●若返りの食べ物
昔から、権力者は若返りの食べ物を探したという。
しかし、秦の始皇帝さえ、それを見つけることはできなかった。
もし、それが、
実は貴方の体の中にあったのだ!と、言えば、みな驚くだろう。
まるで、幸せの青い鳥を探しに行った、チルチルミチルの様な話だ。
美味しい食べ物を前にすると、
誰でも沢山食べたくなる。
しかし、ここに、昔からの言葉に、
腹八分目という言葉がある。
この言葉こそが、若返りの食べ物だったのである。
言葉が食べ物とはおかしな話と思われるでしょう。
腹八分目とは、
江戸時代の儒学者:貝原益軒が書いた医学書「養生訓」に書かれている
「珍美の食に対するとも八九分にして止むべし」
という言葉が語源だとされていますが、
要は、腹いっぱい食べないで、あと2割は食べたいというところで、我慢して止めるのです。
8分目まで食べた物は消化され、残り2分目を消化する体の能力は、
やることが無いので、若返る作用をするようになるというのです。
では食べない人はどうかというと、やはり、栄養はとらないとダメで、
8分目までは食べるのが良いようです。
途中で食べるのを止めるのはつらいかもしれませんが、
でも逆に言えば、8分目まで美味しいものを食べられるというはすごいことです。
また、もう少し食べたいというところで止めておけば、次の楽しみも持続しますし。
この話は、ただの教えに留まらず、
サルの実験で実証されたことであるのも面白い。
2匹のサルの1方には、毎回腹いっぱい食べさせて、
もう一方のサルには、毎回、腹八分目までしか食べさせなかった結果、
毎回腹いっぱい食べたサルはその期間、順調に歳をとっていたのに対し、
腹八分目までしか食べなかったサルは、若返り、肌もツヤツヤだったという。
若返る食べ物とは、
2分目の空腹であり、
実は、若返りの幸せの青い鳥は、
誰のお腹の中にもあったのです。
人体にはまだまだ不思議な事が隠れていることでしょう。