ライブで使うシンセを選ぶ。 | tangerineのブログ

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広島で音楽活動中。DTMレッスン、レコーディング、演奏...。
シンセサイザー、ギターシンセ、iPad、ウォーターフォンなど使った即興演奏が中心。
ソロ活動以外では即興ユニット「上八木IBM」に参加。

エスニックユニット「芸能片岡組」でシンセサイザーを使う機会があり、KORG micro KorgXL+を使っています。

メロトロンの音や生楽器系もいくつかあるしシンセの音もなかなかよろしい。

エフェクターも内蔵。意外とエグい音も作れたりします。

初期 micro Korgも持っていましたが、僕にはこちらの方が断然扱いやすいです。

ついでに言うとRadiasも持っていましたが、micro Korg XL+ の方が音が良い印象。

確か中身は同等…って読んだことありますが、実際音を出して聞いてみると、僕にはmicro Korg XL+ の方が何故か太い音に聞こえました。これ、僕だけかなあ…?

プロフェッショナルな人が聞いたら笑われるかもですが。

 

micro Korg XL+、音は問題ないのですがリアルタイムのエディットで苦戦してしまいます。

加えて、練習中の曲でシンセによるリズムパターンを入れたいのですが、これも苦戦してます。

micro Korg XL+にはシーケンサーがないので、アルペジェーターを利用してリズムを作っていますが、単純なパターンしか出せません。

実際練習の時に試してみましたが、パターンが単純なせいか皆さんリズムに合わせるのが難しそう...。

これは困った…ということで、うちにあるシンセで軽くて持ち出し楽チンそうなシンセ2種をチェックしてみました。

 

 

 

Novation Ultranovaを試してみました。

音はいい。 micro Korg XL+とどちらが良いとかじゃなくて。

これはこれで。
内蔵エフェクター、バッチリ。

リアルタイムエディットに関しては、各パラメータのツマミが表に出てるわけではなく、8つあるツマミにパラメータを割り当てるもの。設定で何とかなるかもしれない。

でも音色の選択が難しい。これはちょっとイタイなあ...。

micro Korg XL+は割と素早く選べるように作られてますが、対してUltranovaはダイヤル一つで音色を選ぶしか方法がない…。

そうなると使う音色を前もって順番に並べてメモリーしておくという方法になるんだろうけど。

それからリズムがうまく作れない。 

アルペジェーターを使ってちょっと頑張ってみたけど、

うーん、もう少し試行錯誤せんといかんか…?

ステップシーケンサーがあると何とかなるかもしれないんだけど…。

(同じシンセエンジンを持つ Mini nova ってのはステップシーケンサーがあるんだよねぇ…)

 

 

 

もう一つ、完全アナログ、Minilogueを試してみます。

最大同時発音数4音。5万円しなかった驚異的アナログシンセ。

しばらく使わなかったのでチューニングが不安定。

しかしこれは強制チューニングや何度か電源オンにして使うことで安定してきた。(みたい)

ライブで使うにはヤバいかな…?と不安になったのですが、次の日は全く問題無し。

アナログは使わない時でも電源は入れとけ…とよく言われたな。

 

内臓エフェクターはディレイのみ。

しかもこのディレイ、設定によっては酷いノイズが発生。

あまり使いませんが、過激なディレイエフェクトになるのでノイズ的な音には有効。

 

アナログならではの生々しい音なのですがちょっと寂しい。

それでコンパクトエフェクター(リバーブ)を加えてみます。

モノはtc electronicの Hall of fame 2。

これをステレオ出力で。

 

今更なんですが、リバーブのステレオ出力、びっくりするほど良い。

いつもはライブを想定してモノラルで練習してますが、これだけ違うと…。

ステレオ効果を取り入れた演出は必須だなあ。

Minilogueにはステップシーケンサーが付いているので、リズムパターンを作ってみました。

なかなか良いぞ。

これは有力候補だな。

micro Korg XL+よりも横幅は小さいので、いつも使ってるバッグにも納まるし。

一度練習で試しても良いかもしれない。

 

とはいえ、もう一度全機種で試行錯誤してみないと…。