人生問答 | いぬのクシャミとチーズの鼻歌

いぬのクシャミとチーズの鼻歌

だんなさんの転勤で、徳島県であらたな暮らしをスタート。
人生ではじめての田舎暮らしですが、どこにいても「善く食べることは善く生きること」、まいにちの小さな食卓を記録していきます。

「洋子さんの本棚」で、二人の洋子さんが人生問答なるものを繰り広げていて面白い。「一夜をともにするとしたら誰がいいですか?」「あまり好ましくないことだけれど、やめられないことはありますか?」「自分が三人いたら、それぞれ何をしますか?」などなど。いろんな問いかけに対するお二人のズバリな答えにうなりつつ、自分ならどうだろかと思いを巡らせました。

そのうちのひとつ、「最近、手放したものは?」。私は、洋服だなあ。結婚して徳島に引越すとき、洋服を一気に、たぶん4分の1くらいに減らしたのです。よれよれになったり、年齢的に似合わなくなった服は処分して、まだ着れそうなワンピースやちょっとしたドレスは、知り合いの女の子に全部あげたり。そうしたら、本当に必要最低限の服しか残らなかった。その中には大学生の時から着ているコートもあった。そう、必要最低限は残したわけだから、今のところは何の不便もなく、けっこう快適に過ごせているのだ。たったそれだけのこと。でもこれって、自分の内面変化が反映された現象のひとつなのかもしれないなあ。

そんな今夜は、ひとり家飯。昨日のスープで卵雑炊、あさりの味噌汁、沖ぎすの干物、ひじき梅煮など。
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