こんにちは、城跡で日本を元気にする「城跡で地域活性する活用専門アドバイザー」で「日本マイナー歴史研究専門家の原 一六四(ひろし)です。
さて、本日も「謀反・反逆・裏切りから見る戦国史」シリーズをお送りいたしたいと思います。
と、昨日のブログでお伝えしましたが原一六四の歴史動画「歴史の裏側教えます!!」ですが、新たな動画になってます。
今回は徳川家康の人質時代について動画を作成しています。忍耐の人のイメージがある徳川家康ですから、さぞかし辛い人質時代を過ごしたと思うのですが、実は意外な生活を送っていました・・・
気になるという方は動画で確認してみてくださいね。
では本題です。
~ここから~
安芸の国では守護であった武田氏が滅び、再び大内氏に帰属する国となった。それにともなって備後や出雲でも大内氏になびく国人衆が増えたのである。
その情勢に大内義隆はついに尼子討伐に動き出すのである・・・
【赤穴城の戦い】
大内義隆はついに尼子討伐に動き出す。はじめ、大内軍が周防を出た際は15000余りの軍勢だったが安芸・備後・岩見の国人衆の軍が参集し、40000余りの軍勢になっていた。
最初に尼子氏討伐で岩見・出雲・備後の国境にある赤穴城を攻撃したのである。
赤穴城の城主・赤穴光清は大内軍の大軍を前にしても臆することなく、また尼子氏を裏切ることなく大内軍に籠城で対抗した。
が、やはり大軍の前では、守り切れず討ち死にしてしまう。
しかし、この赤穴城攻めは、赤穴光清の必死の抵抗もあってか、予想以上に時間がかかってしまった。
それが、この後の本格的な尼子攻めに大きな影響が出てしまうのである・・・
【富田城の戦い】
赤穴城を落とした大内義隆は出雲に侵攻。尼子氏の居城・月山富田城に迫ったのである。
だが、先の赤穴城攻めに時間がかかってしまった事で、大内軍の士気が大きく落ちていたのである。もともと、それぞれの国の国人衆の集まりである。士気を保つには無理があったのかもしれなかった。
士気がさがった大内軍は尼子氏の堅城・月山富田城を攻めあぐねたのである・・・
そして、遂に岩見・備後の国人衆の中から尼子氏に寝返る者達が出始めたのである。そうなると、寄せ集めの軍の崩壊は早かった。
大内義隆は撤退を余儀なくされた。この撤退で、大内義隆の養嗣子である大内晴持が乗った船が転覆し溺死してしまう。さらに小早川正平が討ち死に。毛利元就も多くの家臣の犠牲で逃げ帰った。
まさに大大敗であった。そして、この大敗で大内義隆は完全に戦意を失い領国経営よりも自分の趣味の世界にのめり込んでいってしまうのである。それが、大内氏の滅亡の始まりとなっていくのであった・・・
この戦いで、尼子氏は勢いを取り戻すのである。大内氏では義隆に代わり重臣の陶隆房(晴賢)が大内家を動かすようになっていくのである。
この情勢は、また中国地方に新たな裏切りと戦いを呼ぶこととなるのである・・・今回は
ここまで。
【お知らせ】
原一六四のメルマガ「愛すべき残念な武将たち」の第3回目の配信をしました。佐久間信盛の残念な行動をお送りしています。
織田信長の朝倉攻めで、ある事が起きます。そのある事とは・・・その事が佐久間信盛にどんな関係が・・・
次回の第4回目の配信で佐久間信盛の最大の失敗が明らかになります!!
気になる方は配信前にメルマガ登録を済ませておいてくださいね。次回の配信は4月15日(月曜日)夜7:00位を予定してます。
原一六四の「愛すべき残念な武将たち」が読めるのは、このメルマガだけです!!読んでくれる方は今すぐ無料登録してくださいね。
このメルマガは読んで必要ないと思ったら、いつでも購読解除できますので安心してください。また登録から購読解除まで、お金はいっさい、かからないので安心してください。
原一六四のメルマガ「愛すべき残念な武将達」を申し込んでくれる方はこちらをクリックしてください。
さて、もう一つのメルマガ もう一つの「戦国 城跡 歴史の裏側教えます!!」ですが、本日第42号が発行されました。
今回は真田信繁(幸村)の心理戦についてのエピソードについて書いています。
大阪夏の陣、真田丸もなく堀も埋められ、かなり不利の中、徳川軍が迫りくる。真田信繁(幸村)の前に現れたのは東北の雄・伊達政宗の軍。
味方の兵が敵を前に焦せるなか真田信繁(幸村)は動こうとしない。もう戦意を失ったのか、それとも信繁(幸村)の戦術なのか・・・兵たちは焦れに焦れている。
だが、信繁(幸村)は、ある時を待っていた・・・
この原一六四の、もう一つの「戦国 城跡 歴史の裏側教えます!!」は歴史上の偉人の知られざる行動や考え方のエピソードを紹介しています。その行動や考え方は現代でも役に立つものばかりです。
歴史上の偉人の行動や考えかたを知って、あなたの人生を豊かなものにしてください!!
このメルマガは「愛すべき残念な武将たち」とは違うメルマガですのでご注意を。
こちらのメルマガも読んで必要ないと感じましたら、いつでも購読解除できます。また登録から購読解除まで、お金はいっさい、かからないので安心してください。
原 一六四のメルマガ もうひとつの「戦国 城跡 歴史の裏側教えます!!」を登録して読むはこちらをクリックしてくださいね。
「城跡TV」はこちらより↓↓
この度、フェイスブックで新たなグループを作りました!! 「歴史 城跡倶楽部」という名前のグループです。 マイナーからメジャーまで歴史や城跡の事を気軽に投稿してもらって歴史や城跡で盛り上がろうという趣旨のグループですので、気軽に参加してください。