鴻上尚史さん作・演出の「イントレランスの祭」

観てきました!ラブ

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よみうり大手町ホールおねがい

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虚構の劇団 森田ひかりちゃんにも会えた!美人!

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杏樹が隣!

さてさて

[イントレランスとは不寛容ということ。

たとえば、青い惑星に逃げ込んだ宇宙人の喜びと哀しみを想像してみる。

地球人に憧れる宇宙人と宇宙人を愛した地球人の日常と冒険を創造してみる。](公式サイトより)


宇宙人が地球に移り住んで、人間の姿を完全にコピーしている時代のおはなし。


売れないアーティスト(あなたにピッタリの文字を書きます系)の男の子と、同棲している彼女、ホタル(実は宇宙人で、王位継承者)。

地球では宇宙人を排除せよと声高に訴える政治団体があり、その団体とホタルがテレビ番組で対決する…



もうね、すっごく

・・・・面白かった!!


音楽やセットなどの仕掛けはもちろん(CGも駆使されてた…!)

内容がとても深いし、随所に「あ、あの国のことだな」とか「あの地域のことだな」とギリギリのラインで分かるお話なんだけれど、ストーリー展開が心地よく早くて役者さんの魅力が余すところなく出てた!です。鴻上さんが引き出してるんだなあー。

宇宙人という括りだけど、存在する差別とか、他人を許容しない風潮を鮮やかに書いてらっしゃる。


主演の風間俊介さんは出てきた瞬間にパッと空気が変わるのですね。さすが……

岡本玲さんは健気な姿が爽やかで。

早織さんがかっこよくて、コミカルなのに愛らしい。

藤田記子さんは、若く美しい姿の女王がメタモルフォーゼして(姿が変わる)地球人からみるとだいぶ外見が「あらら…」になる姿を演じてらしたのだけど。

カーテンコールで登場した時に、それはそれは凛として美人な方だったのです。

美しい人が醜い姿を演技で表現するのって凄いと思うんだなあ。美しい人って、どんなに醜い格好をしても、バレちゃうじゃないですか。いやはや、カーテンコールの瞬間ビックリ!しましたよ!


そしてそして


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アプリで加工が過剰になりだいぶ白飛びしてますが、(やりすぎた笑)


ツバルトキアン役の三上陽永!
も~、一番目を奪われちゃうんだよね。

ツバルトキアンは、地球人の姿をコピーするときになぜか男性の姿をコピーしてしまったので見た目はオネエ…

で、王位継承権はあるのだけどかなり下位で…皇室みたいな、王女のお付きの男性の恋人。

最初ツバルトキアンが出てきたとき金髪のウィッグでユニセックスな服を着てたから、「おやおやヨーエイは今回ビジュアルバンドのボーカルとかの役なのかな」などと思ってたんだけど(あらすじ知らないからね)実はそんな重要な役どころ。

全員重要な役どころなんだけど。

ヨーエイの声って、耳がそっちに絶対向いちゃうし、舞台に立ってるとついそっちに目がいっちゃう。
これがオーラというやつだなきっと。
彼のお芝居って「生きてる」実感が湧いてくる。
もちろん演技力は素晴らしいし、安心して見てられるし、その上でドキドキしたりワクワクしたり出来る。
そしてそして、見てくれは男性なのにツバルトキアン…
どんどん女性に見えてきた!!爆笑すごいのうすごいのう

あ、木村美月ちゃんも出てたよ
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顔の大きさのちがい笑。

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杏樹と美月。娘さんがた、かわいいぞ!

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杏樹の買ったパンフレット見せて貰ったんだけれど、パッケージが変わっててお洒落だった。

上演前に鴻上さんがいらしてたのであいさつしました。忙しい時にすんません。

いやはや…それにしても…面白かったなあ。
ヨーエイ、皆さんお疲れ様でした!
いいもの見させていただいて感無量です。音楽ライブもお芝居も、生身の人間の出す熱が伝わるから感動します。

皆さんもぜひ、ライブや、お芝居へ足を運んで、体感してみて!いつもの世界が少しだけ違う角度でみえたりするかもニコニコですよ!