tangerineのブログ

tangerineのブログ

広島で音楽活動中。DTMレッスン、レコーディング、演奏...。
シンセサイザー、ギターシンセ、iPad、ウォーターフォンなど使った即興演奏が中心。
ソロ活動以外では即興ユニット「上八木IBM」に参加。

テレビ映画「羆嵐」。1980年に日本テレビ「木曜ゴールデンドラマ」で放送されたもの。
テレビでこんなの作ってたんだなあ。
すごく意欲的で見応えあるぞ。 今のテレビ、何やってんだ...。

突然Youtubeに現れてきた。
最近多発する熊被害の影響なんだろうな。
 
大正4年12月に起こった日本獣害史上最大の惨事を描いたもの。
三國連太郎、森田健作、前田吟、篠ひろ子、石橋蓮司、小林稔侍、常田富士男...という豪華キャスト。
音楽 クロード・チアリ。
クロード・チアリのギターはいいんだけど(常田富士男がナレーションしているせいか、ギターが「日本昔話」ぽく聴こえちゃうけど。でもそれはOK!)、ほかのBGMがどーもなあ。安っぽく聴こえてしまう。
1980年の日本テレビはこれを作れるパワーがあったんだなあ。
今のテレビ局、ふんどし締め直して、気合を入れていいもの作って欲しいな。
 
 
 
この映像は東映チャンネルで放送されたものなんだけど、番組終了後に放送予定の映画を紹介している。
1974年「ああ、決戦航空隊」という映画が気になって。
西城秀樹も出てるんだけど、タイトル、映像がものすごくきな臭い香り。
 
wikipediaで調べてみました。
 
こりゃ凄そう。(映画は観たこと無いので) 
よくぞここまで記録に残っていたな...と。
当然、国粋的、軍国的な解説かと思ったらさにあらん。
とにかくwikipediaの解説が圧巻...。
「重慶爆撃」なんて初めて知りました。

映画  「ハリマオ」

 

監督 和田勉

和田勉というと、我々の世代ではたけし達のバラエティー番組でいじられまくった、ちょっとお間抜けなおじさんという印象。

コミカルな面ばかりが映されてた。

その和田勉が監督の「ハリマオ」。

 

 

当然、公開当時は学生で金欠。日本の映画なんか観る気もしなかったし。

しかもバラエティーによく出てる和田勉が監督。

ポスター見てもなーんかかっこ悪いなぁ‥なんて感じたし。

全然興味もなく完全スルー。

昔「怪傑ハリマオ」ってドラマがあったのは知ってたので、リメイクなんだろうなと思ってました。

 

 

 

まずは普通に鑑賞。

 

いやいや、これは骨太!

映像もストーリーも決して安物じゃない。

俳優陣の演技も見応えある。

さぞかし評価の高い映画なんだろうなと調べてみると……。

 

 

 

これがとんでもなく評価が低い!

まさに酷評。

 

「和田勉の良さが出ていない」

「陣内智則が当時のトレンディードラマと同じノリで演技してる」

「陣内智則に迫力がない」

「アクションが少ない」

「コメディ調になったり、急にシリアスドラマになったりと最後まで焦点が定まらない」

 

 

主人公の谷豊は実在の人物で実際にマレーで盗賊となり、日本陸軍の諜報員になった。その後陸軍に利用され英雄として宣伝。

1943年に『マライの虎』という映画が作られる。

(1960年には日本テレビで『快傑ハリマオ』が放送)

 

どうしてここまで評価が悪いのか、こちらの方が気になってきました。

 

「この映画は、どの立場に立っているのかがよくわからない。「偶像化されたハリマオではなく、人間谷豊に迫った作品」(Wikipedia)というほどの深みは全くないし、かといって、軍に利用された悲しみが滲み出るわけでもない。中途半端なのだ。

それは陣内孝則というキャスティングのミスにも影響している。彼の演技も徹底的に軽く、何も伝わってこない。バブル経済に湧きたっていた1980年代後半には余計フィットしない。じっとりした日本的な情念を描くことで定評のあった和田勉が、新たな境地を開こうとしたのかも知れないが、到底巧くいったとは思えず、その意味では何とも悲しい作品になってしまった。」

と、評価される方もいらっしゃいます。

 

「怪傑ハリマオ」ではなく「谷豊」を脚色を加えて描いていると思います。

私としては、エンターテイメントとして楽しませる部分もしっかりあるし、シリアスにきちんと軍国批判してるので好感持てるなあ。

あー、そういうのが気になる人もいるか。

「阿修羅のごとく」を期待してる人は「まじめにやれ!」っていうだろうし、エンターテイメントを期待してる人からは「アクションが大したことないのでつまらない」って言われるか。

 

僕としては、これはこういうスタイルの映画…として観た。

陣内智則は好きな俳優じゃないけど、この映画については好感持てた。

山崎努、川谷拓三も今の俳優には見られない強烈なインパクトがあった。

うーん、厳しい評価する気にはなれないなあ。

今の映画に比べたらカメラワークもすごいと思ったし。

そこまで酷評される映画とは思えないんだけど…。

 

 

Line6  DL4 の効果に喜びはしゃいでいたのですが、あああああ、やっぱりハイ落ちしてる。

私の勘違いでした。

 

今日、DL4を接続した場合とそうでない場合とで比較しました。

 

うーん、個人的にはがっかりするレベルでハイ落ちしとるな...。

EQで補正するにしてもなあ。

今はDL4 MKⅡなんてのが出てるので、そっちがいいかもね。

買えんけど。

 

使い勝手やリアルタイムでの音作りでは間違いなく楽しめるんですけどね。

 

 

Line6  DL4はもう十年くらい前かな? オークションで手に入れたものです。

 

言わずと知れた名機で、知り合いのミュージシャン達は普通に持ってたなあ。

当時私はBossのツインペダルDD20を使ってたので、同じようなもんだろうと考えてました。

(もちろんそれぞれ個性があって違うんですけどね)

何を思ったかDL4が欲しくなった。なぜだかは覚えてないなぁ...。

 

 

 

 

 

注! ここからは個人的な印象なので、「そんな事ないよ!」という人は気にしないでね。

 

 

とりあえず手に入れたので使ってみたのですが...これがどうしたわけか楽器の音が音やせする。

設定のせいかケーブルのせいかと疑ったのですが、DL4を通すと音が細くなる。

昔のKORGのマルチエフェクターを使った時と同じ感じ。

ネットで確認してみると、そういうので悩んでるユーザーさんもいました。

あー、やはり原因はDL4か...。

 

すごく悩んでしまった。

ライブハウスでDL4を使ってる人が来るたびに、その辺の事を質問しました。

みなさん、それを承知で使ってたり、音を加工して工夫をしてると言ってました。

 

 

ライブハウスでDL4使ってた方は大抵ループで、あとは普通にディレイだったし、それなら自分はDD20があるから別にいいかと考えました。

ループだったらルーパー持ってるし。

 

 

 

で時が経ち、あわれDD20は故障。

セレクトのランプが点灯しなくなり、ダイヤルを回してもディスプレイの数値に変化なし。

(DD20のループ機能はタイミングとりやすかったので、ちょっとショック)

代わりにZOOMのコンパクトマルチを使うようになったのでした。

この時点で重くてかさばるDL4は売ってしまおうと本気で思っていたのでした。

 

 

 

今回、屋外でのイベント参加で電池式の機材を使うことにしたのですが、現在所有してるルーパーは電源を必要とするものしかないんですね。

それで単2電池4個で駆動できるDL4を引っ張り出して試してみました。

 

 

あれっ??音やせを感じない。 うそやん。

とりあえずシンセサイザーに使ってみての感想。

 

それから、各ディレイのチェック。

あらら、かなりエゲツナイ音が出る...。

これまでかなりいじり回してたと思ったんだけど、今回のように感じたのは初めて。

ルーパーも各ツマミを操作することで意外な音を出してくれる。

こりゃいいぞ。びっくり。

機材で久しぶりに興奮!

みんなが使うはずだ...。

こうなったら重いだ、かさばるだ言ってってられんぞ。

これは使わない手はない。

 

DL4ユーザーの皆様、これまで大変失礼いたしました!!

 

 

実際にライブで私が見た、DL4を使ったパフォーマンスで最高に凄かったのは、現在は高知県在住の「おちょこさん」!

DL4 1台でここまでできるか...。

 

片付けてあったテルミンを引っ張り出してきました。
正常に音は出ているようです。
 

Etherwave big briarのテルミンで、30代の頃に手に入れたもの。

当初はメロディー弾くわけじゃなくてLed Zeppelin「Whole Lotta Love」用に使用!

 

マニュアルの表紙にはムーグ博士の写真が載ってました。

オークションで4万5、6千円くらいじゃなかったなあ。

今、それ以上の値段になってるものが多い気がします。
 


 

 

 

Led Zeppelin好きすぎ人間なのでテルミンは憧れの謎楽器でした。

当然マストアイテムなんですが、製造はしてない、値段がバカ高い、そもそも売ってない!

30代の頃はテルミンなんて過去の特殊な楽器でした。

 

Led Zeppelinコピーバンドで有名なシナモンのライブを見に行ったことがあるんですが、マエストロのテルミンを使っていました。

音量用のアンテナを取り外してたな。(アンテナといってもマエストロのテルミンの場合、四角い板状の金属)

ちなみにジミー・ペイジが使ってるのはソニック・ウェイヴというメーカーのテルミン。

 

 

カバーデイル・ペイジが来日した頃、石橋楽器が1万4、5千円くらいで「イシバシ・テルミン」てのを売り出したので、それを手に入れました。

今考えればオモチャなんですけれど、アンテナに手を近づけると電子音が鳴ることに胸を熱くしたんですよ。

(ジミー・ペイジもこれを買ったという記事を読んだ気がするんだけど、どうなんでしょ?)

でも、これは中途半端な出来でした。安定しないというか...。

 

 

その後だったかなあ、Etherwave big briarからテルミンが販売されたの。

キーボードマガジンでも特集記事あった。(と思う!記憶が曖昧)

定価は結構いい値段だったはず。

 

 

販売から数年経ってから、オークションで安く出回り始めた時にやっと手に入れました。

テルミン演奏者で有名な竹内正美さんのレッスン本を買ったりしてしばらく練習してたんですけど、それよりもディレイマシンなどでどう音をLed Zeppelinに近づけるか?というのに熱中してました。

 

 

練習はしたものの、音程が安定しない!

上手な人って、本当に正確に音を出すんですよねー。

あれは聴いてて気持ち良い。

ところが中途半端な人は...ちょっと辛くなってくる。

私はそれ以上にダメなんだけどね。^^;

(クララ・ロックモアはさすが!)

 

上手な人沢山いるし自分の下手さ加減にヘコんでしまい、何度も挫折して今に至る。

二胡同様、地道に続けるようにしましょう...。

できるのか!? うーん。