第1786回例会山行  古鷹山・クマン岳 | 広島山稜会のブログ

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西中国山地を歩いて64年

第1786回例会山行

 古鷹山・クマン岳

        2022年1月22日(日)晴れのち曇り

参加者は3名と少々寂しい状況で、変わりやすい冬の天候の中で不安もあったのですが、昼までは晴れのよい天気で1日中風もなく、山頂からは遠望が効く絶好の登山日和で、瀬戸の島からの最高の眺望を楽しめた山行となりました。

行きは宇品港から高速船で小用港へ渡りました。運賃がやや高かったのですが、集合時刻と縦走の時間を考えて、取り付きまでが短い港を選びました。

まず古鷹山へ南側から挑みます。コンクリートの舗装や階段が整備されるなど、しっかりとした道を登ります。標識も整備されています。

四国が見えるという南の方向の内海の眺望を背に楽しみながら尾根を進み、最後に岩場の急登を上り切ると古鷹山山頂です。三角点はありませんが、岩の上からの眺望は最高です。昼食に1時間をかけ、ゆっくりとくつろいでから縦走にかかりました。

ここから先は登路に比べると舗装跡もなく少し荒れた自然な感じの道となりました。島の東西を結ぶ車道の峠を跨いで進みます。起伏も少ない尾根の上りが続きます。

クマン岳山頂は平地形を成しており、ヘリポートともなるように周囲の木が切り払われています。四囲の眺望が開けています。北方を望むと、遠くに中国山地の雪山を見ることができました。

下山はそのまま北へ下り、切串の港へ降りました。桟橋の売店で八朔とブンタンを土産に買って、帰りのフェリーに乗りました。

 

小用港から出発です。後方左端が古鷹山です。

古鷹山手前で

古鷹山直下の岩場です

古鷹山山頂です

古鷹山山頂から広島市街地方面を望む

帆立岩です

クマン岳山頂にて

クマン岳から十方山方面を望む