【箱根駅伝2018】 速報 往路結果 東洋大が優勝!

ど~も、太郎です。

毎年楽しんでいますが
今回は特に面白かったですね

例年以上に予想外の出来事が
多かったかな

さっそく、往路の結果を速報しますね

(一番最後はトップとのタイム差)


往路総合順位
1位  東洋大学 5:28:29
2位  青山学院 5:29:05  00:36
3位  早稲田大 5:30:25  01:56
4位  拓殖大学 5:33:05  04:36
5位  法政大学 5:33:06  04:37
6位  城西大学 5:33:19  04:50
7位  日体大    5:33:47  05:18
8位  順天堂大 5:33:54  05:25
9位  東海大学 5:34:09  05:40
10位中央大学 5:34:18  05:49

11位中央学院 5:34:43  06:14
12位帝京大学 5:34:47  06:18
13位駒澤大学 5:36:01  07:32
14位國學院大 5:36:58  08:29
15位神奈川大 5:38:07  09:35
16位山梨学院 5:38:07  09:38
17位大東文化 5:39:38  11:09
18位国士舘大 5:41:38  13:09
19位東京国際 5:41:45  13:16
20位上武大学 5:42:22  13:53
OP  関東学連 5:49:20  20:51

東洋大学が見事に往路優勝
青山学院が36秒差の2位

東洋大の戦いは、
本来神奈川大が狙っていた
ことをそのままトレースした
という印象の見事なレース

青山学院も多少消化不良ですが
結果的に狙い通りの結果かな

優勝候補の一角とみられていた
神奈川大は予想外の15位

5区の荻野選手が予想外
全体的に少しずつズレていた
感じがしました。

東海大は迷走状態
混乱していて収拾がつかない
内に本番を迎えた感じ

今回の印象としては


全体的に条件が良かったのか
好タイムが出ていました

その中でタイム上位と下位の
差がくっきり分れたという
イメージがありました。

象徴的なのが5区
区間7位が1時間13分01秒
区間8位は1時間14分09秒

区間7位までのチームは
順位をUPさせほとんどが
10位以内に入りました。

中でも1区18位の城西大が6位
1区19位だった法政大が5位
まで盛り返したのは見事
シード権内をたぐり寄せました。

逆に1区3位の駒澤大や
先程挙げた神奈川大は
10位以下に沈みました。

優勝争いは東洋大と青山学院
に絞られたような気がします

シード権争いはし烈ですね

13位の駒澤大までは可能性が
ありそうな気がします。

それじゃあ区間ごとの成績は

1区
1位西山和弥 東洋大学 1:02:16
2位浦野雄平 國學院大 1:02:30
3位片西  景  駒澤大学 1:02:32
4位吉田亮壱 日体大    1:02:40
5位鈴木塁人 青山学院 1:02:41

東洋大西山選手が見事区間賞

脚の調子が良くなかったとの
コメントがありましたが
それを感じさせない見事な
スパートでした。

青学、神奈川、東海の3チームは
揃ってトップから30秒前後の差

神奈川大は想定より少し遅く
青学、東海は想定通り
だったような気がします。

区間17位までがトップと1分差
混戦を予想させる1区でした。

2区
1位森田歩希 青山学院 1:07:15
1位ニャイロ   山梨学院 1:07:15
3位相澤  晃  東洋大学 1:07:18
4位鈴木健吾 神奈川大 1:07:26
5位デレセ     拓殖大学 1:07:53

例年にないハイレベルな2区でした

コンデションが良かったのも
ありましたが、予想外でしたね

青山学院の森田選手と
東洋大の相澤選手の2人が
特に素晴らしかったですね

タイムもハイレベルだったし
積極的な走りは見ていて
ワクワクしました。

注目の神奈川大鈴木健吾選手は
僅差の区間4位

絶好調ではなかったのと
プレッシャーがあったのかな

順大の塩尻選手は調整ミスかな
明らかに苦しい走りでしたね

3区
1位山本修二 東洋大学 1:02:17
2位田村和希 青山学院 1:02:41
3位鬼塚翔太 東海大学 1:03:29
4位光延  誠  早稲田大 1:03:33
5位青木祐人 國學院大 1:03:40

区間賞は東洋大山本選手
2位田村選手に24秒差をつける
パーフェクトなレース

タイムも良かったですね

田村選手は好調と聞いていたけど
終盤伸びなかったかな

というより、山本選手が良かった
というべきか

往路1位2位はこの2チーム
結果的には3区がポイントと
なったと言えそう

3位以降は僅差だったし
タイムも良かった気がするけど
上位2人のタイムを見ると
そこそこだったって印象

4区
1位大塚  倭  神奈川大 1:02:21
2位吉川洋次 東洋大学 1:02:22
3位土方英和 國學院大 1:02:36
4位金子元気 城西大学 1:03:02
5位高本真樹 駒澤大学 1:03:06

大塚選手が意地の区間賞
吉川選手の1秒差区間2位も驚き

東洋大を追う青山学院は
梶谷選手が区間9位で
大塚選手から1分18秒遅れ

青山学院らしくない走り

前回よりタイムは良かったけど
思ったより差がつかなかった
という印象を持ちました。

5区
1位青木涼真 法政大学 1:11:44
2位安井雄一 早稲田大 1:12:04
3位細谷恭平 中央学院 1:12:17
4位山田  攻  順天堂大 1:12:30
5位竹石尚人 青山学院 1:12:49
5位小町昌矢 日体大    1:12:49

法政大青木選手が驚異の11分台
13位から5位まで順位をUP

前回上位だった安井、細谷、山田の
3選手もキッチリ12分台を出したのは
さすが

トップ東洋大の田中選手は
1時間14分16秒で区間9位

タイム的には大健闘でしたが
青山の竹石選手が12分台を出して
2分差が一気に36秒差に

青山サイドとしては明日につながる
素晴らしい結果となりました。

神奈川大は荻野選手が区間最下位
15位まで順位を落とシード圏内が
厳しくなりました。

今回の5区はハイレベルでしたが
これが続くとは思えません

今後も
区間トップが1時間12分30秒前後
区間10位が1時間15分前後
が目安になりそうな気がします。

続いては、チーム毎の成績


1位東洋大学
1区西山和弥 1:02:16 区間1位
2区相澤  晃  1:07:18 区間3位
3区山本修二 1:02:17 区間1位
4区吉川洋次 1:02:22 区間2位
5区田中龍誠 1:14:16 区間9位

当日交代で3区に山本選手を
起用したのには驚かされました。

4区までは完璧なレース展開
ここまでの流れは全日本と
ほぼ同じ

それにしても1年生3人を起用し
往路優勝するとはスゴイ

重要ポイントは4区吉川選手
区間1位と1秒差の2位

ここで青学を引き離したことが
逃げ切れた大きな要因でしょうね

もちろん1区の西山選手が
トップだったことがチームに
勢いをもたらしました。

全てが上手くかみ合った結果
だと言えそうです。

気になるのは、2位青山学院
との差が36秒なこと

まずは6区がどうなるのか
ここが勝負の分かれ目でしょうね

2位青山学院大
1区鈴木塁人 1:02:41 区間5位
2区森田歩希 1:07:15 区間1位
3区田村和希 1:02:41 区間2位
4区梶谷瑠哉 1:03:39 区間9位
5区竹石尚人 1:12:49 区間5位

2区までは予定通り
3区はひと伸び足りず
4区は完全に誤算
5区は予定より良かった

こんな感じかな

3区で追いつければ4区が
もう少しよかったかも

そうなれば往路優勝も
あったかもしれません。

結果的には原監督の想定通り
という感じでしょうか

小野田選手と下田選手を
残していますからね
負ける訳にはいなかいでしょう

それにしても、青山学院は
箱根に関しては強さを発揮しますね

今回も2区の森田選手の好走が
なかったらさすがに危なかった
ような気がします。

前回は秋山選手が3区で好走

なんとかつじつまを合わせて
上位をキープ出来るのが
強さの秘密だと思っています。

3位早稲田大学
1区藤原滋記 1:02:52 区間11位
2区太田智樹 1:08:04 区間6位
3区光延  誠  1:03:33 区間4位
4区石田康幸 1:03:52 区間11位
5区安井雄一 1:12:04 区間2位

5区安井選手の活躍で
強引に3位を引き寄せました。

その陰で光っていたのは
2区太田選手と3区光延選手

3区終了時点で総合3位まで
順位を上げられたことが
好成績につながったという事

4年生4人を往路に注ぎ込んだ
チャレンジは見事成功でした。

4位以下とは2分以上あるので
アクシデントが無ければ
3位はキープ出来そう

4位拓殖大学
1区馬場祐輔 1:03:02 区間13位
2区デレセ     1:07:53 区間5位
3区赤崎  暁  1:04:08 区間10位
4区西  智也  1:03:17 区間6位
5区戸部凌佑 1:14:45 区間11位

拓殖大の4位にも驚きです

デレセ選手が5位まで順位を
上げたまでは予定通り

その後順位を落とさなかったのは
3区以降の選手の粘りですよね
特に4区西選手がタイムを稼いだ
のが効きましたね

このまま区間10位前後を
キープ出来ればシード権も
安泰でしょう

5位法政大学
1区土井大輔    1:03:21 区間19位
2区坂東悠汰    1:10:05 区間14位
3区細川翔太郎 1:03:52 区間8位
4区松沢拓弥    1:04:04 区間13位
5区青木涼真    1:11:44 区間5位

なんと言っても5区青木選手
の活躍でしょうね

4区終了時点の順位は14位
それが5位ですからね

山登りが強いのは強力な武器
というのを再認識させられました

6区は佐藤選手が走ると思いますが
区間賞を狙えるレベル

復路も楽しみですが
次回以降も明るい未来しか
見えませんね

6位城西大学
1区西嶋雄伸 1:03:18 区間18位
2区菅  真大  1:09:31 区間12位
3区中島公平 1:04:27 区間13位
4区金子元気 1:03:02 区間4位
5区服部潤哉 1:13:01 区間7位

3区終了時点での順位は11位
4区と5区で一気に順位を上げました

4位との差が14秒、
10位との差が約1分
気を緩めないで欲しいです。

7位日体大
1区吉田亮壱 1:02:40 区間4位
2区城越勇星 1:09:05 区間9位
3区三原卓巳 1:05:39 区間17位
4区富安  央  1:03:34 区間8位
5区小町昌矢 1:12:49 区間5位

3区がさすがに悪すぎましたね
それ以外の4区間の結果だけを
見たら、

「何で7位なの?」
って感じの成績ですもんね

日体大の4年生はさすがに
強かった

前も後ろも詰まっているので
まだまだ順位を上げる
チャンスはありそうです。

8位順天堂大
1区栃木  渡  1:02:52 区間10位
2区塩尻和也 1:09:26 区間10位
3区橋本龍一 1:03:44 区間7位
4区難波皓平 1:05:22 区間17位
5区山田  攻  1:12:30 区間4位

相手を気にし過ぎて自滅した
というのが第一印象

全体的にピークがズレたという
印象も感じました。

4区難波選手が良くなかっただけに
1区栃木選手という配置が
余計に残念に思えました。

9位東海大学
1区三上嵩斗    1:02:48 区間7位
2区阪口竜平    1:08:55 区間7位
3区鬼塚翔太    1:03:29 区間3位
4区春日千速    1:03:58 区間12位
5区松尾淳之介 1:14:59 区間12位

全員に共通して感じたのは
重りを背負ったかのような
重たい走り

コレが優勝を狙うという重圧
なんでしょうか?

1区予定の關選手が11月に
疲労骨折のため間に合わなかった
ようです。

その代わりが三上選手
結果的には及第点の走り

2区阪口選手も絶対に無理だろ
って感じのハイペースな入り
8分台で粘ったのは収穫ですが
微妙な結果

3区鬼塚選手も区間3位はまずまず
でしたが、流れを変えるという
役割は果たせていない気が

4区5区に関しては、配置自体に
疑問がありました。

前回に続いて同じ失敗を
繰り返しているのが
非常に気になります。

10位中央大学
1区舟津彰馬 1:02:58 区間12位
2区堀尾謙介 1:09:04 区間8位
3位中山  顕  1:03:42 区間6位
4区苗村隆広 1:04:04: 区間13位
5区畝  拓夢  1:14:30 区間10位

4区がちょっと悪かった以外は
想定通りの走りだったのでは

7位日体大と12位帝京大の差は
ちょうど1分

そのど真ん中に中央大が
位置しています。

シード権を引き寄せられるかは
復路次第
粘りの走りを見せて欲しいですね

11位中央学院大
1区大森  澪  1:02:52 区間9位
2区市山  翼  1:10:23 区間17位
3区横川  巧  1:05:24 区間16位
4区高橋翔也 1:03:47 区間10位
5区細谷恭平 1:12:17 区間3位

2区予定の高砂選手が
市山選手に交代

その市山選手が区間17位は
大誤算でしょうね
続く3区横川選手も区間16位

4区時点で16位だった順位を
シード権が手に届く範囲に

戻したのは細谷選手
さすがに頼りになりますね

4区高橋選手も3分だと
よく粘りました。

選手層の薄さというか
特定の選手に偏った
選手起用が悪い方に出た
という印象を持ちました。

復路での追い上げに期待しましょう

12位帝京大学
1区岩佐壱誠    1:03:16 区間16位
2区畔上和弥    1:09:30 区間11位
3区濱川  駿     1:04:31 区間13位
4区竹下  凱     1:03:21 区間7位
5区平田幸四郎 1:14:09 区間8位

3区まではイマイチでしたが
4区5区がよく盛り返しました。

出来れば10位以内に
入りたかったでしょうが

10位とも僅差だし、
いつも通りなのかも

復路にも戦力が十分残っています
シード権も狙らえそう

13位駒澤大学
1区片西  景     1:02:32 区間3位
2区山下一貴    1:09:58 区間13位
3区下  史典     1:03:58 区間9位
4区高本真樹    1:03:06 区間5位
5区大坪桂一郎 1:16:27 区間16位

悪かったのが2区と5区

1区片西選手が予定通りだった
だけに2区の不振は残念

5区も大きく差がつく区間だけに
この順位は残念

アクシデントがあった区間を
カバーしきれず順位を落とす
というのが最近続いている気が

まだまだ選手層が厚いとは
言えなさそうです。

14位國學院大
1区浦野雄平 1:02:30 区間2位
2区向  晃平  1:11:11 区間20位
3区青木祐人 1:03:40 区間5位
4区土方英和 1:02:36 区間3位
5区河野敢太 1:17:01 区間18位

こちらも2区と5区がネックでした

1区3区4区をみたら区間上位並の
成績ですからね

なぜ大事な2区間がここまで
悪いのかがよくわかりません

ともかく残念なチーム

10位中央大との差は2分40秒
厳しいけどギリギリのタイム差

往路同様に上位で走れる区間が
あれば順位を上げれるかも

15位神奈川大
1区山藤篤司 1:02:44 区間6位
2区鈴木健吾 1:07:26 区間4位
3区越川堅太 1:04:21 区間11位
4区大塚  倭  1:02:21 区間1位
5区荻野太成 1:21:12 区間20位

優勝候補と言われたチームが
1区間のアクシデントで
一気にシード権外ですから
怖いですよね

1区2区3区ともに想定より悪く
良かったのは大塚選手だけ


少しずつ歯車が狂っていた
んでしょう
それが5区で大きくなって
しまったという感じかな

東海大のところでも言いましたが
見えないプレッシャーがあって
気付かないうちにやられていた
と思うしかないのかな

シード権は難しいタイム差
ですが、なんとか追いかけて
ほしいですね。

16位山梨学院大
1区永戸  聖  1:03:16 区間17位
2区ニャイロ   1:07:15 区間1位
3区首藤貴樹 1:05:05 区間15位
4区川口竜也 1:05:30 区間18位
5区上田健太 1:17:01 区間18位

前回からの悪い流れが
続いている感じがします。

それでも2区終了時点で4位
なんとかならなかったのか?

根本的な何かを変えないと
抜け出せない問題のような
気がしてきました。

17位大東文化大
1区新井康平 1:03:12 区間14位
2区林  日高  1:10:31 区間18位
3区川澄克弥 1:04:24 区間12位
4区奈良凌介 1:04:48 区間16位
5区藤岡賢蔵 1:16:43 区間17位

全体的に低調ですが


2区と5区の不振は、
下位に低迷する要因なのが
よくわかりますね

18位国士舘大
1区住吉秀昭    1:03:15 区間15位
2区八巻雄飛    1:10:21 区間16位
3区多喜端夕貴 1:06:58 区間19位
4区藤江千紘    1:05:50 区間19位
5区鼡田章宏    1:15:14 区間13位

19位東京国際大
1区眞船恭輔    1:03:55 区間20位
2区伊藤達彦    1:10:16 区間15位
3区スタンレイ    1:07:04 区間20位
4区鈴木博斗    1:04:14 区間15位
5区濱登貴也    1:16:16 区間15位

20位上武大学
1区坂本佳太    1:02:51 区間8位
2区太田黒卓    1:10:40 区間19位
3区熊倉優介    1:05:42 区間18位
4区大森  樹     1:06:58 区間20位
5区関  稜汰     1:16:11 区間14位

明日は復路ですが

優勝争いは東洋大と青山学院大の
一騎打ちでしょうね

8区に下田選手を残している
青山学院有利だと予想します。

4位以下は大混戦

6区が強い法政大と東海大が
抜け出せるかも

それ以外も僅差だけに
6区の出来が結果を左右しそうな
気がします。


以上、箱根駅伝往路の結果でした。

次回もお楽しみに~