最近のいろいろ2 | いぬのクシャミとチーズの鼻歌

いぬのクシャミとチーズの鼻歌

だんなさんの転勤で、徳島県であらたな暮らしをスタート。
人生ではじめての田舎暮らしですが、どこにいても「善く食べることは善く生きること」、まいにちの小さな食卓を記録していきます。

あっという間に時は経ち、予定日は来週に迫っていると事実をあらためて認識し、ちょっとびっくりしています。通りすがりの人から「もう生まれそうだな、、」と呟かれるのも無理はない。

この前の土曜日は、広告会社時代の先輩宅で、出産激励会をしてもらいました。かつて同じ局で働いていたメンバーが集まり、賑やかすぎる女子会となりました。濃いメンバーなので覚悟はしていたけど、ほんとうにすごかった(笑)

そんななか(酔いが回ってない序盤で)話題となったのは、「夫婦別姓」について。集まったメンバーのなかに、夫婦別姓を実践している後輩がいるのですが、彼女いわく「今はまだ結婚したらどちらかの籍に入ることに何の疑いも持たない人が多いけど、これからの時代はもっと自由にいろんな考え方が出てくると思う」とのこと。なるほどな。特に宗教的背景の薄い日本の結婚観は、もともと家対家という考え方が強かったけど、いまやそれも人それぞれ。互いに継ぐべき財産などがなければ、姓を一緒にすること自体にあまり意味はないのかもしれない。

一緒に話を聞いていた同期は、彼女も最近結婚したばかりなのだけど、結婚によって名字が変わることにすごく抵抗感があったそう。「だから、旧姓のままでいけるところは、そのままにしてる」のだとか。ただ、だからといって結婚するときに名字を変えるかどうかを真剣に考えることはなかった。というか、変えること自体に深い疑問を持たなかった。そうだ、後輩が言ったように、夫婦同姓について何の疑いももたない人がほとんどなのだ。私もそうだったな。深い考えることもなかったし、むしろ名字が変わることで、まるで人生もちょっとリニューアルするような感覚で、どちらかというとうれしかった。

それでは、いまの結婚において「籍を入れる」っていったい何なのだろう。たとえば、籍を入れることで互いに意識が強まり責任をもつようになる、という見方もあるけれど、そこも人それぞれな気がする。社会が設定した基準ではなくて、結婚するふたりのなかで何を礎とするのか。

そんなこんなを議論しながら、女子会らしく?話題はころころと変わっていき(笑)、自宅を提供してくれた先輩が全国から食材を取り寄せて仕込んでくれた豪華すぎるフルコースを堪能しました。ありがとうございました!
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