今日は母の三回忌。時が経つのは早いと言いますが、学生時代と比べて大人になるとスピードの加速が異様に早い。何故なのか誰か教えて下さい。

 

 

 

ナスダックと米国株

QQQがサポートを破り、ナスダックは下値を模索しています。ナスダックは3月高値から28%下落しましたが、今回は高値から13%下落。SnowflakeのIPOは堅調で、$120だった公募価格は初日$253、金曜日は$240と高水準を保っています。センチメントを悪化させるきっかけになっていません。

 

 

一方でアマゾンとアップルの下げが止まらない。高値からの下落率はそれぞれ36%、35%と止まる気配がない。両銘柄とも安値近辺で引けており、両雄の下げが止まるか、買いが入るか。それまで反転はおあずけです。

 

 

短期投資家の利確が続いている証左だと思う。アップルウォッチの新型モデルに対する失望、ビジネスの偏重は現状聞かれません。FortNiteの訴訟でビジネスモデルの崩壊は聞かれない。ソフトバンクのオプション取引がネイキッドロングのヘッジだったら、担当者はニヤリとしているはずです。

 

 

ところで、日本の会計年度では残り6か月半。この株式の調整をキャプチャー出来るかどうかで明暗が分かれます。上昇はそこそこ、下落しにくい日本株の反応の悪さが、米株に対する最小分散戦略のように見えてきます。

 

 

ショート派は勢いがついているので、高過ぎるバリュエーションと合わせて回転を利かせる局面に入ってます。動きの早いCTAは既にNDXショートと思われますが、ここから雪崩をうってくるかどうか見守りたい。株は下がる要因がない見立てなら(コンセンサス)、10%ずつ価格を分けての買い下がりのチャンスではないか。

 

【オレンジがアップル、青がアマゾン、緑がナスダック100、赤が日経平均】

 

 

 

GDP予想の修正

カレンダーベースで2020年も残り3.5か月。エコノミストは年末予想の修正をしないと、大幅にずれて年末を迎えることになる。不名誉を回避するチャンスは、9月が最後と言えます。OECDの経済成長引上げを受けて、証券各社が変更に動いています。

 

 

OECDが先に出すか民間が先か。従来はOECDが遅かった。グローバルネットワークがないところは、パンデミックが与える各地域の景気インパクトを極東から観察するのは困難です。

 

 

国内証券のGDP修正を見ると、先進国を上方修正し新興国を下方修正しています。COVID19の影響が先進国で想定より小さく抑えられ、新興国で想定以上の影響を与えています。今回の特徴は初期の過剰反応と進行ペースが地域によって読めない点だ。

 

 

経済予想をたてる場合、現実に起きている事実をベースに推測するのでどうしても後追いになる。先進国⇒新興国⇒ワクチン普及時期⇒ワクチンの地域別流通速度、などは数値に組み込むのが難しい。エコノミストは毎月GDP予想を修正する忙しい年になりそうです。