弁護士  小田原のぞみ  です。




先日、
医者であり弁護士の
富永愛先生の講演を聞いてきましたニコニコ


医者の先生向けに
ある日突然訴えてやるっ!?
と言われないために
というテーマでしたが
弁護士も勉強になる内容でした。



医者はなぜ訴えられるのか!?
というと、
予見していたことと
違うことが起きたうえに
その後の対応に
まずいところがある
からだそうです。


例えば、手術をしたあと
出血しないはずのところから出血し
死亡してしまったとします。
これは予見していないことです。

遺族は医者に
なぜ?
と聞いたり
カルテを見せてください!
とお願いしたりします。
が、
医者がごまかしながら答えたり
カルテを一部見せなかったりすると
遺族の不信感は
どんどん強くなります。
この対応はまずい対応です。

こうして、
訴訟に発展していきます。


これって、
医者に限らず
一般的に言えることですよねハッ


多くの人は
思った通りにいかないことがあっても
すぐに訴訟にしません。

訴訟をすると
お金や時間を取られるだけではなく
精神的にも
すり減ることが多いことを
なんとなく知っているからです。

それでも訴訟にするときは
事後の対応がまずい場合が
多いと思います。

ただ、
この対応ってのがくせもので
なんとなく
ないがしろにされたとか
不誠実であるとか
不信なところがあるとか
些細なことの積み重ねなのです。


その業界なら
許される対応でも
業界外の人には
許されないこともあります。

トラブルなどが起きたときには
特に慎重に対応したいものです。



他にも
面白いお話しを聞けたので
ブログに書いていこうと思います爆笑


さて、明日は当番弁護だパトカー










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