊になれるのが49日目以後からなのです。
つまり、
四十九日を大切に法要してあげることによって、
父親に守護霊になってもらって、守ってもらえるかもしれない。
そんな日が四十九日目なのです。
まあ、どんな解釈でもいいのですよ。
四十九日は貴方にとって故人が貴方の力になってもらえる日と思うと大切にできるでしょ。
いずれにしても、
そんな大切な四十九日は一度しかやってきません。
生前大事な人だったら、大切に供養してあげて、
そして貴方を守ってくれる守護霊になってもらってね。
貴方のこれからの未来を輝かせる為に!
PS.四十九日の供養を逃してしまったという人は、
その後の普段の供養で頑張って心を込めてすれば取り戻せることでしょう。