クルマがマトモになるにつれ不安になる毎日ですが。
車庫内は部品が増えてとっちらかっております。
スペア部品はすっかりオブジェになっており。
(ボンネット/フェンダーの先端があったら面白いのになぁ)
ダメダメっぷりを遺憾なく発揮しております。
『こしらえる』・・・普段はまず使わない言葉ですが、なんとなく気持ちがこもっているようで好き。
今回はそんなこしらえた物たちをば。
まずはボンネットワイヤー。
何故かボンネットワイヤーが付いておらず、ずっとグリルの隙間からドライバーを差し込んでボンネットを開けておりました。
流石に面倒なのでワイヤーを作成。
自転車用リアブレーキワイヤー、収縮チューブ、配線保護チューブ。
そして車両に残っていたグロメット(?)と室内に落ちていたグリップ部分。
確か純正はワイヤーに保護が巻かれていたので収縮チューブを買ったのですが、すぐに破れてしまうのであんまり意味がありませんでした。
(キャッチ部分は軽く清掃してグリスアップ。)
そしてイグニッションコイルのところで90度曲がり、エンジンルームから室内へ引き込み・・・
輪っかにしたワイヤーの端を額縁を吊るワイヤーをカシメるやつ(アルミのスリーブ)で処理し、車体にネジ留め。
確か元のヤツはこんな感じだったはず・・・
ボンネット開閉がラクになりました。
お次は色が異なっていた左右のドアライニング。
何故かドアライニングのみNⅢカスタムの茶色に替えられておりました。
以前の記事にも書いたとおり、ドアごと交換したのではなくわざわざ取り付け穴を開けてこのライニングが取り付けられており・・・(謎)
アームレストに憧れたのかもしれん・・・
いずれにしても一部の色が異なるのは納得がいかないので中古の黒色のライニングを入手するのですが。
ヨレヨレのヘナヘナなのでそのままでは使えず。
純正には拘りたいので表皮を引っぺがし、ボードを作成します。
お手軽なところで『プラダン』でも良かったのですが、なんとなくここでも拘りが出て、わざわざMDFボード(だっけ?)を購入。
で、ヘナヘナのボードを元に
MDFボードにトレースし
カットして
格安ホールソーセットを購入し、
テキトーに
フィーリングで穴を開けて
整えます。
んがしかし、元のボードを忠実にトレースしたにもかかわらず、何故か表皮の寸法が足らず。
経年劣化で表皮が縮んだのかもしれません。
全体が反っていたし。
仕方がないので少しずつ四隅を削り、表皮に合わせました。
・・・こんな感じなので気が向いた時だけ作業していたら内張を入手してから一年以上が経過しておりましたw
(何故か表皮を被せた時の画像がありません・・・)
まがりなりにも無事表皮を被せる事が出来たのでドアへ取り付けるのですが・・・
その前に、ドアのメンテナンスホールのビニールを貼らなければいけません。
これが無いと水がどんどん侵入してまたライニングがふやけてしまします。
都合の良いビニールが無いので簡単に手に入る、出来るだけ分厚いビニールを買ってきて、
(簡単に手に入る分厚いビニールw)
54cmX32cmに切ってドアに貼り付けます。
理想のブチルシールが手に入らないので妥協に妥協を重ねてコーキングで留めます
品質はアレですが水が浸入しなければヨシ!です。
案の定、四苦八苦しながらドアに取り付けたのですが、運転席側のロックレバーの部分を修正しようとして表皮を切ってしまい。
ギリ見える部分でトホホでありますw(なので画像は無し)
ビフォア
アフター
やっと室内に統一感が出ました(嬉)
ちなみに前回、画像が無いと騒いでいたキーシリンダーはこんな(↓)感じで
清掃、給油、組み立てをしました。
黒いヤツはプッシュボタンのホルダー。何故か助手席側の物が付いていて、左右で角度が異なり、それが原因でキーの施錠時、開錠時の位置がおかしくなっておりました。(謎)
本来のメッキが黒色に塗られているのも・・・謎。
お次はバッテリーケーブル。
当時の軽自動車のバッテリーはAタイプのイマドキの端子とは異なる形状なのでホームセンターで買った端子をテキトーに取り付けていたのですが、見栄えが良くないのと、旧い配線は抵抗が大きくなっている(だろう)という事で勝手に作ります。
アマゾンにて14sqの銅線、バッテリー端子、端子カバーを買って元の純正に近い物を作ろうと企てて。
端子をカシメる工具が無いのでヤッフォークで格安の工具を買ったら・・・
アホほどデカい物が届いてw
そもそも何の為の工具かも知りませんし。
おまけにアタッチメントが無かったので無謀にもショックドライバのマイナスを削って嵌め込み。
なんとかなりましたw
あんまり出来は良くありませんが
そこそこの物になりました。
『パッと見純正』を目指します。
昔、お世話になった電装屋さんが、『ブースターケーブルは新しいうちに端子のカシメ部分にハンダを流しておいたら長持ちする』という話を聞いたので
一応、
ハンダを溶かしておきました。
これで少しでも導通が良くなればと思います。
マイナス側は面倒なのでプラス側のみにしようと思ったのですが、配線が余ったのと、せっかくだからということで調子に乗り。
面倒なのはステーの入れ替え。
このステー、意外にもコイルと共締めになっているだけではなく、ボンネットワイヤーの向きを変えるのと、何よりボディアースになっているようで、重要な部分。
グダグダになりながらも叩いて伸ばして付け替えて。
完成(か?)です。
一緒に付いている細い線(2sqです)はレギュレータのアース部分に共締めして少しでも多く電気を流してやろうという素人の気休め。
気のせいかイグニッションをオンにした時の反応が良くなったような。(プラシーボ・・・以下略)
(バッテリーがボロっちくてみっともない)
とりあえずの目標、『パッと見純正』・・・っぽくなりましたw
最後はフューエルリッドのレバーであります。
過去に私の関わったNコロは殆どが壊れていた部分です。
海外サイトで、個人で作っている人が(↓)居るようですが
販売をしているのかどうかが判らず、手がでません。
なので代わりになる物を作成。
6mm径のアルミ丸棒を買ってきて断面をダイエーのマークの如く削り。
(スプリングが入るスペースです)
先端にネジを切るのですが
もうこの時点でグダグダw
ダイスの端が斜めになっているのでなで肩の如く削れてしまい・・・
これまたアマゾンで買った『ツマミねじ』を付けるも
失敗の匂いしかしませんw
一緒に入るスプリングのストッパーを再現すべく適当な位置に穴を開けてネジを刺して
頭を削って
妥協w
ネットの画像(↓)を参考にすべく
こちらもアマゾンで買った汎用スプリングと職場に落ちていた細い針金で
見よう見まねでデッチアゲしましてw
取り付けますが
(アタマでっかちすぎw)
ぎこちないながらも作動はすれど見栄えがお世辞にも良いとは言えず。
グロメットもまだ見繕ってないし。
幸いにもウチの車両はドアの隙間がデカいので干渉はしませんがギリギリ(!)
まぁ試作第一号はこんなもんです。
誰か複製して~。できれば金属でw
・・・と、そんなこんなで平和な日々を過ごしてます(←?)
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