こんにちは、yuです☻

 

今年も梅雨の季節がやって参りましたね☔️

ジメジメする季節、お家から出るのも億劫で、心も身体も滞りがちですが、一緒にヨガで巡りを整えて、スッキリ健やかに過ごしていきましょう☺️

 

 

さて、3月の話になりますが、少しお休みを頂き、インドにヨガ留学に行って参りました☻🇮🇳🧘‍♀️

 

私にとっては2度目のインド🇮🇳

今回は、ずっと憧れていたヨガの聖地リシケシで5週間過ごし、インド伝統式ハタヨガを学んできました。

母なるガンジス川を日々身近に感じ、たくさんの素晴らしい体験と学びを得てまいりました。

 

インド伝統式ハタヨガについては、先日のGW特別クラスでその一部をシェアさせていただきました。

また機会があれば、ぜひご参加ください😀

 

今回は、私が受けてきたアーユルヴェーダのプログラム、

「パンチャカルマ」について、リポートさせていただきます。

 

 

アーユルヴェーダは、約5000年前から人々の肉体・精神を癒してきた伝統医学であり、健康増進法です。

本場インドやスリランカでは、政府から医学と認められ、公的保険も適用されます。

 

アーユルヴェーダでは、人の体は「ドーシャ」と呼ばれる3つの生命エネルギーが働くことで機能しているとされます。

3つの生命エネルギーとは、「ワータ(風)」、「ピッタ(火)」、「カファ(水)」。

誰しもこの3つのエネルギーを持っていて、そのうちの1つ(もしくは2つ)が優勢で、その優勢エネルギーがその人の体質です。

人それぞれの最適なドーシャバランスを整えることにより、心と身体が健やかに保たれるとされます。

 

こう考えると、「お水を1日に2リットル飲むといい」とか、「みんな○○を食べたら便秘解消!」と言われて試してみても、中には効果が出ない方がいるのも納得ですね🤔

アーユルヴェーダの考えでは、人によって、必要なお水の量や食事の質や量は違うのですから。

 

 

パンチャカルマは、サンスクリット語で「5つの療法」という意味で、下剤、浣腸など5種類の解毒・浄化療法を用いて身体を深部から浄化し、ドーシャのバランスを整えます。

 

このパンチャカルマ、私は7日間のみでしたが、本来は1ヶ月近くかけてじっくりと身体の毒素を抜いて整えていくそうです。

 

一人ひとりの体質(ドーシャ)に合わせ、それぞれに合ったアプローチで自然治癒力を高め、生命本来が持っている力で病気を防ぎ、癒すことを目的とする、心身の浄化法の一つです。

 

それでは、7日間のパンチャカルマプログラムの具体的な内容についてです。

 

プログラムのはじめに、アーユルヴェーダDr.の、ドーシャ診断を受けます。

脈診、目、舌、問診などを通し、それぞれの体質に沿った日々のケアのアドバイスが頂けました。

ちなみに私のドーシャは"ワータピッタ"

ワータ(風)の要素がほとんど、頭の中はちょっとピッタ(火)の要素。

 

ご自身のドーシャが知りたいという方は、本やネットで調べることができますよ😀

ただ、私は自己診断とDr.の診断が全然違いました😂

結果にしっくり来なかった方は、機会があればアーユルヴェーダDr.に診断してもらうと面白いかもしれませんね。

 

 

【Day1】

・全身マッサージとスチーム。最高。(abhyanga & steam)

・耳にオイルをコポッと入れ浄化するやつ。ひぇってなります。(karuna purana)

 

【Day2】

・引き続き全身マッサージとスチーム。心地良すぎて逆に怖い。(abhyanga & steam)

・目の周りに小麦生地で土手を作ってにギーを入れ、中で目をパチパチくるくるするやつ。

 全然痛くなく、むしろ暖かくて心地よいです。(Netra Basti)

 

【Day3】

・ヴィレチャーナ。ハーブの下剤と4ℓのお水を、短時間に一気に飲みます(virechan)

 顛末はご想像にお任せします。

 

【Day4】

・激熱ハーブボールのマッサージ。熱々ですが血流が上がって気持ちいいです(Patra pind massage)

・また耳にオイルをこぽっと入れるやつ(Karuna purana)

・オイル浣腸(少量)。人生初体験。(Oil enema )

 

【Day5】

・全身マッサージとスチーム。そして、、(abhyanga & steam)

・ハーブオイル浣腸を1.5ℓ...ただじっと受け入れる…(Big enema)

 1.5ℓ下から入れます。ご想像にお任せしますが、意外と平気でした😂

 

【Day6】

・再び、熱々すぎハーブボールマッサージ(Patra pind massage )

・また目にギーのやつ、暖かくて気持ちいいです(Netra Basti) 

・オイル浣腸(少量)。もはや慣れっこです(Oil enema )

 

【Day7】

・鼻にオイル入れて浄化。喉で苦味を感じますが、少量なので大丈夫(Nasya)

・シロダーラ。最終日のご褒美、おでこにオイルのやつです。(Shirodhara)

 意識飛んだので覚えてないです。。笑

 

また、パンチャカルマ中は、1日2食、「キチャリ」という消化に良い豆のお粥のみで過ごします🥣

 

毎日のチャイは、ノンカフェインのハーブティーに変更🌿

糖度や刺激の強い、バナナやオレンジなども禁止🙅‍♀️

 

パンチャカルマ期間中も、もちろん朝のハードなプラクティスは続くので、耐えれるか心配だったけど、意外と大丈夫でした☻

 

7日間のプログラムを終えての感想。

 

・とにかく身体が軽い。

・やりにくかったポーズが難なくできるようになった。

・練習での動きのクセなど身体の感覚が鋭敏になり気づきが増えた。

 

 

そして、"食べる"ことの意味について、改めて考えさせられました。

 

"人は食べたものでできている"

 

頭では理解しつつも、結局自分の食についてはいつも後回し。

タスクを優先して、タイミングも内容もついつい適当に済ませてしまう私。

 

アーユルヴェーダでは、ワータ体質の人は食欲にムラがあり、食事の間隔が空いても乱れても何も感じないことが多いそうです。

私もまさに当てはまります。

正直何でも良くて、日々の食事に感謝せず、ついつい急いで適当に胃に放り込んでしまったり。

 

改めて、感謝して食物を大切に無駄なく頂くことと、

雑に扱いすぎている自分自身を、優しく扱ってあげないとな、と気づけました。

 

 

「体は神殿。食べ物は捧げ物。」

 

そう捉えて、日々の食事のあり方を考えていきたいと強く思える貴重な体験でした。

 

インドでは、他にもたくさんの素敵な体験をさせていただきました。

また機会があれば、お伝えしていきたいと思います。

 

スタジオ103