第1626回例会山行 ひえばた小屋・野田原ノ頭新ルート
2017年9月2日(土)~3日(日)
2日(土) 小屋周辺の整備
オミナエシやアキノキリンソウの花も咲き、一足とびに秋に向かったようなすがすがしい気候の中で作業を行いました。主な作業箇所は小屋周辺の下刈り、階段の修理、小屋の部屋の掃除、足場板の防腐剤塗り等を行いました。作業終了後は久し振りに露天風呂に入り、疲れを癒しました。軽く夕食をすませ、希望者で「大瀬戸・千嶋」のコンサートに参加しました。恐羅漢山荘には100人以上が集り、目の前で演奏する二人を前に皆さん手拍子などを送り、かなり盛りあがっていました。コンサート終了後は小屋に戻りビール、ワイン、焼酎で2次会を始めました。
階段を修理しました
足場板に防腐剤を塗っています
さあー露天風呂の準備です
Mさんは今日はこれから帰ります。ご苦労様
3日(日) 野田原ノ頭
コースタイム
9:30牛小屋高原駐車場→10:00夏焼のキビレ10:05→10:50中の甲登山口11:00→11:15作業道入口→11:51作業道終点(新登山道入口)→12:10野田原ノ頭12:15→12:30大ブナ13:20→13:47中の甲林道→14:00中の甲登山口14:10→15:00夏焼けのキビレ15:10→
15:35牛小屋高原駐車場
昨日の作業の疲れが少し残る中、広島山岳会の有志で登山道を整備されたという、野田原ノ頭への新ルートを歩いてみました。出発は牛小屋高原駐車場からです。夏焼けのキビレから中の甲登山口に向かいます。このコースは恐羅漢トレイルの関係者の方で整備されており、危険箇所は丸木橋や、ロープが設置されていました。ありがとうございます。中の甲林道から15分あまり台所原側に歩くと、右側に作業道があります。この入口の上方には野田原ノ頭の立派な案内板がありました。やや上方にあるので見過ごす人がいるかも。作業道は作られてかなり経過しているので、藪状になりつつあります。数年もすると通行困難になるかもしれません。作業道が終わると広島山岳会の有志の方が切り開かれた登山道に入ります。尾根に沿ってつけられた道は幅広くササを下刈りしてあり、歩き易い。途中、ナナカマドの樹が沢山赤い実をつけており、緑の中でひときわ目立ちます。また近くには大ブナがありこれも見事である。ここから15分あまりで野田原ノ頭のすぐ近くに到着です。野田原ノ頭へは左のクマザサの中を行くと直ぐです。展望は全く利きません。このため大ブナのところまで引き返し昼食としました。昼食後は登路を引き返し、牛小屋高原に帰ってきました。
新しくつけられた登山道は歩きやすく、多くのナナカマドや大ブナに出会えて皆さん満足の様子でした。個人的にはやや作業道が長すぎる気がしました。県境縦走路は今月の4日(月)から匹見町で下刈りされるそうです。台所原から県境を縦走して今回の新道に下りるといいですね。以前利用していた、天杉山と野田ノ頭の鞍部から下るコースは現在は藪になっているそうです
牛小屋高原駐車場を出発です
気持ちの良い夏焼けルートです
タマゴダケがありました
ホトトギスがあちこちで咲いています
夏焼けのキビレ到着です
中の甲林道に向かって歩いています。登山道は良く整備してある
中の甲登山口到着です。これからどう歩くのですか
野田ノ頭登山口の案内板があります
作業道終点です。これから新しい登山道です
大ブナです
広く下刈りしてあります
さあー野田の頭は直ぐです
野田ノ頭です。展望無し
ナナカマドの実がたくさん赤くなっていました
もう直ぐ中の甲林道に着きます