●昨日のつづき


昨日のつづきである。






ある男性が、やはり

ふられてしまいました。


別れは突然言い渡された。


昨日まで仲がいいと思っていたのに。

彼はその瞬間、もうダメだと絶望感が襲った。



しかし、彼はあきらめなかった。


ふられ、別れた後も、自分を磨くことを怠らなかった。




まず、自分の弱かった面を直そうと頑張った。


それは精神面の弱さと、体。

自分の悪い点を直すことは、リハビリにも似た厳しい試練でもあった。



しかし、壮絶 なリハビリに疲れた2月下旬、彼はまわりと一切の連絡を断たった。


そして、アパートに引きこもった。


「もう辞めよう」とまわりにもらした。弱気な面がまた顔を出した。





たったひとりでの戦い。




また元に戻れるという保障はまったく無い!









彼は家出した。









2週間誰の電話にも出なかった。



オレ、なにしてるんだろう。


彼の足は知らず知らずに中学時代にお世話になった人の家の前にいた。


「もうオレ、もうダメなんです」



恩師は彼に優しく言った。



「たとえ辞めてもいいんだよ、あきらめてもいいんだよ。


君は君なんだから。


あとは君が好きなら、その為にダメであっても、自分を磨きたいかどうかだよ」




ひとこと、ひとことが心に刺さった。




彼は決心した。


ダメでも。元に戻れなくても、自分を磨こう。



それからの彼には、迷いは無かった。








そして1年の苦しいリハビリを乗り越えたのだ







半月板損傷だけでも復帰が難しいのに、


彼は、右ひざ前十字じん帯断裂も加えて損傷していた。



フィギュア選手で第一線に復帰した前例がまったく無いという大きな致命傷を乗り越えた、



高橋大輔さん。


銅メダルおめでどう。



彼は涙のインタビューで、こう言った。



「けがをしたことで、すべてがプラスになった。」


「今では怪我してよかったと思っています」


http://image.blog.livedoor.jp/vitaminw/imgs/e/0/e00bf373.jpg