誰か、柳本監督もしくは、そのスタッフに伝えてください。
全日本女子がオリンピックに行く為の6つの改良点。
1.木村沙織選手のスパイクや杉山選手・荒木選手のブロードが相手にブロックされた時の対処。
データバレーは、スパイクのブロック対処に対しても使って欲しい。
例えば、木村選手のスパイクは相手にブロックされた時に、多くの場合、こちらコートのどこに、
戻ってくるか決まっている。杉山選手や荒木選手のブロードが相手にブロックされた時もこちらのコー
トのどこに戻ってくるか2箇所くらいに決まっている。従って、ブロードに動いたら、直ぐに、ブロック
された時のことを考えて、その2箇所を守るシフトをしくべきである。
2。相手選手のスパイクに対するブロック。
相手の選手がレフトもしくはライト攻撃でスパイクする時、ある程度ネットから離れているスパイ
クに対する日本のブロックは確率が悪い。したがって、ある程度ネットから離れて打たれるスパイクに
対しては、ブロックに飛ばない方がよい。ブロックした為に、ブロックアウトになったり、そのまま打
たせれば、こちらにチャンスボールがくるものを、軽いブロックでまた相手に違うアタックチャンスを
与えてしまっている。また無駄なブロックに飛ばないことで体力に消耗を抑えることもできる。
3.相手ブロードに対するブロック。
センター選手が相手ブロードをブロックしにいく時、無理に止めようとして両手が斜めになって役
にたたないブロックとなっている。この場合、ブロックにいったセンター選手は、止めようせずに、相
手にセンターに打たせず、ストレートを打たせるように、ブロックは真上に上げるほうがよい。
4.相手スパイカーに対するおとり。
データでフェイントの上手いスパイカーもしくは、フェイントの好きなスパイカーに対して、セン
ターをわざと大きくあけて、フェイントをさそうシフトが有効である。特に、こいつに打たれたら、取
れる確率が低いという場合は、この作戦を使うべきである。
5.ネットにかかったボールの捕り方。
ネットにかかったボールは2人で取りいくのが前提である。多くの選手は、ネットにかかったボー
ルを真上に上げようとするがそれは間違いである。ネットにかかったら、決してそのボールを真上にあ
げようしてはならない。ネットにかかったボールは、コート中央の選手にパスするのである。つまりボ
ールがネットにかかったら、1人はそのボールを取りにいき、1人は取りにいった人からのボールが来る
を待つ。ネットにかかったボールを中央の選手にパスして中央の選手がそのボールを相手コートに返す
。多少の連携練習でマスターできる。
6.相手サイドに返ったボールが相手コートに入らない時。
相手サイドにいったボールがコートに入らない時、前衛の選手がそのボールを追って相手サイドに
いって、ボールを一旦こちらサイドに戻してから、再度相手コートに入れなければならないが、多くに
人がその対処に間違っている。間違いは1人が取りにいくからである。2人が取りにいかなければならな
い。1人しか取りにいかないから、その人は無理してそのボールをこちらコートに戻す時に、マーカー内
通過して返してしまい失敗する。2人で取りにいけば、1人が取りにいき、もう一人はコートの中央では
なく、コートの外に出て待つのである。そうすれば、取りにいった選手は、ボールを無理してコート中
央に戻さず、コートの外に待っている選手に軽くバックパスすればよい。バックパスされたボールを相
手コートに返す。多少の連携練習でマスターできる。