こんにちは、城跡で日本を元気にする「城跡地域活性活用専門アドバイザー」であり「日本マイナー歴史研究専門家」の原 一六四(ひろし)です。

 

本日はイベント報告の続きです。

 

さて、参加者様と合流し、いよいよ高山城へ出発です。まず、出てくるのが三の丸跡の堀です。

 

高山城2高山城3

高山城4高山城5

綺麗な形として残っておりました。

 

高山城は、堀はここだけだそうです。おそらく、高山城は、相当堅固であり、標高も高い為、堀はここだけで十分だったのでは、という事でした。

 

この堀を見ながら、三の丸跡に建った護国神社の脇を通り登っていくと、二の丸の跡へ出ます。

 

そこで待っているのは

高山城1

 

金森長近の像です。とても立派です。ここは公園になっており、大変多くの人が居ました。弾薬班中谷さんの話では、昔、この二の丸跡には学校があったとの事。それほど広いです。

 

高山城

 

その広い二の丸公園を見ながら進み、照蓮寺というお寺の横を通って進みます。この照蓮寺の建っている場所が、二の丸御殿が建っていたと言われています。

 

高山城0

 

そのルートを進むと、大手門に向かいます。その途中、今は整備された道ですが、おそらく当時の人が通ったであろう道があります。

 

これは、高山城を知っている地元の方でないと分らない所です。こういった所が城跡を知っている人と行く面白みです。

 

高山城6

ちょっと分かりづらいですが、真ん中あたりが、そうです。

 

更に進むと大手門が出てきます。ですが、この大手門は復元された物だそうです。それでも、大きく立派です。

 

高山城8高山城7

 

このルートを進むと、大手門を見ながら登っていくと高山城の前進の天神山城の跡も見れます。高山城は天神山城を利用し高山城を造ったと言われています。

 

高山城9

意外に小さい跡地でしたが、室町から戦国前期なんかは、このくらいが多いです。ここからの城下は良く見え、ここに城があって城下町や敵の監視を考えると、城を建てたのが分かるような気がしてきます。

 

ここから、本丸を目指せます!!本丸に行ってみましょう!!

 

高山城11高山城10

高山14高山城12

高山城13

 

本丸には、それぞれ太鼓櫓などの印があります。そして、博物館でみた本丸御殿が建っていた跡地があります。一部、石垣が残っています。

高山城15高山城16

高山城17高山城18

 

少々、見にくくなっていますが、本丸屋形復元図があります。博物館で見た、復元模型といい、この復元図といい、実際に本丸に立ってみて、その広さを感じると、この場所に立派な本丸御殿があったというのは納得しますし、実際にあったら、凄いと感じずにはいられない感情にひたります。

 

そんな本丸を後に搦め手へ降りていきます。その途中、少し拓けたところがあります。

高山城19高山城20

 

中段屋形跡です。高山城は、三の丸、二の丸などに屋形跡があり、城跡としては広いけど高度な戦国時代後期の城跡の様子を見れ感じる事のできる城跡です。そして、ところどころに当時の石垣と思われる物も見ることが出来ます。

 

そして、二の丸公園に降りてきます。この他にも、高山城の水源を見にいきました。こうやって実際に攻めてみると、実際に攻めたら攻めれない!!水源はシッカリあるは、二の丸からして、普通の小さい城の本丸くらいの高さにあり、それでいてデカい。

 

多分、当時の様子から、山一つを城にしてしまった要塞だったと思います。

 

また、その広さゆえ、何か所も攻め口(入り口)があります。全部を攻めていると一日じゃ足りません。

 

ちなみに、高山城には吉田松陰の歌碑があります。吉田松陰は高山城に来たんですね。

 

高山城21高山城22

 

そして、二の丸公園内にあります、お店にて、座談会です。この、お店が、またいいんです!!昔ながらの、おもちゃなどを売っていて、実際に、そのお店で、だんごなど焼いていて、おいしい匂いがしてくるんです。早速、だんごと飲み物を買い、座談会です。

 

そこでは、金森長近について、これだけの城を築城するとは、一級の築城技術を持っていた。イメージとしては地味なイメージだけど、賤ケ岳の戦い、朝鮮出兵、関ケ原の戦いなど重要な戦には参戦しているところをみると、かなり優秀な武将であったと言えるなど、金森長近について、そうとうイメージが変わったという話で盛り上がり、更に、この地方の豪族の争いで三木氏と江間氏の戦いの裏には上杉謙信と武田信玄の川中島の戦いに関係があったなどの話を聞けました。これは、地元ならではの話でしたね。

 

こういう話が聞けるのが歴史オフ会での最大の良い所ですよね!!また一つ、自分の知らない、新たな歴史を知る事が出来ました。

 

本当に弾薬班中谷さん、和歌山さん、有難うございました。是非、皆さんも飛騨高山城に行ってみることをお薦めします!!見どころ満載ですよ!!食べ物もおいしいですから。

 

さて、今回残念ながら参加できなかった方の為に、お土産を買ってきました。

 

これを、ご希望の方にプレゼントさせていただきます!!

 

お土産は博物館で販売してた金森氏と高山城の資料です。これを見れば、金森氏の事、高山城の事がかなり良く分かります!!

 

これを手に是非、高山城に行ってみてください。何処に、何があったかなどの詳細もわかり城跡探索がより一層楽しくなります!!

 

そんな資料の中身を、ちょっと見せますね。

 

こんな感じです。博物館でしか販売していません。更に、今回のゲスト、弾薬班中谷さんよりプレゼントをいただきました。

 

 

この飛騨高山で売られていたスナックの未使用の袋です。アニメの赤影のスナックだそうです。もう、販売されていないそうです。弾薬班中谷さん、貴重な物を有難うございました。

 

これらを、ご希望の方にプレゼントさせていただきます!!

 

応募方法は、下記リンクより応募してください。

 

但し、このブログと、原一六四のフェイスブックのグループに登録していただく事。また、今回実際に城跡へ行くイベントをして思ったのですが、もっと実際に行ってイベントをした方が良いと感じましたので、次回、イベントを行う場所の候補、「つまり私の所には、こんな史跡があるから是非来てみて」というのを教えてくださる方が応募条件となります。

 

リンクから応募していただくと、そこに、登録してくださったブログでの名前、フェイスブックでの名前、候補地を記入する欄がありますので、それらを記入してください。確認が出来ればOKです。候補地は、分かる範囲で結構ですので、かるく推薦するポイントなど書いてください。

 

跡、ブログURLも記載していただくと助かります。

 

但し、応募がたくさん来た場合は抽選とさせて頂きます。

 

お土産は、一つです。赤影は二つあります。どちらになるかは分かりません。ご了承ください。

 

お土産・プレゼントに応募するはこちら

 

原 一六四のフェイスブックグループはこちら

 

応募は、今から6月24日(日)までです。

 

ここで、今回のイベントに参加してくれた和歌山様の感想です。

 

~ここから~

FBグループ歴史Mindで飛騨高山オフ会をやった際に、色々案内したのですが、法華寺の本堂や加藤光正のお墓、山岡鉄舟の事など高山の事知ってますと言ってる人でも知らなかった場所などあって、マニアックなようで重要な場所なので、好きな人達と情報を共有したいし実際に見て欲しいんですよね!やっぱり皆さんなかなか来れない場所だから、そこで意外な場所を知った!見れた!って喜んでいただきたいんです。

それと、加賀藩作成の測量図から本来の高山城登城に当たり、皆さんそれぞれの視点があるので、僕が見てないところを見ている人もいるんですよね。だから自分の視点ばかりじゃなく人の視点からの高山城を知って知識にしたいと思ったりしてます。

 

知識をひけらかすとかじゃなく共有して色んな話が出来ると楽しくて…

 

あとで休みながら話をした時もお互い知ってる事などを教えあったりして皆が同じ知識を持てるのが本当に楽しくて、原さんに喜んでいただけて本当に良かったというのが感想です。

加藤光正の話もまず知られていないからと案内し、経緯を話したら「それって残念な武将じゃない?」と言われて「そういえばそうだ!(笑)」と自分でも気づかされ、そのように楽しめるのが一番好きです。

 

普段の探索は初めての場所は特に自分のペースで好きなように回りたいんですが、知ってる人がいると調べ切れていないところまで教えてもらえるのも好きです。今回の逆の立場ですね!

 

だから、原さんが喜んだ気持ちもよくわかります。

自分はどれだけ歴史を知ってると自慢する人もいますが、惜しみなく教えあって身につけていくのが歴史を知る醍醐味ではないかな?と思います。

そういう意味でも、今回は三人でしたが、それでも十分楽しむことができました!

 

本当にありがとうございました!

~ここまで~
実際に頂いた声を、そのまま、載せさせていただきました。
 
このように、同じ知識を持つ喜び、新たな発見、自分では気づけない気づき、が実際にオフ会イベントに参加すると得られます。それは、実際に行った者だけが味わえる喜びです!!
 
是非、今度は皆さんと、そんな喜びを共有したです。
 
是非、皆さんからの応募お待ちしております。
 
今回のイベント報告は終了です。本当に楽しい一日を過ごす事が出来ました。参加してくださった方、弾薬班中谷さん、どうも有難うございました。