2019年05月30日  阪神 5-2 巨人 | プロ野球は巨人・Mリーグはコナミ好きなオヤジのブログ

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子供の頃から巨人ファン。小学生で麻雀を覚え、高宮プロのファンになりMリーグではコナミを応援中。昨年野球のWBCで中川絵美里NCのファンになりました。Mリーグでは菅原千瑛プロに期待しています。

阪神 4番4打点で巨人戦4連勝!!

 

 

 今季平成だった時は巨人戦6連敗と今年まったく巨人に勝てなかった阪神が、令和になって逆襲開始。きょうは4番大山が3点本塁打を含む4打点の活躍。投手陣も先発高橋投手が大城に2点本塁打を打たれたが7回まで投げて2失点と合格内容。リリーフ陣も巨人に得点を与えずに5-2で阪神が巨人に勝利して巨人戦4連勝となった。

 

 

 今日の試合は阪神がプロ2年目の左腕高橋投手で巨人は来日2年目のヤングマン投手の先発で始まった。巨人は阪神の先発投手が左腕だが5番に大城を起用。原監督が何を基準に打順を考えているかが全く分からない。1回表巨人は先頭の1番亀井が凡退したが2番坂本が四球で出塁。しかし3番丸がストレートを打ってピッチャーゴロ併殺打で初回は無得点。すると1回裏昨日のサヨナラ勝ちで2位浮上と勢いがある阪神が先頭の1番近本がショートへ内野安打で出塁。すると続く2番糸原の打席で近本が初球から2塁盗塁を成功させて一気に巨人にプレッシャーを与えた。そして糸原も四球で出塁。3番糸井はショートゴロに打ち取られたが併殺打にはならず1死1・3塁と外野フライでも先制点が取れるチャンスを作った。ここで阪神は4番大山に犠牲フライを期待したが、打球は巨人の外野手の頭上を通過してレフトスタンドに飛び込む3点本塁打を打って阪神が先制した。これで今日は阪神のワンサイドゲームになるような予感がしたが、巨人は直後の2回表に先頭の4番岡本がレフトへヒットで出塁すると、なぜか今日も5番スタメンの大城がベンチの期待に応えてセンターへ2点本塁打を打って巨人は2-3とすぐに1点差に追い上げた。そしてここから試合が均衡状態に入る。

 

 2回裏阪神は1死から8番北條が四球で出塁したが、9番高橋が送りバントが出来ずにチャンスを逃した。3回表巨人は2死から2番坂本が2打席連続の四球で出塁したが3番丸が三振でこの回は得点なし。3回裏阪神は1死から3番糸井が四球で出塁してまたしても続く4番大山の打席で阪神は糸井を走らせて2塁盗塁に成功。しかし後続にヒットが出ずに無得点だった。4回表巨人は5番大城からの打順で三者凡退で終わり、4回裏阪神が先頭の7番マルテがライトへのヒットで出塁し続く8番北條の内野ゴロで1死1塁と走者が入れ替わった。そして9番高橋の送りバントが今度は成功して1死2塁となり、さらに1番近本が四球で出塁したところで原監督がベンチから出てきて早くもヤングマン投手を交代して2番手で田口投手が登板。ヤングマン投手は4回途中で75球で3安打ながら3失点で交代となった。田口投手は2番糸原を打ち取ってこの回は無失点で終えた。5回表巨人は先頭の7番山本がセンターへヒットで出塁したが、8盤炭谷・9番途中出場の重信が凡退して2死となり、1番亀井も凡退してチャンスは広がらなかった。しかし巨人は投手を交代した時に6番ゲレーロを下げて田口投手を6番にして9番に重信を起用したが、それならばゲレーロをスタメンで使う意味はないと思う。昨日も書いたが、1打席や2打席ですぐに交代する外国人選手をスタメンで起用するならば日本人の若手を起用する方が将来性があるのではないか。どうせ今のチーム状況を見れば今年も巨人の優勝はない。来年も同じ事を繰り返さないためにもベンチはもっと先を考えるべきだと思う。5回裏巨人は田口投手を続投させたが、先頭の3番糸井にセンターへ3塁打を打たれ、続く4番大山に2ストライクと追い込みながらセンターへタイムリーヒットを打たれて1失点。また阪神に流れが傾き始めた。しかし1死から6番梅野が併殺打を打ってくれてこの回は1失点で済んだが2点差に広げられた。

 

 試合は後半に入り、6回表巨人は先頭の坂本が今度は先センターへヒットで出塁。しかし続く3番丸の打席でヒットエンドランをかけたが丸は空振り三振で坂本は2塁ベースのはるか前でタッチアウトとなってチャンスが消えた。6回裏巨人はまだ田口投手を続投。田口投手はこの回は7番からの下位打線で三者凡退に打ち取った。7回表巨人は先頭の大城が9球粘ったが三振。続く6番代打も中島・7番山本も凡退して巨人は全く反撃のチャンスが作れない。7回裏巨人は3番手で高木投手を起用。高木投手は昨日延長11回表に無死満塁で登板して阪神のサヨナラを防いだ功労者。しかし先頭の1番近本にセンターへ3塁打を打たれると、続く2番糸原にレフトへのファウルフライを打たれた。私はこれ以上得点差を開かれないためにこのファウルフライは取らないと思ったが、レフト重信が捕球した。しかも本塁への送球が3塁走者と重なって結局3塁走者の生還を許して巨人は決定的ともいえる5点目を取られてこれでほぼ今日の敗戦が決まった。阪神の高橋投手は7回を投げ終えて交代となり、7回で120球で3安打2失点と好投した。

 

 阪神は8回表は2番手でジョンソン投手が登板して三者凡退に打ち取った。そして8回表気がつけば宇佐見が代打で登場。最初は小林が登録末梢になったのかと思ったがベンチにいた。これで巨人は現在1軍に捕手登録の選手が5名もいる。2軍に打てそうな野手がいないという事がこれで明白になった。そして9回表は阪神は3番手でドリス投手が登板して巨人打線を無失点に抑えて試合は5-2で阪神が巨人戦で4連勝となり、3位の巨人と1.5ゲーム差に広げた。

 

 今日の試合では2番坂本が2四球の後2安打と4打席全てで出塁したが、1番亀井と3番丸にヒットなし。昨日も初回に1番亀井がヒットを打ったのに2番坂本が併殺打になり、その後3番丸にソロ本塁打が出るというちぐはぐな攻撃になっている。世間では2番最強説とか勝手に言っている解説者も多いが、どうも最近は2番坂本と3番丸のつながりが良くない。特に1番亀井と3番丸はシンクロしていることが多いが、その時は必ず2番坂本がブレーキになっている。そろそろこの打順を見直す必要が出てきたのではないだろうか。私は坂本と丸のコンビがあまりにも話題になっているのでどうも両者が意識し合ってそれが悪影響になっているような気がする。できれば両者の打順を1つは離すべきだと思うが、1番坂本・3番丸にしたら2番に入る選手がいない。シーズン最初は1番の吉川尚がブレイクかと言われていたが結局腰の違和感から戦線離脱。昨年も走塁の時に骨折して戦線離脱しているだけにこの選手が将来1番か2番を打つ才能はあっても試合に出続けて固定できるとは思えない。しかし1番坂本・3番丸にしたら2番亀井とはいかないと思うし、亀井はやはり5番があっていると思う。そして4番岡本以外は結果は別としてホームランバッターというタイプではないので岡本の打順を変えて他の選手を4番にするというのもやはり違和感がある。どちらにしろ今の打順を変えないのならば、2番坂本と3番丸の成績がリンクするようになるまでは巨人は勝てないだろう。そして阿部を早く1度2軍に落とすべきだと思う。阿部がいないとチームが盛り上がらないというのならば巨人はもう終わりだ。

 

 明日からは交流戦前最後の3連戦。巨人は東京ドームで中日と3連戦を戦う。明日の予告先発は巨人が菅野投手が登録できるが、おそらく毎年交流戦での成績が最終的なチーム順位にかかわってくるという事を考慮して明日はルーキーの高橋投手を中7日で先発させる。おそらく土曜日がメルセデス投手で日曜日が山口俊投手。そして交流戦初戦の楽天戦の第1戦で菅野投手が復帰するのではないだろうか。中日はプロ3年目の柳投手が中5日で先発予定だ。

 

 

 今日の他球場は昨日もヤクルトに勝利した広島が今日もヤクルトに13-0と大勝。投げてはプロ2年目の20歳の広島の山口投手がヤクルト打線相手に7回2死までノーヒットピッチングを見せてヤクルト戦3連勝となり、ヤクルトはこれで泥沼の14連敗でついに単独最下位に落ちた。果たして昨年のように交流戦で復活切るのか・・・。そしてDeNAが中日に勝利してようやく最下位を脱出して5位に上がり、4位中日とも1ゲーム差になった。広島は昨日で30勝となり12球団で30勝1番乗りとなり、負け数も12球団で唯一まだ20敗以下のチームとなっている。

 

 パリーグは昨日首位を奪い返したソフトバンクが今日もオリックスに勝利して貯金が5つとなって首位をキープして、今日試合がなかった2位楽天と1ゲーム差にした。そして日本ハムがロッテと対戦し、打線が4回までで8点を取り、有原投手が9回無失点で完封勝利で13奪三振とロッテに大勝。日本ハムはようやくチーム状態が上向いて貯金1つで4位となり、ロッテはやや失速して借金2つとなって5位になった。

 

 

 今日は大坂なおみ選手の2回戦が行われ、ベテランのアザレンカ選手相手に第1セットを取られたが、第2セット中盤から盛り返して第2・第3セットを連取してかろうじて3回戦に勝ち上がった。明日は錦織圭選手の3回戦が行われる予定。