第1848回例会山行 安芸小富士
令和7年3月8日(土)
コースタイム
似島港10:10→10:33下高山分岐→11:00ミモザ群生地→11:31安芸小富士山頂→11:50山頂近辺昼食12:35→13:30似島峠13:40→14:29下高山14:43→15:07似島峠15:20似島港
今回の例会山行はミモザの花を見ようということで計画した。一昨年は3月13日に満開のミモザを見ることができたので、今年は寒い日が続いたが多少は咲いたミモザを見ることができるだろうと期待していたが、見事に期待は外れました。つぼみは沢山見られたが咲いたミモザは見ることができませんでした。もう一週間か10日くらいずれていたらよかったのに・・・・・・・・
気を取り直して安芸小富士に向かった。山頂は鉄塔撤去工事のため立ち入り禁止なっているではないか。仕方なく山頂近くで昼食にした。残念ことが2つもあったので下高山に向かう。途中水仙、桃、椿、梅の花などが咲いているのになぜミモザは咲いていないのだと不満に思いながら必死で歩いた。おかげで予定より早く下高山山頂に着くことができた。誰も登山者がいなく静かな山頂と美しい瀬戸の海を見ることができて不満解消して下山することができた。
今回の登山で初めて知ることができたのが2点あった。一点目はミモザについてである。ミモザの原産地はオーストリアということであるが戦時中、島民が外地に出兵してミモザを持ち帰って植えたそうです。ところが昭和48年安芸小富士の山火事で中腹より上の多くの樹木が焼けたそうです。その焼け跡にミモザを植えたため、今日のような群落となったと島民から聞くことができました。2点目はバウムクーヘンです。戦時中、似島には捕虜収容所があったそうです。その収容所にドイツ兵がたくさんいたそうで、その中にバウムクーヘンを作った捕虜がいてこれが日本中に広まったそうで、似島が日本でのバウムクーヘンの発祥の地と言われているそうです。
標高は低いが急な登りです
一昨年のミモザです
安芸小富士です。この先は立ち入り禁止です
似島峠に向かいます
水仙が咲いていました
下高山から安芸小富士の展望です