tangerineのブログ

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広島で音楽活動中。DTMレッスン、レコーディング、演奏...。
シンセサイザー、ギターシンセ、iPad、ウォーターフォンなど使った即興演奏が中心。
ソロ活動以外では即興ユニット「上八木IBM」に参加。

僕は中学生まで漫画、アニメ大好き男子でした。

あの当時、アニメは若い世代が自分たちを代弁する新しい表現手段だったと感じています。

とにかく大人は「漫画やアニメなんて、幼稚な子供が見て楽しむものだ」という感じでしたから。

まあ、それは大人だけじゃなかったけど。

 

好みのアニメが少なくなって、高校になってからはだんだんアニメを見なくなりました。

 

 

そんな高校生の時、日曜日午後6時、フジテレビで「伝説巨人イデオン」が放送されてました。

イデオンのデザインが好みだったのとキャラがアメコミ風で個性的なことで気にはなってた。

エンディングの曲も印象的だったな。

でも、ちょこっと見ては違うチャンネルに変えてました。

 

 

ずーっと気になってたんでしょうか、この歳になってYOUTUBEで映画版2作を見つけたので早速鑑賞。

 

びっくり。

戦闘の残酷さや無意味さというのがよく表されてると思います。

しかもファンタジー。 初めてロボットアニメで感動した。

リアルタイムで観とけばよかったかも。

しかし、あの内容を日曜日の午後6時に放送してたのか。

ヘビーやなあ。

今はちびまる子の時間なんだよな...。

この落差。

 

 

 

 

で、発動編を観てると...。
どこのシーンだったか忘れたけど、「2001年宇宙の旅」のスターゲートぽい映像処理が出て来た。
確かあの映像処理は当時けっこう流行って、当時のいろんなドラマのオープニングとかに使われてたっけ。
 
さらに、最後のシーンを観て...「う〜ん??」
あの星雲の形状、色合い、精子のような物体(?)
地上の自然映像、並んだ惑星...。
 
これ、モロ「2001年宇宙の旅」ですな。
皆さんスターチャイルドになっちゃったわけですね。
ボーマン船長のように。
何で「2001年宇宙の旅」へ行っちゃったかなあ...。
ファンの人、ごめんなさい。正直あそこだけがっかり。
オリジナリティのある結末を期待したんだけど。
「2001年宇宙の旅」のエンディングがやりたかったんだろうなあ。
気持ちはわかる。
 
 

 

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=8OkyrD_gxlQ&t=73s

「追悼のざわめき」1988年。

こういう映画があることを知りませんでした。
評価はいろいろですがパゾリーニの影響があるということでちょっと興味が。
「タブーやグロのオンパレードなので、できれば見なければよかった映画」と評する人もいるので閲覧注意です。

白虎社ほか当時のアングラ系の出演者が多く出ているようなので、その辺興味ある人には面白いかも。
僕はよくわかりません。^^;


&lt;span style="white-space: pre-wrap;"&gt;https://www.youtube.com/watch?v=DpmYt9NuyOM&amp;amp;t=579s&lt;/span&gt;<br>
個人的にはそこまでは...。う〜ん。
80年代だなぁ...って感想。

80年代って変にオシャレにしてカッコつけた連中が跋扈してたので個人的には全く興味なし。

極論すれば岡村靖幸的文化?

日本のテクノも全然無視してた。

 

88年と言えば僕は大阪 堂島の専門学校に通っていた頃。
映画よく観てたなあ。
レンタルビデオ屋が出て来始めた頃でもあった。

当然ビデオデッキなんて高価なものは持ってない。

でも興味はあるので、お店に入るとビデオのケースを手に取ってじーっと眺めてた。

だからもっぱら名画座に行ってました。

 

その頃どういうわけか、自分が今まで見たくても見れなかった映画が結構上映されてた。

本当に気合を入れて見に行ってました。

えーと「ブレードランナー」「遊星からの物体X」「地獄の黙示録」「ジーザスクライスト・スーパースター」「ガープの世界」「Led Zeppelin 狂熱のライブ」「デビッド・ボウイ ジギー・スター・ダスト」「妖婆死棺の呪い」「ファンタスティック・プラネット」「ストーカー」「鏡」「アンドレイ・ルブリョフ」
それから。「2001年宇宙の旅」「時計仕掛けのオレンジ」

スタンリー・キューブリックとアンドレイ・タルコフスキー、好きだったなあ。今もそうだけど。

それから環境音楽の絡みでセルゲイ・エイゼンシュタイン。

 

あの頃は他にもいろんな催し物に行きました。

京都にあるフランス大使館の...何だっけ、そんな感じのところでやってた秋山邦晴の解説、ピアノ演奏が高橋アキのエリック・サティのイベント。
神戸のジーベック・ホールで行われたブライアン・イーノの作品展示。

大阪のどこかの美術系の小さな教室でやってたアンダーグラウンド映画祭にも行ったり。あそこでサティ出演の「幕間」や「アンダルシアの犬」を観た。

梅田駅前だったと思うけど、大きな会場でお客さんもいっぱい。そこで見たのがケネス・アンガーの作品上映。強烈だった。

上映前に流れていたアコースティック・ギターの曲が怪しすぎて、めちゃめちゃ良かった。この曲は何なのか今に到るまで謎。

 

難波ではH・R・ギーガーの作品展示、ユージン・スミスの写真展。

 

当時住んでたのが大阪万博跡地公園に近かったので(あえて近い場所を選んだ)、公園内にある民族学博物館によく行ったし、そこで上映されてる映画もよく見に行った。ドゴン族のお祭りを撮影した記録フィルムは印象に残ったなあ。

公園内には万博美術館があって、そこもしょっちゅう行ってた。

 

入場無料だったので現代音楽の発表会にも行ったな。

しかも学校から持ち出したカセットデンスケを持ち込んで。^^;

吉原すみれ、八村義男とか。吉原すみれは衝撃的だった。

 

 

 

またまたやってしまった、ブログ長期中断。

あーもう。

 

一つは体調不良があって、気分的に滅入ってました。

ひどいめまいが続き、こりゃヤバイか...と思ったほど。

とにかく頭がグラングラン。

辛かったー。

 

ありがたいことに今は大丈夫です。

ストレス、寝不足、姿勢の悪さ、不規則な生活リズムが続いたせいだと思います。

特に睡眠を軽んじていたなあ...。

 

 

そのあとはレッスンのための勉強、芸能片岡組の練習、自分のソロライブに向けての練習、創作。

ブログを書く気分になれんかったなあ。

まあ、マイペースで行くしかないと。

 

でもええ歳こいて来たので、やりたいことはさっさとやっちまおう!

これは周りの皆さんから言われ続けていること。

うん、それはそうだ。

今後、後回しにできるだけの体力が残っているとは限らんし。

学生の時、フロイドのバイオグラフィー本を買いました。

本の最後にはメンバーが参加したアルバムの写真が掲載してありました。

その中でも、ヒプノシスによるジャケットでひときわカッコよかったのがUNICORN。

デヴィッド・ギルモアがプロデュースということ、ジャケットがヒプノシス...で探し回ったのでした。

大阪梅田東通商店街近くにあるレコード屋(MUsic inだったかな??)で発見!

 

 

聴いてびっくり、全然プログレじゃないんです。
バーズにも通じるようなカントリーロック。
当時は「なーんだつまんない」と思ったはず。

でも良く聴いてましたね。^^;

ところが今聴くと曲そのものに感心してしまって。

1曲1曲が良く出来てる。

 

ただ単に僕がノスタルジックになってるだけかもしれませんが...。

エスニックユニット「芸能片岡組」でシンセサイザーを使う機会があり、KORG micro KorgXL+を使っています。

メロトロンの音や生楽器系もいくつかあるしシンセの音もなかなかよろしい。

エフェクターも内蔵。意外とエグい音も作れたりします。

初期 micro Korgも持っていましたが、僕にはこちらの方が断然扱いやすいです。

ついでに言うとRadiasも持っていましたが、micro Korg XL+ の方が音が良い印象。

確か中身は同等…って読んだことありますが、実際音を出して聞いてみると、僕にはmicro Korg XL+ の方が何故か太い音に聞こえました。これ、僕だけかなあ…?

プロフェッショナルな人が聞いたら笑われるかもですが。

 

micro Korg XL+、音は問題ないのですがリアルタイムのエディットで苦戦してしまいます。

加えて、練習中の曲でシンセによるリズムパターンを入れたいのですが、これも苦戦してます。

micro Korg XL+にはシーケンサーがないので、アルペジェーターを利用してリズムを作っていますが、単純なパターンしか出せません。

実際練習の時に試してみましたが、パターンが単純なせいか皆さんリズムに合わせるのが難しそう...。

これは困った…ということで、うちにあるシンセで軽くて持ち出し楽チンそうなシンセ2種をチェックしてみました。

 

 

 

Novation Ultranovaを試してみました。

音はいい。 micro Korg XL+とどちらが良いとかじゃなくて。

これはこれで。
内蔵エフェクター、バッチリ。

リアルタイムエディットに関しては、各パラメータのツマミが表に出てるわけではなく、8つあるツマミにパラメータを割り当てるもの。設定で何とかなるかもしれない。

でも音色の選択が難しい。これはちょっとイタイなあ...。

micro Korg XL+は割と素早く選べるように作られてますが、対してUltranovaはダイヤル一つで音色を選ぶしか方法がない…。

そうなると使う音色を前もって順番に並べてメモリーしておくという方法になるんだろうけど。

それからリズムがうまく作れない。 

アルペジェーターを使ってちょっと頑張ってみたけど、

うーん、もう少し試行錯誤せんといかんか…?

ステップシーケンサーがあると何とかなるかもしれないんだけど…。

(同じシンセエンジンを持つ Mini nova ってのはステップシーケンサーがあるんだよねぇ…)

 

 

 

もう一つ、完全アナログ、Minilogueを試してみます。

最大同時発音数4音。5万円しなかった驚異的アナログシンセ。

しばらく使わなかったのでチューニングが不安定。

しかしこれは強制チューニングや何度か電源オンにして使うことで安定してきた。(みたい)

ライブで使うにはヤバいかな…?と不安になったのですが、次の日は全く問題無し。

アナログは使わない時でも電源は入れとけ…とよく言われたな。

 

内臓エフェクターはディレイのみ。

しかもこのディレイ、設定によっては酷いノイズが発生。

あまり使いませんが、過激なディレイエフェクトになるのでノイズ的な音には有効。

 

アナログならではの生々しい音なのですがちょっと寂しい。

それでコンパクトエフェクター(リバーブ)を加えてみます。

モノはtc electronicの Hall of fame 2。

これをステレオ出力で。

 

今更なんですが、リバーブのステレオ出力、びっくりするほど良い。

いつもはライブを想定してモノラルで練習してますが、これだけ違うと…。

ステレオ効果を取り入れた演出は必須だなあ。

Minilogueにはステップシーケンサーが付いているので、リズムパターンを作ってみました。

なかなか良いぞ。

これは有力候補だな。

micro Korg XL+よりも横幅は小さいので、いつも使ってるバッグにも納まるし。

一度練習で試しても良いかもしれない。

 

とはいえ、もう一度全機種で試行錯誤してみないと…。