「異端の鳥」 を観る | tangerineのブログ

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広島で音楽活動中。DTMレッスン、レコーディング、演奏...。
シンセサイザー、ギターシンセ、iPad、ウォーターフォンなど使った即興演奏が中心。
ソロ活動以外では即興ユニット「上八木IBM」に参加。

WOWOWオンデマンドで「異端の鳥」を観ました。

 

前から気になって観たかった映画ですが機会がなく。最近WOWOWで放送してくれました。

かなり残酷描写が話題になっていた映画なので、覚悟をして挑みましたよ。^^;

 

全編モノクロの長い映画で、主人公の男の子が様々な辛い目にあっていく...というストーリー。

「これは精神的に後引くかも知れんなあ」と思ったんですが、意外にそうでもなかった。

他にもっと辛い映画たくさん観たせいか...?

割と冷静に観れた...と自分では思っています。

様々な辛い目にあうので、「人生における辛い出来事をリストアップ」したのかな...?と思ったり。

残酷描写よりも、特殊な環境に置かれたことで変化する男の子の性格...が気になりました。

その辺は新藤兼人「裸の19歳」を思い出したり。

残酷...で言えば「火垂るの墓」の方が僕には残酷に思えるな。

後、「言葉」の大事さも描いていたかな。

 

全く救いがないわけではなく、最後に小さな希望が見える映画でした。