実は上記の写真の通り2台所有しております。
・上記モデルはFWDのカスタム車
・下記モデルはRWDの魔改造車
MSTの旧コースで、FWDは11秒1台、RWDは11秒0台とかなりタイムを詰めておりました。(もう数年行けてませんが)
今回は普通のFWDのご紹介をします。
このマシンは落西モデルの通販で4990円だったマシンをベースにちょっとオプションを組み込んだマシンです。
写真の通り、サーボの位置を変更しております。
元々アッパーデッキにサーボを固定できる穴が空いてますのでそちらに設定してます。
こうすることで、ESCと受信機をメインシャーシに直置きできるようになります。
説明書の通り組み立てるとサーボは中途半端に重心が高くなる上にESCと受信機はアッパーデッキの上に搭載する事になるのでやたら重心が上がります。
ですので、重心優先のメカレイアトをすると写真のような配置になります。
メカ搭載スペースを優先した結果バッテリーホルダーは外しました。
両面テープとグラステープにてバッテリーを搭載する方式になってます。
メインシャーシとアッパーデッキはかなり硬いFRP?です。ノーマルで十分な強度だと思いましたので、カーボンに変更はしてません。
プラパーツの精度はちょっと悪く、キットのまま組み立てるとシャーシが歪んでしまいましたので、当初採用予定のなかったアルミバルク?マウント?を採用してます。ただこれでもまだ少し歪んでしまいますのでシムによりメインシャーシとバルクの間を調整してます。
(2台組み立ててますが両方同じ症状だったので、プラパーツの精度はあまり宜しくないようです。)
メカ搭載スペースはサーボを移動したおかげでメインシャーシに搭載できました。
もう少しメインシャーシの幅があればサーボを標準位置に搭載しても良いのですが。。。
反対側から、メカ搭載スペースがギリギリです。
後ろから、M07っぽいマシンですが、実はサスアームの長さとかいろいろ微妙にサイズが違います。根元もサスマウント方式を採用している為、高めの位置になってます。
MG evo のサスはM07より微妙に長くサスの根元も上に上がっているのでロールセンターは全然違います。
結果、タイヤはめっちゃ引っかかりますので、ハイグリップ路面ではハイサイドしまくります。
対策としてはキャンバー変化量を大きくする。初期ネガキャンバー2度~3度くらい。リヤタイヤのインナーはスポンジ系(モールド系はハイサイドしやすくなります)にしたところ、なんとかハイサイドを押さえ込めました。タイヤが60系の場合はサスアームの角度が\(^o^)/となるのでハイサイドしにくくなりますが、ハイグリップ系タイヤ55系サイズなのでサスの角度が/(^o^)\となりがち(最低車高確保するとどうしてもなる)なのでちょっと設計時点での欠陥ですね。
オイルダンパーは、他の方のブログ等拝見しているとあまり良くないようですが、私は、Oリング等にはダンパーオイルをつけて動きをよくして
粘度の高いデフオイルをピストン部分につけて調整しました。この方法だとオイル漏れはほぼありません。左右の硬さの調整等にコツがいりますが、メンテ無しで使用してます。
3レーシングの純正ダブルカルダン装備してます。タミヤと比較すると格安です。切れ角も十分あります。
ボディは中古で販売していた。CR-Xを使用してます。このボディに変更する前はフィアットを使用してましたがボディの変更だけでラップタイムが0.3秒(アベレージで)上がりました。Mシャーシは重心を低くするだけでとんでもなく走りが変わります。
(中にはボディ変えてもそんなに変わらんやろと言う人もいますが、明らかに違います。)
フロントはナックルの下部分を削って上に削った分のスペーサーをいれてます。こうすることでロールセンターを適正位置に変更してます。
(ノーマルの設定ではハイグリップ路面はハイサイドしまくって走れません)
総括
このマシンは、価格は入門者向けですが、組立、セッティング、ともエキスパート向けのマシンです。
それなりの経験をもって組立ないとシャーシはねじれてますし、ロールセンターも路面に引っかかる設定(ハイグリップ路面では走れないレベル)になってます。
ただ、そこを理解した上で解決する方法を持っている方からすればコスパ最強のマシンです。
いままで所有したマシンで一番癖の強いマシンだと思います。
(個人的には選ばれし者しか扱えない感があり、なんとなく好きです)
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