まさかの阿波踊り | いぬのクシャミとチーズの鼻歌

いぬのクシャミとチーズの鼻歌

だんなさんの転勤で、徳島県であらたな暮らしをスタート。
人生ではじめての田舎暮らしですが、どこにいても「善く食べることは善く生きること」、まいにちの小さな食卓を記録していきます。

本日のランチ。
モフのくるみパンが主役です。
photo:01


大根の皮の醤油漬けもよい塩梅に。
photo:03


昼すぎに老舗茶屋の和田乃屋を目指し、ひとり新町川沿いを歩きながら向かいました。店にはいると、デイさんがぜひ話してみたら?と勧めてくれた女将さんがちょうどいらして、カウンター越しに話しかけてくれ、これ幸いとばかりに自分の徳島ビギナーぶりをアピール。すると、ここを散歩すると気持ち良いですよ、と和田乃屋周辺の散歩マップを渡してくれました。

そんな女将さんの親切心を新町川に流すようなつもりはまったくなかったのですが、超のつく方向音痴の私は、せっかくのマップを活用できず、無難に駅近の観光センター、阿波踊り会館へふらり。そこで、ちょうど二階の劇場で阿波踊りの講演があるという案内が目に入りました。見物料500円というハードルの低さに目がくらみ、ひょこひょこ入ってしまった私ですが、これがとんでもない墓穴をほることに。というのは、見物客も見よう見まねで阿波踊りをおどらされる市民参加型講演だったのです。こういう参加型がめっぽう苦手なうえに、生まれながらのリズム感の無さから踊りは大の苦手。にもかかわらず、踊りました。さあ、皆さんも舞台へあがってきてください!という団長の掛け声、それでもお客さんのほとんどは照れて応じなかったのですが、思わず腰が浮きかけた私を見逃さなかった団長の視線から逃れることができず、まさに断腸の思いで応じました。
まさかの阿波踊りデビュー。人生、本当に何が起こるかわからない。

疲れた身体に染み込む新町川の夕暮れ。
photo:02


踊り疲れて思わず衝動買いしてしまったぐい飲み茶碗。
photo:04