HWTのトレイル整備活動は、
すべて手鎌、手のこ、剪定鋏の人力で行っています。
技術や大きな道具がなくてもどなたでも身一つで安全に活動できる反面、
広範囲のシダ道などの整備には、たくさんの「手」が必要です。
今日のこの記事の「古観音山」はシダの繁茂っぷりでは横綱クラスで、
ここまで大変なコースばかりではもちろんありません。
でも、山道整備ってこんななのーと驚かれるかもしれませんし、
整備って大変ーとドン引きされるかもしれません。
（書いてるメンバーで少し心配になりました(;''∀'')）
でも、
草刈も写真もブログ記事も、
HWTの活動で初めて携わったメンバーができることを協力し合って進めています。
「できることをできるときにできるだけ」の輪を広げていきたいと願っています。
読まれて、
「ハサミでちょきちょきするくらいならできるし、一緒に汗を流してみたい！」と思われましたら、
ぜひ、
ご一報くださいませ(*^^*)
※詳しくは、文末の「草刈隊」についての記事にてご案内しています(*^^*)
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12/3（土）古観音山again。
梵潮寺から登山口を経て防災道路とぶつかる地点までを整えてから少し間が空いてしまい、
気持ちは逸ります。
10/15（土）戦々恐々×２スポットを攻略！HWT草刈隊＠瀬戸コースno22＆23
しかしながら、
一週間前の草刈で赴いた瀬戸コースno26古鷹山からクマン岳の凄まじい倒木っぷりに、
この古観音山はそれを凌駕するのでは？と戦々恐々。
ここはマンパワーをかけて万全の態勢で臨むべく、
武者震い？な8人2班編成で挑みましたっ( ｀ー´)ノ
今回の対応エリアは、
音戸の瀬戸から早瀬大橋までの全10.9kmから舗装路部分、
前回10/15に対応した区間を除けた山道部分の２/3です。
ここはずっとずっと陽当たりが良くシダが繁茂するため、
古観音山チームと瀬戸島山チームに分け、
瀬戸島山チームは、配車の調整に動くT隊長が単身逆方向から攻め込む挟み撃ち戦法を採ります。
倒竹が激しい早瀬大橋側の毘沙門堂から298峰区間は、
時間に余裕があれば対応することとし、
まずはシダエリアに突入しました。
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Kさんのレポで瀬戸島山チームの奮闘の模様をお届けします( ｀ー´)ノ
↓↓↓
こちらは3名で挑みます。
前回のT隊長の「シダ玉」って確かここだったよね？と警戒しているとやっぱり最初からシダ祭り
元気に丁寧に刈込んでいきます。
「シダ玉とは」こちらの記事にてご覧ください♪
冬は暖かい島の山歩きを楽しんで☆1/29（土）瀬戸コースをピンポイントシダ刈り始め
before
after
生い茂る箇所は毎年同じ、刈ったシダを置く場所がない(;^_^A
この日も熊手があったので奥へ押し込んだり、手前に戻って置きに行くを繰り返したり、来年の置き場所が今から心配。
ランチタイムまで出発から２時間半超え、200ｍしか進めませんでした(;´･ω･)
ランチタイム後はザックを置いて刈込み、アレ？ザックの重さがないのに腰が痛い。
それもそのはず、シダは登山道の真ん中に生えていて腰をだいぶ曲げないと届かないところがほとんど。
そこにザックの重さが加わって午前中だけでもう腰が壊れかけ（泣
ザックを背負いなおして先に進みます。
間もなく草刈の音が向こうから聞こえてきて、逆側から刈ってきていたＴ隊長4時間ぶり感動の再会！
一緒にＴ隊長が来た車を止めている方向へT隊長の努力の賜物スッキリした登山道をサクサク進みます。
早い！！
※Ｔ隊長も同じくこんな道をひとりで攻め込んできました↓↓↓
start
before
after
4人揃ってT隊長のランクルで出発地点へ。
別で動いていいる古観音山隊のお迎えに向かいます。
まだ古観音山の頂上へ到達していない！！あちらもかなり苦労しているね(^^;)
早く迎えに行こう！とザックは車にお留守番で身軽に登り始めますが、やっぱりシダだらけ。
全然早くは行けません汗
もう何をしても痛い腰を庇う手段も考えつかず、ただひたすら刈りながら別隊と再会するのを楽しみに頑張ります。
朝別れてから6時間大感動の再会！
皆、腰が壊れて、鎌作業の腕もボロボロ絶対筋肉痛になるよねーと言い合いながらスッキリ刈り上げた道を車に向かって戻り終了！
お疲れ様でした！
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こちらは一方の古観音山班。
その後はひたすらシダ刈りです( ｀ー´)ノ
尾根に上がってすぐ、瀬戸島山チームから「100mくらいしか進めてない」と無線連絡をもらい、
こちらは「200mくらいは進んでるねー」なんてドヤ会話を交わし、
けものみちを見つけてほっこりしたり、
午前中はまだ余裕がありましたが、、、
いったん途切れたかに見えるシダ道の、
波状攻撃に折れそうになる心。。。
刈った後にできた道に励まされながら進みます。
岩場でおひる休憩をするまで300mくらいは進んでいたでしょうか？、、、(笑)
道の両側の壁が高く、覆いかぶさるシダに胸の高さくらいまで埋もれながら刈り込み道を整えていきます。
茨ゲート(;''∀'')
倒木の上に乗っかってゲート閉じてるっ
のを、剪定ばさみで刈り込んで開通。
全員合流っ
何はともあれ、
集合写真！
246峰の近くで、
新しく眺望を確保してあるスポットがあり、
HWTmapに書き込もうと地点を確認します。
地図の更新も、
維持・整備活動における大切な仕事のひとつです。
皆揃って駐車スペースに下山。
夏に古観音山を踏破され、
ものすごいシダ藪にアタックされた方が、
「広島湾岸トレイルランで、大会コースの整備のクオリティが高くて感動した」、
「こちらに手がつけれなかったことがわかりました」とおっしゃってください救われる気持ちでしたが、
本コースだけで293.8ｋｍ、
広島湾岸トレイルの、いろんなコースをいろんな方が楽しんでくださることを思うと、
やはり手がつけれず夏を越したことに遺憾の念を禁じ得ません。
いちにちを終えて、
やっぱりこういう道は、年に2回くらいしっかり刈り込みたいし、
そのためには、
もっともっと活動の輪を広げ、たくさんの方と一緒に汗を流せたらいいなと思ういちにちでした。
今日もお疲れさまでした！
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