第1842回例会山行  小屋ボッカ | 広島山稜会のブログ

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西中国山地を歩いて65年

第1842回例会山行  小屋ボッカ

          令和6年11月9・10日(土・日)

 

 昨年のボッカ時も猛暑から一気に秋が来たような天気でしたが、今年はさらに猛暑から秋を通り過ぎて冬を迎えそうな気候です。紅葉はまだ進んでいなくて、今年はいつも美しい紅葉の風景は見られないのではないかという気がします。日中は好天に恵まれ、作業を始めました。すぐに布団、毛布、寝袋等の虫干しにとりかかりました。途中、毛布の中にネズミが巣を作り、赤ちゃんのネズミいたのにはびっくりです。

 今年、土間のトイレ側の壁を破り動物が侵入した形跡がある部分の修理をしました。頼富会員がコンパネを使ってきれいに補修しました。次に水源の点検をしました。やはり山稜会のタンクに入る水は少なくて、たくさん使うと水不足になりそうなので注意が必要です。この水問題は恐羅漢スキー場に対策を申し入れしていますがまだ対策されていないようです。そのほか小屋周辺の草取りや落ち葉のかきよせなどをしました。今日の作業を終了しようと思ったところで、台所の隅の下に動物がほった穴を見つけそこに石を詰めて今日の作業を終了しました。夕食はおでんです。ビールに日本酒、焼酎で楽しく過ごしていると炊事場の下のほうからトタンを引っ張るような大きな音がしました。こっそりのぞいて見るとなんと大きな丸々と太った狸が出てきてゆっくりと山に消えていきました。トイレ側の破損もたぬきの仕業とわかりました。まだ狸の話が話題になっているころ突然窓の外に顔がのぞき誰かが古だぬきだと声を発し、大爆笑です。これで6人そろいました。少し人数が寂しい気もしましたが美味しいものは少人数と言いますからまあいいか・・・・・おかげで楽しい時間を過ごしました。

 翌日は2名が加わり、ふろ場の収納、雪囲いの防腐剤塗、小屋のまわりの狸が入りそうなところにセメントを流しました。これで狸対策は大丈夫と思います。最後に雪囲いを設置し、今回のボッカ作業を終了しました。ご協力ありがとうございました。

 

昨年までの小屋の紅葉

今年の紅葉はどうなるでしょうか

布団等の虫干しです

トイレ横の壁の補修をしました

水源の点検です

美味しいあゆもいただきました。一人一匹ずつです。

雪囲いの板の防腐剤塗です。


雪囲いの設置作業です

完成です。これで冬は大丈夫です。