ロードバイクペダル 膝痛 | 永岡洋のブログ

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アマチュアジャーナリスト永岡洋の日記。

現在ロードバイク用のペダルのインプレッションをするためにペダルについて情報を集めています。


そこで気になったのが自転車に乗って膝が痛くなるという症状です。


ネットで調べると膝痛の方はTIMEのペダルが良い、あるいはSPEED PLAYのペダルの方が良いと言った情報が多いです。


行きつけのショップでも膝が痛くなる人にはTIMEを勧めているようです。


ただ自分はそんな経験はありません。


もともと自転車を始めたのは競輪の試験を受けるためで当然クリップバンドです。


競輪選手で膝が痛いと言っている人を私は知りません。


googleで「競輪選手 膝痛」で検索したところ該当するサイトは見つかりませんでした。


競輪選手はピストと呼ばれる自転車でロード練習もします、クリップバンドは当然締めっぱなしです。


これで多いときは150kmくらいは走ります、それでも膝痛は聞かれませんでした。


解らない方のために説明するとシューズにサン(ビンディングペダルのクリートに当たる部分です)と呼ばれる物でペダルに固定しクリップバンドで締めてシューズをペダルに固定するシステムです。




クリップバンド式のペダルです。

ペダルにサンを固定した状態です。

このようなかたちでシューズを固定します。



現在でも競輪選手はこのペダルを使用しています、海外でもトラックの短距離種目の選手も使用しています。


理由は短距離種目にはこのシステムが有利だからです。


長距離種目(ロードレース)でも昔はこのタイプを使用していました。


ビンディングペダルが登場したのはLOOKをエディ・メルクスが使用してからです1985年の事です。


その後ビンディングペダルは普及していき1980年代後半にほとんどの選手が使用することになります。


最初のビンディングペダルLOOKは左右の遊びいわゆるフローティング機能はありませんでした、フローティング機能を持たせようとした技術者がTIMEを創設、フローティング機能付きのビンディングペダルを発表、これが選手に非常に評判が良く後発でありながらLOOKのシェアを奪います。


このためLOOKもフローティング機能を持たせ現在にいたっています。


フローティング機能の無かった時代はロード選手はどうしていたのか?


正直不思議です。


何故自転車に乗って膝が痛くなるのか?


逆に自分はもちろん競輪選手は痛くならないのか?


色々考えた結果一つの結論に至りました、あくまで私個人の考えですが


一般のサイクリストの方々は回転練習(ペダリング)の練習をしていないからではないか?


競輪の試験を受けるためやらされた練習で一番きつかったのが回転練習でした。


固定ローラーで15秒から30秒もがく(スプリントをする)のです。


当然ハンドルは下を持ちます。


これが死ぬほど辛かったです。


体が慣れてからはからはそうでも無かったですが最初は、ほんとに死ぬ程辛かったです。


ちなみに競輪選手は固定ローラー、三本ローラーともにモーターで無理やり速く回し、回転を良くする練習をやっています。


自転車に乗って膝が痛くなると言う症状は、単純に運が無いと言うのもあると思いますが、ペダリングの練習をやっていない。


正しいペダリングを身につけていない。


と言うのがあると思います。


私の意見ですがペダリングを良くするにはLOOKまたはSHIMANOのペダルの固定モードで、固定ローラーを不可が一番弱い状態で回すのが一番良いのではないかと思います。


出来れば週に2回以上で30分以上、さらにスプリントを入れてみるのも良いでしょう。


スプリントをすると意外と足が回らないのが解ります。


当然クリートの位置もベストポジションを探しながら、ロードも同じもので、工具を持って走りにいくべきです。


「膝が痛い! ペダルを変える。」から「固定ペダルにしてベストポジションを探す」さらに「ペダリングの練習をする。」


ペダルを変えても膝の痛みがでる方は一度試してみてください。


この件に関して異論、反論等もお待ちしています。




2017年9月29日追記

下記のサイトでペダルのインプレッションをしています。

URLが変更になりました。

http://hiroshimagic.com/pedal/