学問とは・・・?
学問とは何か?
(1)一定の原理によって説明し体系化した知識と、理論的に構成された研究方法などの全体をいう語。
(2)勉強をすること。知識を得るために学ぶこと。また、それによって得た知識。
学問が何かと言われたとき、簡単には「体系化された知識。」というのもひとつの答えですが、
もう少し突っ込んで考えてみようとすると難しそうです。
まず、学問とは知と関係することであろうと思われますが、知とは何か?
実際に知が関わるときを考えてみると、認知とそれによる知識、また知識の或る操作とそれによる知識、
という二つが思い浮かびます。
また、始めから持っているような、生得的な知識というものの存在も想定することができ、
知とは知ることと知っていることに分けて考えられそうです。
簡単に言い換えれば、知とは知識を得る為の方法とそれにより得た知識ということになるのでは・・・
でも、知と言われるもの全てが学問と言われる訳ではなく、知と学問の違いは何か?
一般的に学問は学ぶ対象として伝えられるものという感じの、個人的なものではなく何らかの継続
する集団における事柄で、知をより多くの対象に対しても、またより多くの主体に対しても
一般化しようとするものであると言えるのでは・・・
つまり、学問が目差すのは知のより高度な一般化で、これが一般的には学問の真理や普遍性を求める
という方向性となっているような気がします。
学問により明確にして行くことは、知のより高度な一般化を促す為に、批判を受け入れたり、
異なる主張の立場を認め合うことができ得ることの基盤をも創ることで、発展的議論を可能にし、
終わりのない永続的な学ぶ道のようなものでもあるように思われます。
では、また、GOOD LUCK