日本の企画は世界に盗まれている! | hirブログ

hirブログ

※メモ代わりに活用中

ハリウッドでエンターテイメント系のビジネスをしているアメリカ人に尋ねてみました。

1、「日本人とビジネスをする上で感じる事は何ですか?」
 ・日本人はビジネスの商談になると最終的に「上と相談」と言う
 ・日本人は真面目だけれど肝心なところの「決断が遅い」
 ・仕事の「リズムが合わない」。
 ・仕事(ビジネス)をあまり「楽しまない」。


2、「日本人の悪い特徴って、何?」
  ・日本人は良いものを隠しがる。
 ・交渉力(語学能力)やユーモアが非常に弱い。
 ・言葉で伝える事が下手。
 ・いざという時の個人の決断力がない。



そういった結果から起こっている現実

日本の作品や企画が認められるのが遅い

日本には世界に通用する優れた商品や作品、企画などはたくさんあるけれど、それらが何年も後にヒット作として取り上げられたりする。これは交渉する人や売り込める力のある人が少ないことが大きな理由になっているそうです。基本的に日本人は相手が見つけてくれるの待つという体制が多いので、この”待ち”の姿勢がこういった結果を生んでいるのかもしれない。

映画などで日本人から見てもおかしな日本人がいる?
アメリカの映画などでも語学力やコミュニケーション能力のない日本人役者の代わりに、そういったことに優れたアジア系の役者が日本人として起用されるということは結構あるそうです。なぜなら、映画やTVとなると”ただ少し英語が話せます”ではなく、細かい演技や要望のニュアンス、スピード、しっかりとしたコミュニケーションが取れなければならない。当たり前だけど、そういった部分の感覚に合わせながら相手の要望に対して結果を出さなければいけないのです。使う側(監督、プロデューサー)からしてみれば、そういったところでのストレスは避けたいと考えます。なので、
語学力やコミュニケーション能力に優れたアジア系の役者が日本人として使われたりするという現実が実際にあるそうです。そしてそれは良くも悪くも”それ(映画の中の人)が日本人というイメージ”がついてしまうのです。
 
日本の良いものは世界で勝手に使われている?
上記でも書いていますが、
ただ少し英語が話せます”という程度ではビジネスとしての武器にはなりません。考えてみてください、日本にいる外人が日本語を話せます、というだけで通用するでしょうか?もちろん、言葉が理解できることで何かしらの仕事はできるかもしれませんが、ビジネスをするとなると単純に個人のスキルやセンスは重要となってきます。とくに何かを売り込む、権利をもらうといった交渉事になると、
高いレベルの語学力や交渉スキルが必要となってきます。ただ、そういった能力を持った人材は
日本人にはあまりいない為、日本との交渉や契約を無視して日本の良い企画やアイディアが世界で盗まれたり、勝手に使われたりしている現実があるそうです。



世界に日本人の凄さを分からせろー!!
アメリカ(世界)で
何らかの契約や著作権物などを売り込む時には、知識と同様に優れた語学力と交渉力発言できる力や決断できる力)が重要になってきます。世界に通用するレベルの高い交渉力を持った人材を育てていくこと、

その仕組みをうまく国で作っていけるかがこれからのグローバル時代に必要になってくるのではないでしょうか? しかし残念ながら、口ではグローバル、グローバルという人は増えてきたけど、本当の意味で世界へ視野を向ける日本人はまだまだ少ないのが現状だと思います。なのでまずは、いかにグローバル対して魅力を持たせれるかがこれからのステップアップとして必要になるのではと思います。ニコニコ