●幸せになりたい
誰しも思うことですね。
大体ですが、幸せはみな平等に受け取ることができます。
しかし、
2つの例外があります。
1つは前世が関係する事。
前世のおこないによって、今の幸せの量に関係してしまいます。
まあ、これは今更考えても変えられない宿命なので、今ここでは、気にしないとしましょう。
そして残る1つの例外は、
幸せの経由です。
幸せの経由によって、人よりも多く幸せがもらえる(ように見えます)
これは今からでも変えらるので頑張ることができます。
では幸せの経由とは、具体的にどういうことかと言うと、
例えば、
例外なく野球選手は一人10本のホームランを毎年打てるとします。(幸せの平等で)
従って、もし貴方が野球選手ならば、10本のホームランが打てるわけです。
ここからが幸せの経由です。
ある野球選手のベーブ・ルース選手は11本のホームランを打てました。
つまりルース選手は普通の人よりも1本よけいにホームランを打てたわけです。
しかし裏にはこんなことがありました。
ある少年が重い病気でしたが、
手術が怖くてずっと拒否していました。今日にも手術は必要でした。
少年はルース選手のファンでした。
そこにルース選手がかけつけました。
少年はとても喜びましたが、手術だけは受けようとはしません。
そこで、ルース選手は、
「君が今日手術を受けてくれると約束してくれるなら、今日、君の為にホームランを打つ」
そう二人は約束しあいました。
しかし、
試合は冒頭の1回にルース選手が顔面にデッドボールを受けてしまいます。
一瞬、目の前が見えなくなりました。
「どうした、ルース! 大丈夫か?」
「おい、代走だ、だれかをルースの代わりに一塁に・・・」
「監督!」
「私を代えないでください」
「大丈夫です、歩けます。少しだけ、少しだけ時間かけてください。お願いします。」
「わかった、」
「審判、タイム、手当てをしたい」
「無理するなよ、ルース! 今は交代はさせないが、
チームの為にならないと思えた時は直ぐに交代させるからな」
「はい! ありがとうございます」
やがて、2回目のバッターボックスがルース選手にまわってくる。
チームメイトが、
「大丈夫か、ルース、まだ、フラフラじゃないか」
ルースは大丈夫ですと言うと、
何度も何度も、
何度もファウルで粘りながら、チームの為に4球を選んだ。
そして最終回、彼は奇跡のホームランを打つ。
運命は少年を助ける為に、ルースに人より多いホームランという幸運を与えたのだった。
つまり11本のホームランが必要だったのです。
幸せがルースを経由して少年に行く為に。
これが幸せの経由です。
人が幸せになる為にした行為が、貴方にとって幸せであっても、
貴方に与えられる幸せにカウントされないのである。
貴方が今やろうとしている事は自分の為ですか、
それとも誰かの為に・・・