やっとこさやっとこさ、AACC25周年記念の冊子のイラストと原稿が完成して、デザイナーさんに提出しおわる。かれこれ一年以上つづいた作業だったので、ほんとうにホッとした。自分の絵が冊子になる、という実感がジワジワと湧いてくる。あと、ソゴーの美術展でたまたま見掛けた、鉛筆だけで描かれた少女の絵。忘れがたくて、だいぶ前に亡くなった野田英夫という画家さんらしいけど、わたしも、あんなふうな、素朴で懐かしくて、ちいさな灯のような絵が描きたいと思った。